カイエンは、発達障害のある方への支援に強みがある就労移行支援です。100種類以上の職業訓練や社会人スキル・自己理解講座を通じて、自分の特性を整理しながら就職準備を進められます。
一方で、直営事業所は首都圏と大阪が中心のため、地域によっては通いにくい場合があります。この記事では、他の就労移行支援と比較しながら、カイエンを使うべきか判断しやすい形でまとめました。
- カイエンがおすすめな人
発達障害の特性を整理しながら、100種類以上の業務体験や社会人スキル講座を通じて自己理解や職業訓練を進めたい人に向いています。 - おすすめしない人・合いにくい人
近くに通える直営事業所がない人や、全国展開の大手サービスを利用したい人には合わない場合があります。気になる方は、他の事業所も比較しておくと安心です。 - 他事業者も見学して比較するとよい
大手でプログラムが充実しているLITALICOワークスやウェルビーもあわせて見学すると、支援内容や雰囲気を比較しやすくなります。また、就労移行支援をまとめて探せるかべなし求人ナビもおすすめです。
本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。
まずは概要から:
カイエンの特徴まとめ

- 都心部×発達障害に特化
- 対応エリアは一都三県+関西+愛知
- 職業訓練100職種以上・講座50種類以上
- 就職率86%・定着率95%の高水準
- 200社以上提携、累計2千人以上の就職実績
- 発達障害特化型の中でも安定した支援実績
カイエンは、発達障害(ASD・ADHDなど)に特化した就労移行支援サービスです。職業訓練100種類以上、自己理解・社会スキル講座50種類以上と、学習コンテンツの幅が広い点が特徴です。
また、発達障害に理解のある企業200社以上と提携しており、独自求人も豊富です。累計2,000人以上の就職実績があり、就職率86%、6ヶ月定着率95%と安定した水準を維持しています。
ITスキルを学べるクリエイティブコースや適職診断も用意されているため、スキル習得と自己理解を並行して進めたい人に適しています。
\ まずは雰囲気を確認するだけでもOK /
公式サイトへ移動します
| kaienの基本情報 | |
|---|---|
| サービス | 就労移行支援事業所 |
| 対応障害 | 発達障害中心 |
| 事業所数 | 20拠点以上 |
| 就職者数 | 累計2,000人以上 |
| 就職率 | 86% |
| 定着率 | 95% |
| 対応地域 | 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)/関西(大阪・京都)/愛知 |
| 運営会社 | 株式会社kaien |
| 公式サイト | https://www.kaien-lab.com/ |
就職実績

引用元:公式サイト
EY JAPAN株式会社/PwC Japan 有限責任監査法人/SOMPOチャレンジド株式会社/アクセンチュア株式会社/アディダス ジャパン株式会社/アマゾンジャパン合同会社/オムロンエキスパートリンク株式会社/グリービジネスオペレーションズ株式会社/ジブラルタ生命株式会社/ソニー希望・光株式会社/チームラボ株式会社/デロイト トーマツ コンサルティング合同会社/マンパワーグループ株式会社/楽天ソシオビジネス株式会社/株式会社 SHIFT/株式会社JR東日本情報システム 他
カイエンの良い評判・メリット
まずは、当サイトで実施したオンライン調査や、SNS・Googleマップ上の公開口コミを参考に、良い評判として挙げられやすいポイントを解説します。
- 訓練のプログラムが豊富
- 支援員が親身になって対応してくれた
- IT・Webデザインに特化したコース
良い評判・メリット①
訓練のプログラムが豊富
カイエンの良い評判として「訓練プログラムを通じて就職準備を進められた」という口コミが多くありました。具体的には、下記の通りです。
- 障がい特性への理解が深まり、適職の探し方を学べた
- Excel等のPCスキルを向上させることができた
- 職場でのコミュニケーションスキルやメンタルケアを学んだ
- 模擬就労で実践的な学びを得た
単純な就労体験やリスキリングではなく、報連相や同僚とのコミュニケーションなど仕事で躓きやすいポイントも含めて、就労を総合的・実践的に訓練できる環境だと思います。
プログラミング・デザイン・データ分析などIT専門スタッフへの相談ができること、 阿倍野の場合はオフィスや周辺環境も整っており気分転換がしやすいことも特徴だと思います。引用元:Googleマップ
