精神障害(うつ病・精神疾患)向けおすすめ転職エージェント・求人サイト比較ランキング

精神障害転職エージェントおすすめ

障がい者雇用は倍率が高いので、エージェントから継続的な支援を受けることが重要です。特に、うつ病や不安障害といった精神障がいをお持ちだと、職場や仕事との相性が重要なので、サポート体制で差がつきます

本記事では、利用者満足度調査をもとに障害者転職サービスを比較しながら、精神障がいをお持ちの方の転職支援実績が多い転職エージェントを紹介していきます

障害のある方向け
おすすめの転職エージェント


LITALICO仕事ナビ
★4.6
業界最大級の求人数・実績
全国の求人件数4,000件以上
首都圏なら個別転職サポート

無料登録して求人を見る

かべなし求人ナビ
★4.4
丁寧にサポートしてもらうなら
人材大手のSMS社が運営
就労移行支援をまとめて探せる
無料登録して求人を見る
dodaチャレンジ
dodaチャレンジ
★4.3
より年収の高い職場を探すなら
障害者転職の支援実績No.1
大手が多く年収を上げやすい
無料登録して求人を見る
出典:障害者転職エージェントおすすめ
目次
編集 セオリーズ編集部

本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。

精神障害のある方向け転職エージェント

精神障害のある方におすすめな転職エージェントをランキング形式で紹介します。厳選するにあたって下記の観点で各サービスを比較しました。

転職エージェントの比較ポイント
  1. 障害者雇用の求人総数
  2. 利用者からの評判・口コミ
  3. 就職・転職支援の実績が豊富であること

手帳がない方・取得予定がない方はこちら

スクロールできます
順位サービス名おすすめ度向いている人求人数エリア公式サイト解説記事

1位

LITALICO仕事ナビ

4.6
転職支援は東京近郊のみ対応
手帳をお持ちで求人数重視の方向け
4,830
件以上
東京/埼玉
千葉/神奈川
求人を見る評判を見る

2位

かべなし求人ナビ

4.5
全国対応で、サポート力が高い
就労移行支援や継続支援も検索できる
650
件以上
全国求人を見る評判を見る

3位
dodaチャレンジ
dodaチャレンジ

4.3
就職支援実績No.1でサポート力が高い
大手企業狙いで年収をあげたい人向け
1,700
件以上
全国求人を見る評判を見る
4位
ランスタッド

4.0
年収400万円以上の外資・大手向け
非公開求人が多く、年収を上げやすい
550
件以上
全国求人を見る評判を見る
5位atGP
atGPエージェント

3.9
企業スカウトを待ちたい方向け
地方求人や作業系など幅広く対応できる
1,590
件以上
関東/関西
名古屋
求人を見る評判を見る
6位以下の転職サービスを見る
順位サービス名おすすめ度向いている人求人数エリア公式サイト解説記事
6位エージェントサーナ
エージェントサーナ

3.8
身体障害・内部障害の方向け
歴32年の老舗にサポートしてもらえる
1,200
件以上
首都圏
関西
求人を見る評判を見る
7位障害者雇用バンク
障害者雇用バンク

3.7
20〜30代若手で未経験職種の転職なら
ハローワーク求人も閲覧できる
1,100
件以上
首都圏
関西
求人を見る評判を見る
8位ワークリア
ワークリア

3.6
大手運営でサポート力が高い
配慮重視のマッチングで定着率90%
非公開首都圏求人を見る評判を見る
9位DIエージェント
DIエージェント

3.5
BABナビ連携で求人数は多い
情報収集目的なら選択肢には上がる
1,000
件以上
全国求人を見る評判を見る
10位リコモス
リコモス

3.4
東京近辺で小規模サポート
職業適性検査なども興味があればぜひ
600
件以上
東京近郊求人を見る評判を見る
その他の転職サービスを見る
サービス名おすすめ度向いている人求人数エリア公式サイト解説記事

ウェルビージョブナビ

3.3
求人を広く見たい方におすすめ
就労移行支援大手で、配慮調整に強い
6,300
件以上
全国求人を見る評判を見る

マイナビパートナーズ紹介

3.3
都内の安定した大手企業狙いなら
特例子会社運営での採用可能性あり
300
件以上
首都圏
関西
求人を見る評判を見る
マイナーリーグ
マイナーリーグ

3.3
発達障害支援に特化したkaien運営
職場との相性を重視したい人向け
300
件以上
首都圏求人を見る評判を見る

babナビ

3.2
障害者向けの求人サイト
自分で求人を探したい人向け
1,700
件以上
全国求人を見る評判を見る
トゥモローブライト
トゥモローブライト

3.0
ハイクラス向けで求人数は少なめ
高年収で個別支援を重視する人向け
非公開首都圏求人を見る評判を見る

ソーシャルパートナーズ

3.0
大手・外資・グローバル企業寄り
年収や待遇を上げたい方向け
400
件前後
首都圏
大阪
求人を見る評判を見る
アビリティスタッフィング
アビリティスタッフィング

