精神障害者向けおすすめ転職エージェント|選び方・見極め方も解説

精神障害転職エージェントおすすめ

障がい者雇用は倍率が高いので、エージェントから継続的な支援を受けることが重要です。特に、うつ病や不安障害といった精神障がいをお持ちだと、職場や仕事との相性が重要なので、サポート体制で差がつきます

本記事では、利用者満足度調査をもとに障害者転職サービスを比較しながら、精神障がいをお持ちの方の転職支援実績が多い転職エージェントを紹介していきます

障害のある方向け
おすすめの転職エージェント


LITALICO仕事ナビ
★4.6
業界最大級の求人数・実績
全国の求人件数4,000件以上
首都圏なら個別転職サポート

無料登録して求人を見る

かべなし求人ナビ
★4.4
丁寧にサポートしてもらうなら
人材大手のSMS社が運営
就労移行支援をまとめて探せる
無料登録して求人を見る
dodaチャレンジ
dodaチャレンジ
★4.3
より年収の高い職場を探すなら
障害者転職の支援実績No.1
大手が多く年収を上げやすい
無料登録して求人を見る
出典:障害者転職エージェントおすすめ
目次
編集 セオリーズ編集部

本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。

精神障害者向けおすすめ転職エージェント

精神障害のある方におすすめな転職エージェントをランキング形式で紹介します。

転職エージェントの比較ポイント
  1. 障害者雇用の求人総数
  2. 利用者からの評判・口コミ
  3. 就職・転職支援の実績が豊富であること

手帳がない方・取得予定がない方はこちら

スクロールできます
順位サービス名おすすめ度向いている人掲載求人数支援エリア公式サイト解説記事

1位

LITALICO仕事ナビ

4.6
転職支援は東京近郊のみ対応
手帳をお持ちで求人数重視の方向け
5,524件東京/埼玉
千葉/神奈川
求人を見る評判を見る

2位

かべなし求人ナビ

4.5
全国対応で、サポート力が高い
就労移行支援や継続支援も検索できる
888件全国求人を見る評判を見る

3位
dodaチャレンジ
dodaチャレンジ

4.3
就職支援実績No.1でサポート力が高い
大手企業狙いで年収をあげたい人向け
1,847件全国求人を見る評判を見る
4位
ランスタッド

4.0
年収400万円以上の外資・大手向け
非公開求人が多く、年収を上げやすい
615件全国(精神は首都圏)求人を見る評判を見る
5位atGP
atGPエージェント

3.9
企業スカウトを待ちたい方向け
地方求人や作業系など幅広く対応できる
1,622件関東/関西
名古屋
求人を見る評判を見る

掲載求人数:2026年8月18日確認時点の数値

6位以下の転職サービスを見る
順位サービス名おすすめ度向いている人求人数エリア公式サイト解説記事
6位エージェントサーナ
エージェントサーナ

3.8
身体障害・内部障害の方向け
歴32年の老舗にサポートしてもらえる
1,051件首都圏
関西
求人を見る評判を見る
7位障害者雇用バンク
障害者雇用バンク

3.7
20〜30代若手で未経験職種の転職なら
ハローワーク求人も閲覧できる
3,153首都圏
関西
求人を見る評判を見る
8位ワークリア
ワークリア

3.6
大手運営でサポート力が高い
配慮重視のマッチングで定着率90%
非公開首都圏求人を見る評判を見る
9位DIエージェント
DIエージェント

3.5
BABナビ連携で求人数は多い
情報収集目的なら選択肢には上がる
1,616
全国求人を見る評判を見る
10位リコモス
リコモス

3.4
東京近辺で小規模サポート
職業適性検査なども興味があればぜひ
544件東京近郊求人を見る評判を見る
その他の転職サービスを見る
サービス名おすすめ度向いている人求人数エリア公式サイト解説記事

