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動物看護師やめとけと言われる理由・デメリットを解説!

かわいらしい動物たちと触れ合うことのできる職業として人気の動物看護師。動物好きな人なら、一度は憧れる職業ではないでしょうか。

しかし、『動物看護師を目指すのはやめておいた方がいい』と言う人がいることも確かです。そこで本記事では、やめとけと言われる理由から、動物看護になるデメリットまで詳細に解説します。

この記事のまとめ
  • やめとけと言われる理由
    ハードワークな上に給料が低いケースが多く、さらに閉鎖空間ゆえの人間関係の悪化など、デメリットやリスクが多いため。
  • 実情を理解して慎重に決めよう
    仕事選びで後悔しないように、実際に働いている人から話を聞くなりして、事前に綿密な調査をおこなってから決断しよう。
目次
編集 セオリーズ編集部

本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。

この記事の結論:
動物看護師やめとけと言われる理由

ここでは「動物看護師やめとけと言われる理由」を網羅的に解説していきます。具体的に下記の通りです。

動物看護師やめとけの理由
  • 給料が低い
  • 労働環境が厳しい
  • 閉鎖的な人間関係
  • 怪我が絶えない
  • 動物に関わらない仕事も多い
  • すべての動物を助けられるわけではない

動物看護師やめとけと言われる理由#1
給料が低い

一般的に『動物看護師の給料は低い』と言われており、年収が日本の平均年収よりも低いケースがほとんどです。そもそも、無資格でも働くことができるため、専門性が低いと考えられているためです。

令和4年5月より、動物看護師の資質向上などを目指して「愛玩動物看護師」という国家資格が誕生しましたが、まだまだ資格の有無が給料に反映されているとは言えない状況です。

実際、地域によっては、年収200万円未満、月収20万円未満で生活している動物看護師も珍しくなく、生活は決して余裕があるとは言えません。

動物看護師やめとけと言われる理由#2
労働環境が厳しい

暴れる犬や猫をおさえたり、重たい動物を持ち上げたりなど、動物看護師の仕事には肉体労働が多いと言えます。

また、基本的に立ち仕事であり、休憩時間以外はほとんど座ることができないばかりか、忙しい時期はまともに休憩を取れないことすらあります。

さらには、一般的に動物病院での勤務時間は長く、早朝から夜遅くまで働き詰めになることも珍しくありません。動物病院によっては土日祝も休めない場合があり、他職種と比べて休みが少ないと言えるでしょう。

動物看護師やめとけと言われる理由#3
閉鎖的な人間関係

一般的な動物病院では、従業員の人数が少なく、人間関係が密になる傾向があります。

また、休みがない、かつ労働時間が長いことが多く、職場以外の友達と会うことも難しくなり、人間関係が職場に限定されてしまいがちです。

このような閉鎖的な職場では、良好な人間関係を築けなかった場合に、大きなストレスとなってしまいます。実際、動物看護師の転職理由として最も多いのが「職場の人間関係」であると言われていますね。

動物看護師やめとけと言われる理由#4
怪我が絶えない

動物病院に来る動物たちは、慣れない環境に戸惑い、攻撃的になることがあります。怪我が絶えません

ときには動物たちに引っ掻かれたり噛まれたりして怪我をしてしまったり、傷から菌が感染して大きく腫れ上がってしまうこともあります。

中には傷跡が残ってしまい、夏でも長袖が手放せないという動物看護師も結構多いですね。

動物看護師やめとけと言われる理由#5
動物に関わらない仕事も多い

動物看護師の仕事内容は、必ずしもすべて動物に関わるとは限りません

例えば、待合室や診察室、犬舎・猫舎の掃除から在庫管理、会計業務、電話対応など、さまざまな仕事を行う必要があるのです。

ときには飼い主から理不尽なクレームを受け、精神的に疲弊してしまうこともあります。動物と触れ合いたくて動物看護師になったのに…と残念に思う人もいるのではないでしょうか。

動物看護師やめとけと言われる理由#6
すべての動物を助けられるわけではない

当然ですが、動物病院に来たすべての動物が元気になって帰っていくわけではありません。病気の種類や進行度合いによっては、残念ながら助けることができないこともあります。