2.8
精神障害×首都圏×事務職に特化
大手のリクルートが運営
250
件前後
首都圏求人を見る評判を見る
サーチコア
サーチコア

2.8
事務職、ITエンジニア専門
年収やキャリアアップしたい人向け
150
首都圏求人を見る評判を見る

ウェブサーナ

2.7
求人サイトなのでサポートはない
自分で求人を探したい人向け
150
全国求人を見る評判を見る
クローバーナビ
クローバーナビ

2.5
障害者向けの就職求人サイト
大手、有名企業の求人を見たい人向け
90
全国求人を見る評判を見る

障害者雇用枠の求人は、一般公開されていない求人をエージェント経由で紹介してもらえることもあります。まずは上位3社(LITALICO仕事ナビかべなし求人ナビdodaチャレンジ)に登録して、提案求人やサポートを比較しながら進めるのが基本です。

障害特性や配慮事項の伝え方、応募書類の添削、面接対策まで相談できるため、一人で求人サイトだけを見て進めるよりも、ずっと選考対策をしやすくなります

人気の事務職・大手企業・在宅勤務可の求人は、募集枠が少なく早く埋まりやすいです。1社だけだと紹介求人が偏るため、気になるサービスは求人の有無だけでも確認しておきましょう。

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おすすめ転職エージェント診断

4つの質問で、あなたに合うサービスを提案します

おすすめの障害者転職エージェント:
1位.LITALICO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビの特徴まとめ
  • 業界最大級の掲載求人件数
    • 障害者雇用求人は全国4,700件以上
    • 精神障害・発達障害の支援実績が多い
  • 個別転職支援は一都三県に対応
    • 全国では求人検索サイトとして利用可能
    • 東京・埼玉・千葉・神奈川で個別サポートあり

LITALICO仕事ナビは、障害のある方の就職・転職を支援する求人サイトです。全国の障害者求人を幅広く掲載しており、勤務地・職種・合理的配慮・雇用実績などの条件で細かく探せる点が強みです。

特に、求人を自分で比較しながら情報収集したい人には使いやすく、公開求人の母数が大きいため、まず市場感をつかむ用途にも向いています。大手企業から中堅企業まで幅広く掲載されているので、選択肢を広く持ちたい人と相性が良いでしょう。

また、東京・埼玉・千葉・神奈川では個別転職支援も利用できます。首都圏であれば、求人検索だけでなく、キャリア相談や求人紹介まで一体で使えるため、ぜひ気軽に利用してみてください。

\ 公開前・非公開の求人も確認できます /

情報収集・相談だけでもOK

個別支援を受けられるのは、東京・埼玉・千葉・神奈川の一都三県です。全国では求人サイトとしての機能に限定されます。

LITALICO仕事ナビの基本情報
分類求人サイト/転職支援サービス
料金無料
対応地域全国(個別転職支援は東京・埼玉・千葉・神奈川)
対応障害身体障害、精神障害、発達障害 など
求人件数全国4,700件
公式サイトhttps://snabi.jp/
運営会社株式会社LITALICO
有料職業紹介許可番号:13-ユ-312010
2026年5月時点

おすすめの障害者転職エージェント:
2位.dodaチャレンジ

dodaチャレンジ
dodaチャレンジの特徴まとめ
  • 障害者雇用の転職支援実績No.1
    • ※4ヶ月以上の正社員雇用総計(2024年度)
  • 公開求人1,800件超、非公開求人は全体の9割
    • 取引実績は3,000社以上
    • 登録後に紹介される非公開求人が中心
  • 書類・面接対策・条件交渉まで一貫サポート
    • 全国対応で、東京・大阪・愛知に拠点あり
    • 地方在住でもオンライン面談に対応

dodaチャレンジは、パーソルグループの特例子会社が運営する障害者向け転職エージェントです。「転職支援実績No.1」と訴求されているように、求人数・企業接点・支援ノウハウの総合力が高いのが特徴です

特に強いのは、一般公開されない非公開求人の多さです。公開求人も多いですが、実際には登録後に紹介される求人が中心で、年収アップや条件改善を狙う転職でも使いやすい設計になっています。

また、キャリア面談から書類添削、面接対策、企業との条件交渉まで一貫して支援を受けられます。初めての転職で進め方に不安がある方や、選考対策をきっちりやりたい方には相性がよいサービスです。