ウェルビージョブナビ

3.3
求人を広く見たい方におすすめ
就労移行支援大手で、配慮調整に強い
6,300
件以上
全国求人を見る評判を見る

マイナビパートナーズ紹介

3.3
都内の安定した大手企業狙いなら
特例子会社運営での採用可能性あり
300
件以上
首都圏
関西
求人を見る評判を見る
マイナーリーグ
マイナーリーグ

3.3
発達障害支援に特化したkaien運営
職場との相性を重視したい人向け
300
件以上
首都圏求人を見る評判を見る

babナビ

3.2
障害者向けの求人サイト
自分で求人を探したい人向け
1,700
件以上
全国求人を見る評判を見る
トゥモローブライト
トゥモローブライト

3.0
ハイクラス向けで求人数は少なめ
高年収で個別支援を重視する人向け
非公開首都圏求人を見る評判を見る

ソーシャルパートナーズ

3.0
大手・外資・グローバル企業寄り
年収や待遇を上げたい方向け
400
件前後
首都圏
大阪
求人を見る評判を見る
アビリティスタッフィング
アビリティスタッフィング

2.8
精神障害×首都圏×事務職に特化
大手のリクルートが運営
250
件前後
首都圏求人を見る評判を見る
サーチコア
サーチコア

2.8
事務職、ITエンジニア専門
年収やキャリアアップしたい人向け
150
首都圏求人を見る評判を見る

ウェブサーナ

2.7
求人サイトなのでサポートはない
自分で求人を探したい人向け
150
全国求人を見る評判を見る
クローバーナビ
クローバーナビ

2.5
障害者向けの就職求人サイト
大手、有名企業の求人を見たい人向け
90
全国求人を見る評判を見る

障害者雇用枠の求人は、一般公開されていない求人をエージェント経由で紹介してもらえることもあります。まずは上位3社(LITALICO仕事ナビかべなし求人ナビdodaチャレンジ)に登録して、提案求人やサポートを比較しながら進めるのが基本です。

障害特性や配慮事項の伝え方、応募書類の添削、面接対策まで相談できるため、一人で求人サイトだけを見て進めるよりも、ずっと選考対策をしやすくなります

人気の事務職・大手企業・在宅勤務可の求人は、募集枠が少なく早く埋まりやすいです。1社だけだと紹介求人が偏るため、気になるサービスは求人の有無だけでも確認しておきましょう。

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1位|LITALICO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビの特徴まとめ
  • 全国で障害者求人を探せる大手サービス
    • 障害者雇用求人は全国5,400件以上
    • 求人を比較しながら情報収集しやすい
  • 精神障害・発達障害の支援実績が多い
    • 就労移行支援の大手で提携先企業が多い
    • 東京・埼玉・千葉・神奈川で個別サポート

LITALICO仕事ナビは、全国の障害者雇用求人を探せる大手求人サイトです。掲載求人数が多く、職種・合理的配慮・障害者雇用実績などの条件で細かく検索できるため、まず求人の選択肢を広く確認したい人に向いています。

また、東京・埼玉・千葉・神奈川では個別転職支援も利用できます。首都圏であれば、求人検索だけでなくキャリア相談や求人紹介まで受けられるため、精神障害・発達障害のある人や、転職活動を一人で進めるのが不安な人にも使いやすいサービスです。

LITALICO仕事ナビがおすすめな人

  • 全国の障害者雇用求人を幅広く確認したい
  • 合理的配慮・雇用実績を見て求人を比較したい
  • 首都圏で個別転職支援も受けたい

\ 60秒で無料登録!/

情報収集・相談だけでもOK

個別支援を受けられるのは、東京・埼玉・千葉・神奈川の一都三県です。その他の地域では求人サイトとして利用することになります。

LITALICO仕事ナビの基本情報
分類求人サイト/転職支援サービス
料金無料
対応地域全国(個別転職支援は東京・埼玉・千葉・神奈川)
対応障害精神障害・発達障害・知的障害・身体障害・難病のある方
求人掲載数5,524件(2026年8月18日時点)
公式サイトhttps://snabi.jp/
運営会社株式会社LITALICO
有料職業紹介許可番号:13-ユ-312010

2位|dodaチャレンジ

dodaチャレンジ
dodaチャレンジの特徴まとめ
  • 障害者雇用の転職支援実績No.1
    • 取引実績は3,000社以上
    • 公開求人1,800件前後+非公開求人9割超
  • 年収アップや条件改善を狙いやすい
    • 書類・面接対策・条件交渉まで一貫サポート
    • 全国オンライン面談対応

dodaチャレンジは、障害者雇用に特化した転職エージェントです。登録後に紹介される非公開求人が多く、取引実績も3,000社以上あるため、選択肢を広げながら転職活動を進めたい人に向いています。