また、飼い主の方針や経済状況によっては、助けられるかもしれない命が絶たれてしまうこともあります。

動物の治療方針は、あくまで飼い主が最終決定権を握っています。助けたいのに助けられない状況を歯痒く感じてしまうこともあるでしょう。

動物看護師やめとけと言われる理由
ここまでのまとめ

ここまで解説してきた『動物看護師はやめとけ』と言われる理由を、改めて記載すると下記の通りです。

動物看護師やめとけの理由
  • 給料が低い
  • 労働環境が厳しい
  • 閉鎖的な人間関係
  • 怪我が絶えない
  • 動物に関わらない仕事も多い
  • すべての動物を助けられるわけではない

就職した後に「思っていたのと違った…」と後悔しないためにも、実情を知っておきましょう。

ここまでは動物看護師の「負の側面」に限定して述べてきましたが、それ以外の側面はどうなっているのでしょうか。ぜひ網羅的に見ていきましょう。

動物看護師の実情(年収や離職率等)

ここからは、動物看護師の年収や離職率、業務内容について、詳しく解説します。それぞれ順を追ってご説明していきます。

動物看護師の実情
  • 年収
  • 離職率
  • 業務内容

動物看護師の実情#1
動物看護師の年収

厚生労働省のデータによると、動物看護師の全国的な平均年収は322万円、求人賃金の月額は19.9万円とされています。(出典:厚生労働省

また、動物看護師を対象に行われたアンケートでは、年収200万円未満と回答した動物看護師が最も多く、約50%の動物看護師の月収は15〜20万円とのことです。(出典:一般社団法人 日本動物看護職協会

このように、動物看護師の年収は日本の平均年収(460万円)と比べても低くなっているので、都心部のような物価の高い地域では、一人暮らしは難しいかもしれません。

動物看護師の実情#2
動物看護師の離職率

動物看護師は離職率が高いと言われています。全体平均は公開されていませんが、動物病院によっては1年以内にほとんどが辞めるケースもあります。

離職理由1位は「職場の人間関係」

動物看護師を対象としたアンケートによると、離職の理由としては、「職場の人間関係」が最も大きな理由でした。多くの動物病院は、経済的な側面から、従業員の人数が少なく、閉鎖的な環境になりがちです。

そのような環境で人間関係がぎくしゃくし、働きづらさを感じている動物看護師が多いようです。

また、離職理由として、給与や待遇、仕事内容をあげる動物看護師も少なくはありません。労働環境や給与面以上のやりがいを感じられる職場でないと、長期間働き続けるのは難しいようです。

動物看護師の実情#3
動物看護師の業務内容

主な仕事は、獣医師の助手として診療の補助を行ない、動物の世話をすることにあたります。

動物看護師の業務内容
  • 動物に関わる仕事
    • 診察中に動物が動かないよう抑える
    • 血液検査などの検査や治療の補助
    • 入院管理している動物の世話
  • その他の事務仕事
    • 電話対応や飼い主指導
    • 病院内や診察台等の掃除
    • 在庫管理、備品の補充、会計業務等