\ 年収をあげたい全員におすすめ /

情報収集・相談だけでもOK

dodaチャレンジは全国対応ですが、拠点は東京・大阪・愛知です。地方在住でも、オンラインでの転職支援に対応しています。

dodaチャレンジの基本情報
分類転職エージェント
料金無料
対応地域全国
拠点:東京・大阪・愛知
対応障害全ての障害
求人件数1,800件
※非公開求人は全体の9割
公式サイトhttps://doda.jp/challenge/
運営会社パーソルダイバース株式会社
有料職業紹介許可番号:13-ユ-040608
2026年5月時点

おすすめの障害者転職エージェント:
3位.かべなし求人ナビ

かべなし求人ナビ
かべなし求人ナビの特徴まとめ
  • 障害者雇用に特化した転職サービス
    • 公開掲載求人は約700件
    • 就労移行支援や就労継続支援A/Bも掲載
  • 東証プライム上場のSMS社が運営
    • 医療・福祉領域で実績のある大手人材会社
    • じっくりと相談したい人におすすめ

かべなし求人ナビは、株式会社エス・エム・エスが運営する、障害のある方向けの就職・転職情報サイトです。障害者雇用の求人検索だけでなく、就労支援事業所の情報もまとめて確認できるのが特徴です。

公開求人は670件で、掲載数だけを見ると超大手水準ではありませんが、求人情報に加えて会員向け紹介導線もあり、情報収集と相談を並行しやすい設計になっています。まず求人の傾向を見ながら、自分に合う選択肢を整理したい人には使いやすいサービスです。

また、かべなし就労支援ナビでは、就労移行支援・就労継続支援A型/B型・自立訓練の検索にも対応しています。一般就職だけでなく、就労準備の段階から比較したい人にも相性がよいです。

\ 障害者雇用なら全員におすすめ /

情報収集・相談だけでもOK

一般就職だけでなく、就労移行支援や継続支援まで横断して比較できるので、「今すぐ転職するか、まず支援を使うか迷っている人」にも使いやすいサービスです。

かべなし求人ナビの基本情報
分類求人サイト/転職支援サービス/就労支援情報サイト
対応障害全て
対応地域全国
公開求人約700件
サービス就労移行支援、就労継続支援A型/B型、自立訓練の情報検索
公式サイトhttps://dei-go.com/
運営会社株式会社エス・エム・エス
有料職業紹介許認可:13-ユ-190019
2026年5月時点

おすすめの障害者転職エージェント:
4位.ランスタッド

ランスタッドチャレンジド
ランスタッドチャレンジドの特徴まとめ
  • 障害者雇用で年収を上げたい人に向く
    • 外資系・大手企業の求人を扱う比率が高い
    • フルタイムの正社員求人を中心に探しやすい
  • 専任コンサルタントが面談から定着まで一貫対応
    • 応募書類の添削や面談トレーニングに対応
    • 内定後の手続きや入社後フォローも受けられる
  • 障害種別で対応エリアが異なる
    • 身体障害は全国対応
    • 精神障害は東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・群馬・栃木・茨城・兵庫に対応

ランスタッドチャレンジドは、世界最大級の人材会社ランスタッドが提供する障害者向け転職支援サービスです。一般的な事務職求人だけでなく、比較的年収帯の高い大手・外資系求人を狙いやすいのが特徴です。

特に、これまでの就業経験を活かしてキャリアアップ転職をしたい人と相性がよく、フルタイム正社員の求人を中心に提案を受けやすい傾向があります。条件の良い非公開求人も含めて見たい場合は、候補に入れやすいサービスです。

また、専任コンサルタントが面談から書類添削、面談対策、内定後のフォローまで一貫して担当します。安定就業の実績があり、次の職場で年収や条件を引き上げたい人に向いています。

\ 公開前・非公開の求人も確認できます /

情報収集・相談だけでもOK

法定雇用率の引き上げで大手企業の採用需要は続いています。これまでの職歴を活かして条件改善を狙いたい人は、早めに相談しておく価値があります。

ランスタッドチャレンジドの基本情報
分類転職エージェント
料金無料
対応障害身体障害/精神障害
対応地域身体障害:全国
精神障害:東京/神奈川/千葉/埼玉/大阪/群馬/栃木/茨城/兵庫
求人件数600件以上
サポート面談、求人紹介、書類添削、面談対策、入社後フォロー
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
運営会社ランスタッド株式会社
有料職業紹介許可番号:13-ユ-010554
2026年5月時点