こちらに通い始めてから、自分の苦手なことと前向きに向き合えるようになりました。スタッフの方々が親身に相談に乗ってくださるおかげで、一人で抱え込まずに済みます。 プログラムも充実していて、グループワークや面接練習を通して少しずつ自信がつきました。学習面でも、支給されたPCでUdemyの講座を無料で受けられるなど、サポートが手厚いです。
引用元:Googleマップ
実際の職場を想定した訓練内容なので、本格的な訓練が出来ます。講師の赤ペン・面接練習も凄く勉強になりますし、スタッフさんも親身になって叱咤激励をしてくれます。
引用元:Googleマップ
職業訓練と言う通り、実際働く空気感や流れ、マナーといったものを学べると体験を一度しただけでも感じました。 続けると力になると思います。
引用元:Googleマップ
カイエンは、豊富な訓練プログラムを提供している点が強みです。100種類以上の業務を体験できる職業訓練や、100以上の社会人スキル・自己理解講座など幅広いスキルを学べる点が特徴です。
さらに、基礎的なスキルを学ぶだけでなく、資格取得(MOS等)に向けたプログラムもあります。利用者の就職率は86%と公表されており、実践に近い訓練を重視したい人にとって、確認しておきたい内容です。
良い評判・メリット②
支援員が親身になって対応してくれた
また、良い評判として、「支援員が親身になって指導やアドバイスをしてくれた」という口コミがありました。不安ごとは相談しながら、就職準備を進めたい人に向いています。
カイエンでは、専門性の高い支援員が多数在籍している点が強みです。社会福祉士などの専門資格保有者は87%に上り、さらにITエンジニア出身のスタッフも38%在籍しています。
利用者一人ひとりに支援員がつき、障害特性や働き方について相談しやすい体制があります。支援員から手厚いサポートを受けながら就労を目指したい方は、ぜひ相談してみてください。
良い評判・メリット③
IT・Webデザインに特化したコース
また、使いやすいポイントとして、IT・Webデザインのスキルを専門的に習得できる「クリエイティブコース」を提供している点も魅力です。クリエイティブコースでは、以下のような内容を学べます。

引用元:公式サイト
コースでは、まずは基本的なPCスキルから習得して、次に短期集中でITエンジニア職種とデザイン職種の両方を体験して適性を見極めます。適性を見極めたら、実践スキルを身につけるプログラムへ移行します。
実践プログラムでは、単に課題を継続するだけでなく、ポートフォリオや資格取得へ向けたサポートを受けることも可能です。生成AI講座も開講しており、IT業界の最新スキルも学べる環境が整っています。
カイエンの悪い評判・デメリット
ここではアンケート調査およびSNSやGoogleMapでの悪い口コミからわかるデメリットを解説します。
- 支援員に当たり外れがある
- 訓練内容が基礎的で物足りない場合がある
- 全国どこでも通えるわけではない
悪い評判・デメリット①
支援員に当たり外れがある
気になる、悪い評判としては、「支援員の対応に不満を感じた」という口コミが見られました。具体的には、以下の通りです。
- 利用者の希望を無視した態度だった
- 利用者への対応が悪く、感情的に注意された
- 雰囲気になじめない利用者へ、遠回しに退所を促しているように感じた
カリキュラムはそこそこ良いが、事務スタッフ(カウンセリング担当者)が最悪。
利用者の希望を無視して否定ばかり考えるスタッフが多く、発達障害の特性が強い人は恐らく通所するのが辛くなる。実際過去にそういう人が何人もいる。発達障害のことを本当に知っているのか甚だ疑問である。
引用元:Googleマップ
kaien全体的に発達障害に対しての対応が素人すぎる。
特殊な環境で居るから、スタッフの言動がというかキレる沸点がおかしいわ
それに加えていい大人が感情的になって注意しか出来ないんだよな
パワハラ・モラハラしかしねえよダメだわ
引用元:Googleマップ
ここには絶対通わない方がいい。
事業所の入り方が分かりにくいし、事業所の雰囲気に馴染めなかったらスタッフが遠回しに退所を促してくるから。
スタッフや講師の事なかれ主義に合わせなければ、しんどい思いをするっていう、訓練生のはずなのにおかしい感覚にされる引用元:Googleマップ
就労移行支援を利用する際、支援員との相性や対応に不満を感じる場合があります。理由として、支援員が障がい特性の理解が不足する場合、配慮を欠いた態度や言動をしてしまうケースがあります。
また、「雰囲気を乱すトラブルは避けたい」といった事業所側の都合が優先され、厳しい指導や発言をしてしまう場合もあります。もし、支援員の態度に不満を感じたら、我慢せずに事業所に相談しましょう。
悪い評判・デメリット②
訓練内容が基礎的で物足りない場合がある
また、気になる口コミとして、「訓練プログラムの内容が初歩的であまり役に立たなかった」という口コミが一部見られました。実践的なプログラムが多い一方で、物足りなさを感じる方もいるようです。