キャリア面談、書類添削、面接対策、企業との条件交渉まで一貫してサポートを受けられるのも特徴です。初めての転職で進め方に不安がある人や、年収アップ・働き方の改善を狙いたい人は、優先的に登録候補に入れたいサービスです。

dodaチャレンジがおすすめな人

  • 年収アップや働き方の改善を狙いたい
  • 非公開求人も含めた好条件求人を探したい
  • 書類・面接対策・条件交渉まで支援してほしい

\ 非公開求人を無料で確認 /

情報収集・相談だけでもOK

dodaチャレンジは全国対応ですが、拠点は東京・大阪・愛知です。地方在住でも、オンラインでの転職支援に対応しています。

dodaチャレンジの基本情報
分類転職エージェント
料金無料
対応地域全国
対応障害精神障害・発達障害・知的障害・身体障害・難病のある方
求人掲載数1,847件(2026年8月18日時点)
※別途、非公開求人が多数
公式サイトhttps://doda.jp/challenge/
運営会社パーソルダイバース株式会社
有料職業紹介許可番号:13-ユ-040608

3位|かべなし求人ナビ

かべなし求人ナビ
かべなし求人ナビの特徴まとめ
  • 障害者雇用の就職・転職情報サービス
    • 公開掲載求人は約1,060件以上
    • 事務職・軽作業・清掃系の求人を探しやすい
    • 在宅勤務に配慮した求人も掲載あり
  • 就労移行支援・A型/B型事業所も比較できる
    • じっくり相談して選択肢を整理したい方向け

かべなし求人ナビは、障害者雇用の求人検索に加えて、就労移行支援・就労継続支援A型/B型・自立訓練の情報も探せる就職・転職情報サイトです。公開求人は1,060件以上あり、一般就職と就労支援をまとめて比較できます。

求人検索とエージェント相談をあわせて使えるため、今すぐ転職するか、まず就労支援を利用するか迷っている人にも向いています。自分に合う働き方をじっくり整理したい人は、登録候補に入れておきたいサービスです。

かべなし求人ナビがおすすめな人

  • 障害者求人と就労支援を比較したい
  • 一般就職か支援利用で迷っている
  • 働き方をじっくり相談しながら探したい

\ 非公開の求人を確認できます /

情報収集・相談だけでもOK

運営元の株式会社エス・エム・エスは、東証プライム上場企業で、医療・介護・福祉領域の人材サービスを複数展開する大手企業です。

かべなし求人ナビの基本情報
分類求人サイト/転職支援サービス/就労支援情報サイト
対応障害精神障害・発達障害・知的障害・身体障害・難病のある方
対応地域全国
求人掲載数888件(2026年8月18日時点)
2か月以内内定率70%以上
就労後の定着率95%以上
公式サイトhttps://dei-go.com/
運営会社株式会社エス・エム・エス
有料職業紹介許認可:13-ユ-190019
※内定率・定着率の調査期間:2023年10月~2025年12月時点で集計。調査対象:かべなし求人ナビを通じて転職先が決定したユーザー。

4位|ランスタッドチャレンジド

ランスタッドチャレンジド
ランスタッドチャレンジドの特徴まとめ
  • 障害者雇用で年収・条件改善を狙いやすい
    • 外資系、大手企業のフルタイム正社員が多い
    • 専任コンサルタントが面談から定着まで一貫対応
    • 書類添削、面接対策、条件交渉まで対応
  • 身体障害は全国・精神障害は都心部に限定

ランスタッドチャレンジドは、世界最大級の人材会社であるランスタッドが提供する障害者向け転職支援サービスです。外資系・大手企業の求人に強く、フルタイム正社員や年収・条件改善を狙う転職と相性がよいのが特徴です

専任コンサルタントが面談から求人紹介、書類添削、面接対策、内定後の手続き、入社後フォローまで一貫して支援します。これまでの職歴を活かしてキャリアアップしたい人や、条件の良い非公開求人も含めて検討したい人は、登録候補に入れておきたいサービスです。