おすすめの障害者転職エージェント:
5位.atGPエージェント

atGP(アットジーピー)
atGP(アットジーピー)の特徴まとめ
  • 全国で障害者求人を探せる老舗サイト
    • 公開求人は1,575件(2026年5月時点)
    • 都市部の事務職に強い一方、作業系や地方求人も一定数ある
  • 柔軟な働き方に対応した求人を探しやすい
    • 週20時間台の時短勤務求人あり
    • 在宅勤務・リモートワーク配慮求人も掲載
  • 求人サイト・エージェント・スカウトをまとめて使える
    • スカウト機能を利用できる
    • 就労移行支援サービスも展開

atGP(アットジーピー)は、株式会社ゼネラルパートナーズが運営する障害者向け求人サイト・転職支援サービスです。求人検索、エージェント紹介、企業スカウトを一つのサービス内で使い分けられるのが特徴です。

掲載求人は都市部の事務職が中心ですが、他社では少ない地方求人や、清掃・軽作業系、時短勤務、在宅配慮求人も見つけやすく、守備範囲は広めです。特に、首都圏・関西圏で事務職を探す人には使いやすいサービスです。

また、求人を自分で探すだけでなく、企業からスカウトを受ける使い方もできます。今すぐ転職したい人だけでなく、情報収集しながら良い条件があれば動きたい人にも向いています。

\ 公開前・非公開の求人も確認できます /

情報収集・相談だけでもOK

atGPは、転職支援だけでなく就労移行支援サービスも展開しているため、「今すぐ転職ではないが、体調を整えながら就職準備を進めたい」という人にも向いています。

atGP(アットジーピー)の基本情報
分類求人サイト/転職支援サービス
料金無料
対応地域全国
対応障害全ての障害
求人件数1,575件
主な機能求人検索、エージェント紹介、企業スカウト
登録者数累計180,000人以上
公式サイトhttps://www.atgp.jp/
運営会社株式会社ゼネラルパートナーズ
有料職業紹介許可番号:13-ユ-030101
2026年5月時点

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さらに他エージェントを見たければ

精神障害でも転職エージェントは利用できる

まず精神障害(特にうつ病等の気分障害)のある方でも、転職エージェントは利用できます。

数年前までは、紹介企業が少なかったので断られることも多かったのですが、年々法定雇用率が引き上げられているので、現在は体調さえ回復していれば断られることは少なくなっています

就職実績は、精神障害が多い

大手のエージェントとなると、利用者の半分以上は精神障害のある方です。(例えば、大手のdodaチャレンジだと、うつ病の方でも就職実績が多いですね。)

引用元:dodaチャレンジ公式

より断られにくい転職エージェント

ここでは、転職エージェントごとの断られやすさを簡単に整理しました。

サービス名断られにくさ
ハローワーク
地域障害者職業センター
5.0
断られることはない
LITALICO
かべなし求人ナビ
atGP
4.5
大手で求人掲載数が多い
幅広い職種や地域に対応
dodaチャレンジ
ランスタッド
障害者雇用バンク
3.5
審査が厳しいこともある
対応地域が限定されがち
小規模エージェント 2.5
求人数が少なく断られる

法定雇用率の引き上げに伴って「精神障害の方を受け入れる企業」は増えつつありますが、それでも断られる場合はぜひ参考にしてください。

ただ、ブランクが長すぎたり、体調が働ける状態には至らない場合は、どこも利用できない可能性があるので、その場合は就労移行支援から慣れていきましょう。

断られたなら就労移行支援を利用しよう

転職エージェントに登録しても全てに断られてしまうようなら、体調が働ける状態までが安定していない可能性が高いです。その場合は、まず就労移行支援を利用しましょう。

フルタイムの一般就労を最終的なゴールとすると、下記のように段階がわかれますが、STEP3に位置する就労移行支援では、無理のないペースで少しずつ就労に慣れていくことが可能です

就労移行支援が向いている人と、向いていない人を簡単に整理すると下記の通りです。

向いている人・向いていない人
  • 向いている人
    • 今すぐ就職することに自信が持てない
    • 障害特性や配慮事項が明確にできていない
    • 職業訓練を受けてスキルアップしたい
    • 自分で就職活動をするも苦戦している
  • 向いていない人
    • 体調が回復していない、安定していない
    • すぐにでも働ける就職準備ができている
    • 専門的なスキルを身に付けたいだけ
    • 就職先の紹介をしてもらいたいだけ
    • 数ヶ月通所しても就労意欲が湧かない

仕事を選ぶ時は、障害特性と業務の相性が最重要になります。就労移行支援を利用すれば、事例をもとに一緒に調べながら考えてくれるので、就職後の不安も減るはずです。

どれにすべきか悩んだら、就労移行支援の大手であるウェルビーココルポートに相談してみてください。資料請求するとイメージが湧きやすいかと思います。

精神障害があると就職できない?