プログラミングや映像編集などの体験もありましたが、資格を取るのはソフトを使用して自分で勉強するのだそうです。
無職なら無料だが、働いていた人はわざわざ高いお金を払って通うのに、当たり前のビジネスマナーと独学の資格勉強。自分的にはハローワークの方がよほどマシだと思いました。
引用元:Googleマップ
会社を模した形式にしているみたいで、働いたことが無い人は実践的に感じるかもしれません。
社会人経験がある自分としてはわかりきったことを指導されるので時間の無駄に感じました。引用元:Googleマップ
人にもよると思いますが、訓練プログラムの多くは初歩的なものが多く、実践的な内容はあまり学べない印象でした。
出典:口コミ投稿フォーム
物足りなさを感じる理由として、利用者は就労経験の豊富な方から長期間働いていない方まで、さまざまな状況の方が通所しています。そのため、基礎的な内容が多くを占めるケースがあります。
また、訓練内容は多岐にわたるため、幅広い知識を習得するために、高度な内容まで至らない場合もあります。もし、訓練内容に物足りなさを感じたら、支援員に相談して訓練内容の見直しを依頼しましょう。
悪い評判・デメリット③
全国どこでも通えるわけではない
また、懸念点として、地域によっては直営事業所に通いにくい点が挙げられます。対応エリアは広がっている一方で、全国どこでも利用できるわけではありません。
2026年5月時点では、東京23区・東京市部・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・京都など都市部エリアが中心です。
そのため、地方に住んでいる方は、自宅から通いやすい直営事業所が見つかりにくい場合があります。通所を前提にする場合は、事業所の所在地や通いやすさを事前に確認しておきましょう。
ただ、カイエンでは地域パートナーシップ制度により、全国各地の提携事業所でKaienのプログラムを扱う場合があります。主な加盟団体の地域は以下の通りです。
| 展開地域 | 地域パートナーシップ制度の主な加盟団体エリア |
|---|---|
| 北海道 | 函館市 |
| 東北 | 宮城(仙台市)福島(福島市) |
| 関東 | 東京(新宿区)、神奈川(横浜市・小田原市)、 茨城(つくば市)、埼玉(川口市) |
| 中部 | 新潟(長岡市)、長野(松本市)、静岡(静岡市) 愛知(岡崎市・春日井市) |
| 関西 | 大阪(大阪市・茨木市)、滋賀(長浜市) 兵庫(神戸市・明石市) |
| 中国 | 岡山(玉野市・倉敷市)、鳥取(鳥取市) |
| 九州 | 福岡(北九州市・飯塚市・行橋市)、長崎(長崎市)、 鹿児島(鹿児島市・姶良市) |
カイエンがおすすめな人
カイエンは、100種類以上の訓練プログラムを提供し、就職率は86%と公表されています。そのため、幅広い訓練を通じて、就労へ向けた準備を進めたい方は利用をおすすめします。
また、プログラミングやWebデザインといったITスキルに特化した「クリエイティブコース」を提供しているので、IT業界で就労を目指したい方は利用を検討すると良いでしょう。
- 幅広い訓練プログラムを学んで就職したい人におすすめ
- 就職率は86%かつ就職後6カ月の定着率は95%
- 100種類以上の職業訓練と社会人スキル・自己理解講座
- IT業界への就職を目指す人
最新の講座を学べる(プログラミング・Webデザイン・AI)
ただ、訓練プログラムが物足りなかったという口コミも一部あるので、他事業所もあわせて見た方が選びやすいでしょう。
\ まずは見学だけでも大丈夫です/
【公式】https://www.kaien-lab.com/
LITALICOワークスやココルポートなどもあわせて見学し、事業所の雰囲気や支援員との相性を確認しておきましょう。
就労移行支援を選ぶときのポイント
事業所は2つ以上見学して決めよう
就労移行支援は、同じ制度でも事業所によってサポート内容や通いやすさが大きく異なります。実際に見学してみると、「思っていた雰囲気と違った」「自分には合わなそう」と感じるケースも珍しくありません。1か所だけでは比較できず、なんとなくで決めてしまいがちです。
2つ以上を見学すれば、支援の手厚さやスタッフの対応、通所者の雰囲気などを比べられます。結果として「ここなら続けられそう」と納得して選びやすくなりますよ。
障害のある方向け
おすすめの就労移行支援
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ココルポート 4.4 | 都心部・東京で探すなら 都心部に集中して事業所展開 定着率も90%以上と高い 無料相談・資料請求する |