上記のように、直接動物に関わらない仕事も多く存在します。掃除や備品管理といった、たいていの雑務はすべて動物看護師の仕事になります。

また、入院管理中のペットとの面会にきた飼い主とコミュニケーションをとる機会もありますね。

動物看護師に向いている人

ここまで説明してきた内容を踏まえて、動物看護師に向いている・向いていない人の特徴を解説します。

動物看護師に向いている人の特徴
  • 肉体的、精神的にタフであること
  • 給与や待遇、労働環境よりもやりがい重視

動物看護師に向いている人#1
肉体的、精神的にタフであること

まず第一に、体力やコミュニケーション能力に自信があり、厳しい職場環境にも耐えられる人でない、動物看護師を続けるのは難しいかもしれません。

なぜなら、動物看護師の仕事は拘束時間が長く、立ち仕事や力仕事が多いなど、体力を要するからです。

また、動物病院という閉鎖的な人間関係の中で、精神的に疲弊してしまう動物看護師も数多くいます。良い意味での「鈍感力」「タフさ」が必要になりますね。

動物看護師に向いている人#2
給与や待遇、労働環境よりもやりがい重視

動物看護師は、ハードな仕事にも関わらず、給与や待遇は決して恵まれているとは言えません。

そのため、ある程度の給与や待遇面、労働環境の悪さを許容できて、やりがい重視で考えられる人でないと、働き続けるのは難しいと思います。

補足|動物看護師の専門性が築かれつつある

令和4年5月より、動物看護師の資質向上を目指して、国家資格「愛玩動物看護師」が創設されました。

これにより、獣医師の指示の下での診療の補助(採血やマイクロチップの装着等)を行うことができるようになるなど、動物看護師の専門性が高まっています

従来よりも、知識や技術が評価されるようになるので、成長実感を感じやすくなるかもしれません。

動物看護師になるには

就職にあたって、特に学歴や資格を必要としない動物病院も多いので、まったくの未経験でも動物看護師になることは可能です

ただ一般的には「専門学校や大学へ入学し、動物看護に関する知識や技術を身につけてから働き始める」という方がほとんどです。また、仕事の幅を広げるためにも、国家資格まで取得できると理想です。

動物看護師になるには
  • 無資格でもなれるが選択肢は狭まる
  • 大学や専門学校に通って専門性をつける
  • 国家資格「愛玩動物看護師」を取得しよう

動物看護師になるには#1
無資格でもなれるが選択肢は狭まる

動物病院は動物の命を預かる現場であるため、専門的な知識や技術がない状態だと、動物と関わる仕事には関わることができない可能性すらあります

また、近年の動物看護師の国家資格化(愛玩動物看護師)に伴い、動物看護師に求められる知識・技術レベルが高まっていくことが予想されます。

ペット業界未経験で、さらに無資格の場合、就職先の選択肢はますます狭まっていきます。専門性の高い技術を身に付け、仕事にやりがいを見出すためにも、大学や短期大学、専門学校に通い、国家試験を受験・合格するのが理想です。

動物看護師になるには#2
大学や専門学校に通って専門性をつける

これから動物看護師を目指す方は、資格を取るために大学または専門学校に通う必要があります。大学と専門学校についてまとめました。

 学校数 通う年数 学費の目安
大学8校4年間400〜500万円
専門学校60〜70校3年間200〜300万円

大学ではより幅広く、専門学校ではより専門的に学ぶことができます。それぞれの特徴は下記の通りです。

大学の特徴
  • 教養も学べる
  • 単位制なので、空きコマや長期休みなど自由時間が多い
  • 実習が少ない
  • 獣医学部と併設の場合はより深い知識を学べる
  • 就職は基本的に自分で(企業や産業動物など、他の職業も比較的就職しやすい)
専門学校の特徴
  • 専門性が高く、教養の授業は少ない
  • 自由時間が少ない
  • 実習が多い(学外実習含め)
  • 就職に手厚い(就職先は限られている)

実際、新卒で就職してくるスタッフを見ていても、就職してからの大きな差はありません一概に「大学に通ったから優秀」ではないので、「とりあえず大学」と考えず、自分に合った方を選ぶといいですね。

動物看護師になるには#3
国家資格「愛玩動物看護師」を取得しよう

今までは民間資格の「認定動物看護師」でしたが、2023年より国家資格になり、「愛玩動物看護師」となりました。

2022年度国家試験概要
  • 「予備試験+本試験」または「本試験のみ」の2パターン
  • 予備試験は、認定動物看護師資格の有無や、カリキュラムにより受験が必要。
  • 試験受験前には、各々決められた時間の動画視聴による勉強も必要。

なお2025年度では、5048人の愛玩動物看護師が誕生しています。合格率は88.0%と高いことが特徴です。(参照:動物看護師統一認定機構

補足 現スタッフへの優遇措置

現在動物病院で働いているスタッフのための優遇措置として、5年間の猶予があります。猶予期間中は、5年間の勤務経験があれば、学校を卒業していなくても国家試験を受験できます。


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