精神障害者の就職は難しいと言われており、現時点では申し込みをしたうちの43.8%しか就職できていない現状にあるものの、今後は改善されていく見通しです。

精神障害がある方の就職状況①
精神障害者の申込後就職率は43.8%

厚生労働省の統計情報によると、発達障害を含む精神障害者の“申込後の就職率は43.8%”と、まだ就職は難しいという状況にあります。

下記グラフは、2011年から2022年までの精神障害者(発達障害含む)の「求人申込数」と「就職件数」及びこれらをもとに算出した「申込後の就職率」の推移です。

厚生労働省のデータをもとに作成

このように、障害者雇用促進の流れを受けて、申込件数と就職件数は増えていますが、申込後の就職率は43.8%と高くはありません。(申し込んだうち56.2%は就職していない、ということです。)

コロナが明けて求人件数は増加

コロナの影響下によって大きく数を減らしていた「製造業」や「サービス業」「卸売業,小売業」といった求人数が、回復してきています。

コロナの影響を受けて雇用枠が減少していたものの、緩やかに改善しつつありますね。とはいえ依然として厳しいことには変わりません。

精神障害がある方の就職状況②
精神障害者の就職者数は増え続けている

しかし、2018年に障害者雇用促進法が改正(内容は後述)されて以降、民間企業で働く精神障害者の人数は伸び続けています。

雇用されている精神障害者の推移

厚生労働省 令和4年障害者雇用状況の集計結果より編集部作成
※雇用義務のある民間企業(43.5人以上規模)における雇用人数

上記グラフのように、厚生労働省が公開している最新情報(2022年時点)を見ると、2018年の障害者雇用法改正以降、急激に増加していることがわかります

障害者雇用促進法改正以降の変更点

①精神障害者が「障害者雇用義務」の対象に加わる
②精神障害者の短時間勤務(週20~30時間)の雇用率算定方法が「0.5→1.0」に変更
③民間企業の法定雇用率が「2.0%→2.2%」に変更

上記の変更(特に①②)に伴い、民間企業が精神障害者を雇用するメリットが増えたので、2018年を基点として障害者雇用がグッと加速する結果となりました。

まだ精神障害者の就職は難しい現状にはありますが、いずれ長期的には改善していく見通しです。

精神障害がある方の就職状況③
法定雇用率は段階的に引き上げられる

法定雇用率とは、企業の従業員数に応じて、一定割合以上の障害者雇用を義務付けた制度のことです。基準を満たさない場合、納付金(罰則)が発生します。(厚生労働省

2026年4月現在、法定雇用率は2.5%なので、従業員40人に対して1人以上の障害者雇用が必要です。今後も段階的に引き上げが予定されています。

法定雇用率の推移
  • 1988年4月:1.6%
  • 1998年7月:1.8%
  • 2013年4月:2.0%
  • 2018年4月:2.2%
  • 2021年3月:2.3%
  • 2024年4月:2.5%
  • 2026年7月:2.7%(予定)

従業員数が多い企業ほど採用人数も増加するため、法定雇用率の引き上げに伴い大企業では数百人単位で採用が強化されています。

障害者雇用で使える転職サービスの種類

障害者雇用で仕事を探す方法は、転職エージェントや求人サイトだけではありません。主な選択肢は、次の5種類です。

サービス特徴向いている人
転職エージェント求人紹介、書類添削、面接対策、企業との調整まで支援してもらえる正社員転職を早めに進めたい人、配慮事項の伝え方に不安がある人
求人サイト公開求人を自分で検索し、企業に直接応募できる転職の軸が明確で、自分で求人を比較したい人
就労移行支援就労訓練や通所実績づくりを経て、一般企業への就職を目指すブランクが長い人、体調・生活リズム・通勤に不安がある人
ハローワーク地域密着型の求人を探せる公的機関。障害者専門窓口もある地方在住の人、地域の中小企業求人も見たい人
求人検索エンジンIndeedなどで複数サイトの求人を横断検索できる他サービスで求人が少ない人、アルバイト・パートも探したい人

正社員転職を目指すなら、まずは転職エージェントを軸にするのがおすすめです。求人紹介だけでなく、障害特性や配慮事項の整理、書類添削、面接対策、企業との条件調整まで相談できます。

一方で、すぐに働く自信がない方は就労移行支援、地方で求人が少ない方はハローワーク、自分で求人を比較したい方は求人サイトも併用するとよいでしょう。

迷ったときの選び方
  • 早めに正社員転職したい
    →転職エージェント
  • 求人を自分で比較しながら探したい
    →求人サイト
  • ブランクが長い、生活リズムに不安がある
    →就労移行支援
  • 地方で求人が少ない
    →ハローワーク
  • アルバイト・パート・在宅求人も広く見たい
    →求人検索エンジン