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また、「もう働ける状態なのか判断がつかない…」と迷った場合は、障害者雇用に特化した転職エージェントに一度相談してみるのも有効です。就労移行支援を利用すべきか、いきなり就職を目指せる段階かを、客観的な視点で整理してもらえるため、自分に合った次の一手を選びやすくなります。
利用開始までの流れ
気になる点や不安を整理しながら、事業所の特徴を確認します。
スタッフ対応や雰囲気、プログラム内容が自分に合うかを見ます。
利用を希望する場合は、自治体で必要な手続きを行います。
通所ペースや支援内容を調整しながら、就職に向けて進めていきます。
見学や体験に参加したからといって、その場で利用を決める必要はありません。まずは事業所の雰囲気や支援内容が自分に合うかを確認してから判断すれば大丈夫です。
見学時にチェックしたいポイント
就労移行支援では、センターごとに雰囲気や支援の進め方が異なるため、口コミだけで判断せず、見学や体験で相性を確認することが大切です。
特に、次のポイントは事前に見ておくとミスマッチを減らしやすくなります。
- スタッフが話を急かさず聞いてくれるか
相談をさえぎられないか、質問に対して丁寧に返してくれるかを見ておきましょう。 - 利用者数や事業所内の雰囲気が自分に合いそうか
静かさや座席の距離感、初参加でもなじみやすそうかを確認すると安心です。 - 面談の頻度や就活支援の進め方はどうか
どのくらいの頻度で相談できるか、書類添削や面接練習の進め方も聞いておきましょう。 - グループワークの比重が高すぎないか
集団プログラムが多いか、個別対応とのバランスが自分に合うかを見ておくと安心です。 - 就職までの想定期間をどう見ているか
どのくらいの通所期間を想定しているのか、早期就職希望も含めて確認しておきましょう。
カイエンのよくある質問
- カイエンの利用に、障害者手帳は必要ですか?
-
障害者手帳がなくても、主治医の診断書や意見書などがあれば、自治体の判断で利用できる場合があります。
利用には受給者証が必要になるため、まずは見学や相談で条件を確認しておくと安心です。
- カイエンの利用料金はいくらですか?
-
就労移行支援の利用料は、前年の世帯収入などに応じて決まります。
多くの方は自己負担なしで利用できますが、所得によって自己負担が発生する場合もあるため、見学時に確認しておきましょう。
利用料金の詳細
就労移行支援の利用料は、9割以上の方が自己負担0円です。ただし、前年の世帯収入によっては月額上限の範囲で費用が発生します。
利用者区分 世帯年収の目安 負担上限額 生活保護 生活保護受給世帯
(〜約156万円)0円 低所得 市町村民税非課税世帯
(約156〜約300万円)0円 中所得 約300〜約600万円 9,300円/月 高所得 約600万円以上 37,200円/月 仮に料金が発生しても、月額上限は最大でも37,200円です。実際には、1日あたりに換算すると数百円〜1,000円台前半に収まるケースが多く、極端に高額になることはありません。
- カイエンでは交通費は出ますか?
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交通費は原則自己負担です。ただし、自治体によっては条件を満たすと助成を受けられる場合があります。
通所費用が不安な方は、住まいの自治体窓口や事業所に確認しておくと安心です。
- カイエンでは工賃や給料は出ますか?
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原則として、カイエンの利用中に工賃や給料は支給されません。
就労移行支援は、一般企業で働くための準備や訓練を行う福祉サービスであり、雇用契約を結ぶ働き方ではないためです。
- カイエンはどんな障害がある人でも利用できますか?
-
カイエンは、発達障害のある方への支援に強みがあります。発達障害以外の方も利用できる場合がありますが、支援内容や通いやすさが合うか、見学時に確認しておくと安心です。
- パソコンが苦手でもカイエンを利用できますか?
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パソコンが苦手な方でも利用できます。
カイエンでは、PCスキルだけでなく、自己理解、社会人スキル、職業訓練なども学べるため、自分の得意・不得意を相談しながら進めやすいでしょう。
- カイエンでは就職後もサポートを受けられますか?
-
就職後も定着支援を受けられます。定期面談や企業訪問を通じて、働き始めた後の悩みや職場での困りごとを相談できるため、長く働くための支援を重視したい人は確認しておきましょう。