基本は「転職エージェントを2〜3社登録し、求人サイトやハローワークで求人の幅を広げる」という使い方が効率的です。すぐ働くよりも準備が必要な方は、先に就労移行支援を検討しましょう。

障害者雇用枠の転職サービス#1
転職エージェント(人材紹介)

転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが求人紹介、書類添削、面接対策、選考管理、企業との調整まで支援してくれます。

障害者雇用では、職歴やスキルだけでなく、障害特性、通院頻度、勤務時間、在宅勤務の可否、必要な配慮事項なども重要です。エージェントを使うと、これらを整理したうえで企業に伝えやすくなります

メリットデメリット
非公開求人や新着求人を紹介してもらえる
書類添削や面接対策を受けられる
配慮事項の伝え方を相談できる
企業との調整を任せられる
担当者との相性に左右される
希望条件によっては紹介求人が少ない
エージェント内で紹介可否の判断がある

初めて障害者雇用枠で転職する方や、配慮事項の伝え方に不安がある方は、まず転職エージェントを使うと進めやすいです。ただし、担当者や保有求人には差があるため、1社だけでなく2〜3社を併用しましょう。

利用をおすすめできる人
  • 早めに正社員転職したい
  • 求人提案をしてもらいたい
  • 書類添削や面接対策を受けたい
  • 配慮事項の伝え方に不安がある
  • 企業との連絡や選考管理を任せたい

障害者雇用枠の転職サービス#2
求人サイト(求人広告型)

求人サイトは、公開求人を自分で検索し、気になる企業に直接応募できるサービスです。自分のペースで求人を比較しながら進められるのが特徴です。

一方で、書類添削、面接対策、企業との条件調整は基本的に自分で行う必要があります。求人票を読み比べながら、仕事内容・勤務時間・雇用形態・配慮事項を確認できる方に向いています。

メリットデメリット
自分のペースで求人を探せる
複数の求人を比較しやすい
企業に直接応募できる
スカウトが届くこともある
書類添削や面接対策は自分で行う
企業との連絡も自分で行う
求人票の内容を自分で見極める必要がある

転職に慣れている方なら求人サイトだけでも進められますが、不安がある場合は転職エージェントと併用するのがおすすめです。

利用をおすすめできる人
  • 転職の軸が明確である
  • 自分で求人を比較したい
  • 企業と直接やりとりしたい
  • 選考状況を自分で管理できる
  • 転職活動にある程度慣れている

障害者雇用枠の転職サービス#3
就労移行支援事業所

就労移行支援は、すぐに求人応募するのではなく、職業訓練や生活リズムの安定を通じて、一般企業への就職を目指すサービスです。

ビジネスマナー、PCスキル、コミュニケーション、体調管理、応募書類の作成、面接練習などを支援してもらえます。ブランクが長い方や、いきなり働くことに不安がある方に向いています

メリットデメリット
就労に向けた訓練を受けられる
生活リズムや通所実績を作れる
応募書類や面接対策の支援を受けられる
職場実習につながることもある
利用中は原則として給与が出ない
一定期間は通所する必要がある
事業所によって支援内容に差がある
すぐに収入を得たい人には向きにくい

就労移行支援は、今すぐ働くよりも準備を整えたい方向けです。事業所によって支援内容や得意分野が異なるため、利用前に複数の事業所を見学しましょう。

利用をおすすめできる人
  • 職業訓練を受けてから就職したい
  • ブランクが長く、いきなり働くのが不安
  • 生活リズムや通勤に不安がある
  • 体調管理や働き方を整理したい
  • すぐの収入よりも就職準備を優先したい

障害者雇用枠の転職サービス#4
ハローワーク

ハローワークは、国が運営する公的な就職支援機関です。障害者向けの専門窓口があり、求人検索や職業相談、求人紹介などを受けられます。

都市部では転職エージェントや求人サイトのほうが探しやすい場合もありますが、地方ではハローワークに地域密着型の求人が集まっていることもあります

メリットデメリット
無料で利用できる
地域密着型の求人を探しやすい
障害者専門窓口で相談できる
地方や中小企業の求人も確認できる
求人票の情報量に差がある
条件確認は自分でも行う必要がある
担当者や窓口によってサポートに差がある
専門職求人は少ない場合がある

地方在住の方や、転職エージェントで紹介求人が少ない方は、ハローワークも併用すると選択肢を広げやすいです。ただし、求人票だけで判断せず、仕事内容・勤務条件・配慮事項は応募前に確認しましょう。

利用をおすすめできる人
  • 地方エリアに住んでいる
  • 地域密着型の中小企業求人を見たい
  • 転職エージェントで紹介求人が少ない
  • 公的機関の窓口でも相談したい

障害者雇用枠の転職サービス#5
求人検索エンジン

求人検索エンジンは、Indeedや求人ボックスなどのように、複数の求人サイトや企業採用ページの求人を横断検索できるサービスです。

掲載数が多く、アルバイト・パート・在宅勤務・短時間勤務なども探しやすい一方で、求人情報が重複していたり、掲載元によって情報の鮮度に差があったりします。

メリットデメリット
求人掲載数が多い
複数サイトの求人を横断検索できる
アルバイト・パート求人も探しやすい
在宅勤務や短時間勤務も検索しやすい
求人情報が重複していることがある
掲載元によって情報の鮮度に差がある
企業の直接求人か紹介会社の求人か見分けにくい
応募後のサポートは基本的にない

正社員転職を効率よく進めたいなら、転職エージェントや障害者向け求人サイトを軸にし、求人検索エンジンは補助的に使うのがおすすめです。

利用をおすすめできる人
  • 大手転職サービスで求人が少ない
  • アルバイト・パート求人も探したい
  • 在宅勤務や短時間勤務の求人を広く探したい
  • 求人情報を自分で見極められる

障害者雇用の転職サービスは併用するのがおすすめ

障害者雇用の転職では、1つのサービスだけに絞るよりも、目的に応じて併用したほうが求人の取りこぼしを減らせます。

目的おすすめの組み合わせ
早めに正社員転職したい転職エージェント2〜3社+求人サイト
求人を幅広く比較したい求人サイト+転職エージェント
地方で求人が少ないハローワーク+転職エージェント
働く準備から始めたい就労移行支援+ハローワーク
アルバイト・在宅・短時間勤務も探したい求人検索エンジン+求人サイト

迷ったら、まずは障害者雇用に強い転職エージェントを複数登録し、紹介求人を見ながら自分の市場価値や応募できる求人を確認しましょう。そのうえで、求人サイトやハローワークを併用すると、より多くの選択肢を比較できます。

反対に、体調や生活リズムに不安があり、すぐに働くことが難しい場合は、無理に求人応募から始める必要はありません。就労移行支援などを活用し、安定して働ける状態を整えてから転職活動に進むのも一つの方法です。

障害者向け転職エージェントの選び方

障害者向け転職エージェントを選ぶときは、求人数だけでなく、障害者雇用の支援実績、希望職種・地域との相性、担当者の提案力、選考対策の質まで確認しましょう。特に障害者雇用では、障害特性に合う職場を紹介してもらえるかが転職後の働きやすさに直結します。

障害者向け転職エージェントの選び方①
まずはオープンかクローズかを決める

まず、転職活動で障害を企業に開示するかどうかを決めましょう。障害を開示して働く方法を「オープン就労」、開示せずに働く方法を「クローズ就労」と呼びます。

なお、障害者雇用枠を利用する場合は、原則として障害者手帳が必要です。手帳がない方や取得予定がない方は、一般雇用枠での転職活動が中心になります。

スクロールできます
働き方雇用枠配慮・求人向いている人使うサービス
オープン就労障害者雇用枠配慮:相談しやすい
求人:限定される
配慮を受けながら
長く働きたい人
障害者専門
エージェント
オープン就労一般雇用枠配慮:職場次第
求人:広い
一般求人も見たいが、
一部配慮は相談したい人
一般向け
エージェント
クローズ就労一般雇用枠配慮:原則なし
求人:広い
配慮がなくても
安定して働ける人
一般向け
エージェント

勤務時間、業務量、通院頻度、コミュニケーション方法などに配慮が必要なら、まずは障害者雇用枠を優先して検討しましょう。配慮が不要で安定して働ける状態なら、一般雇用枠でのクローズ就労も選択肢になります。

障害名までは伝えず、直属の上司などに苦手な傾向や配慮してほしい点だけを共有する「セミオープン就労」もあります。ただし、会社全体の制度として配慮が得られるとは限らないため、職場ごとの見極めが必要です。

迷ったらまずは障害者雇用を優先する

迷う場合は、まず障害者雇用を優先して検討しましょう。一般雇用は配慮が得られにくく、統計的にも継続率が低い傾向があります。

求人種別3ヶ月後継続率1年後継続率
障害者求人86.9%70.4%
(続きやすい)
一般求人
障害オープン
69.3%49.9%
(続きにくい)
一般求人
障害クローズ
52.2%30.8%
(続きにくい)

出典:障害者の就業状況等に関する調査研究(2017年4月)

一般枠では、障害をオープンにしても1年後継続率は49.9%、クローズ就労では30.8%にとどまります。短期離職を繰り返すと経歴にも影響が出やすいため、給与や職種の幅だけでなく、無理なく続けやすい職場かどうかも重視しましょう。

障害者向け転職エージェントの選び方②
障害者雇用の支援実績と希望条件で選ぶ

障害者雇用枠で転職するなら、障害者雇用の支援実績があり、希望職種・地域に合う求人を持っているエージェントを選びましょう。

障害者雇用では、障害種別や必要な配慮によって、企業側の受け入れ体制が変わります。身体障害、精神障害、発達障害、知的障害、難病等では確認すべき職場環境も異なるため、障害者雇用の支援実績があるサービスを選ぶことが重要です。

確認したいポイント
  • 障害者雇用枠での転職支援実績がある
  • 自分の障害種別に近い支援実績がある
  • 希望職種・業界の求人を保有している
  • 希望地域で利用できる求人やサポートがある
  • 非公開求人や企業との取引実績がある

どれだけ担当者が優秀でも、エージェント自体が希望条件に合う求人を持っていなければ紹介は受けられません。特に障害者雇用枠では募集枠が限られるため、求人掲載数や取引企業数が多いサービスを優先して比較しましょう。

また、志望業界や職種に強いエージェントであれば、企業ごとの採用傾向や選考基準を把握していることがあります。求人提案だけでなく、書類添削や面接対策の質も高くなりやすいです。

障害者雇用枠で転職する場合は、障害者雇用に対応した専門サービスを使いましょう。一般向けの大手転職エージェントでは、障害者雇用枠の求人を十分に扱っていない場合があります。

障害者向け転職エージェントの選び方③
求人提案・選考対策の質を見る

障害者雇用では、単に求人を紹介してもらうだけでなく、障害特性・強み・配慮事項を踏まえた提案を受けられるかが重要です。

  • 伝えた希望条件を満たしている
  • 求人を紹介する理由が明確である
  • 障害特性や配慮事項との相性を見てくれる
  • 企業側の受け入れ実績や選考基準を踏まえている
  • 求人の良い面だけでなく、注意点も共有してくれる

希望条件に近い求人を機械的に送ってくるだけでは、十分な提案とはいえません。障害者雇用では、求人票だけではわからない職場環境や配慮体制まで確認する必要があります。

また、障害者雇用の面接では、経歴や志望動機だけでなく、障害内容、必要な配慮、体調管理、長期就業の見通しなども確認されます。選考対策まで支援してくれるかも確認しましょう。

相談したい選考対策
  • 自己分析や経歴の棚卸し
  • 障害特性・配慮事項の整理
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接練習
  • 企業ごとの面接質問や選考傾向の共有
  • 不採用理由の共有と次回対策

特に面接では、配慮事項の伝え方で印象が変わります。必要な配慮を伝えつつ、業務で発揮できる強みや安定して働くための工夫も説明できるように、事前に準備しておきましょう。

良い担当者であれば、企業ごとの採用基準や過去の選考傾向を踏まえて、書類や面接での伝え方まで一緒に整理してくれます。

障害者向け転職エージェントの選び方④
複数併用しながら担当者を見極める

最後は、複数の転職エージェントを併用しながら、紹介求人・担当者の対応・選考対策の丁寧さを比較することが重要です。

同じ転職エージェントでも、担当者によって障害理解、業界知識、求人提案、選考対策の質には差があります。最初から1社に絞ると、担当者との相性が悪かった場合に転職活動が進みにくくなります。

質の高い担当者の特徴
  • 障害特性や配慮事項を丁寧に確認してくれる
  • 求人を紹介する理由を説明してくれる
  • 希望職種や業界の転職事情に詳しい
  • 応募企業の注意点も共有してくれる
  • 書類添削や面接対策に時間をかけてくれる
  • 無理に応募を急かさず、長く働けるかを一緒に考えてくれる
注意したい担当者の特徴
  • 初回面談で表面的な条件しか聞かない
  • 障害特性や配慮事項への理解が浅い
  • 希望と違う求人を大量に送ってくる
  • 求人の良い面しか説明しない
  • 応募や内定承諾を急かしてくる
  • 面接対策や不採用理由の共有がほとんどない

まずは2〜3社に登録し、紹介求人・担当者の対応・選考対策の丁寧さを比較しましょう。そのうえで、最も信頼できるサービスを中心に使うのがおすすめです。

迷う場合は、求人数や支援実績の多い大手を中心に登録し、実際に面談してから使い続けるサービスを決めましょう。


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