ランスタッドがおすすめな人

  • 大手・外資系企業の求人を探したい
  • フルタイム正社員で条件改善を狙いたい
  • 職歴を活かしてキャリアアップしたい

\ 60秒で無料登録!/

情報収集・相談だけでもOK

身体障害は全国対応ですが、精神障害は東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・群馬・栃木・茨城・兵庫が対象です。

ランスタッドチャレンジドの基本情報
分類転職エージェント
料金無料
対応障害精神障害・発達障害・知的障害・身体障害・難病のある方
対応地域身体障害:全国
精神障害:東京/神奈川/千葉/埼玉/大阪/群馬/栃木/茨城/兵庫
求人件数615件(2026年8月18日時点)
サポート面談、求人紹介、書類添削、面談対策、入社後フォロー
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
運営会社ランスタッド株式会社
有料職業紹介許可番号:13-ユ-010554

5位|atGPエージェント

atGP(アットジーピー)
atGP(アットジーピー)の特徴まとめ
  • 全国の障害者求人を探せる大手サービス
    • 公開求人は1,500件以上
    • 地方求人や清掃、軽作業系も一定ある
  • 求人検索・転職相談・スカウト機能あり
    • 時短勤務・在宅勤務の配慮求人もある
    • すぐの転職ではなく情報収集目的で利用しやすい

atGP(アットジーピー)は、障害者向けの求人検索・転職サポート・企業スカウトをまとめて使える大手転職サービスです。首都圏・関西圏など都市部の事務職に強いだけでなく、地方求人や清掃・軽作業系、時短勤務、在宅勤務に配慮した求人も掲載されています。

自分で求人を探すだけでなく、エージェント相談や企業スカウトも利用できるため、今すぐ転職したい人はもちろん、情報収集しながら良い求人を探したい人にも向いています。

atGPがおすすめな人

  • 都市部で事務職求人を探したい
  • 時短や在宅勤務に配慮した求人も確認したい
  • すぐの転職ではなく、まず求人だけ確認したい

\ 60秒で無料登録!/

情報収集・相談だけでもOK

運営元のゼネラルパートナーズ社は、就労継続支援B型事業所を運営していることもあり、障害者雇用率14.65%(2025年度)と高いことが特徴です。

atGP(アットジーピー)の基本情報
分類求人サイト/転職支援サービス
対応地域全国
対応障害精神障害・発達障害・知的障害・身体障害・難病のある方
求人件数1,622件(2026年8月18日時点)
主な機能求人検索、エージェント、企業スカウト
公式サイトhttps://www.atgp.jp/
運営会社株式会社ゼネラルパートナーズ
有料職業紹介許可番号:13-ユ-030101

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さらに他エージェントを見たければ

精神障害でも転職エージェントは利用できる

まず精神障害(特にうつ病等の気分障害)のある方でも、転職エージェントは利用できます。

数年前までは、紹介企業が少なかったので断られることも多かったのですが、年々法定雇用率が引き上げられているので、現在は体調さえ回復していれば断られることは少なくなっています

就職実績は、精神障害が多い

大手のエージェントとなると、利用者の半分以上は精神障害のある方です。(例えば、大手のdodaチャレンジだと、うつ病の方でも就職実績が多いですね。)

引用元:dodaチャレンジ公式

より断られにくい転職エージェント

ここでは、転職エージェントごとの断られやすさを簡単に整理しました。

サービス名断られにくさ
ハローワーク
地域障害者職業センター
5.0
断られることはない
LITALICO
かべなし求人ナビ
atGP
4.5
大手で求人掲載数が多い
幅広い職種や地域に対応
dodaチャレンジ
ランスタッド
障害者雇用バンク
3.5
審査が厳しいこともある
対応地域が限定されがち
小規模エージェント 2.5
求人数が少なく断られる

法定雇用率の引き上げに伴って「精神障害の方を受け入れる企業」は増えつつありますが、それでも断られる場合はぜひ参考にしてください。

ただ、ブランクが長すぎたり、体調が働ける状態には至らない場合は、どこも利用できない可能性があるので、その場合は就労移行支援から慣れていきましょう。

断られたなら就労移行支援を利用しよう

転職エージェントに登録しても全てに断られてしまうようなら、体調が働ける状態までが安定していない可能性が高いです。その場合は、まず就労移行支援を利用しましょう。

フルタイムの一般就労を最終的なゴールとすると、下記のように段階がわかれますが、STEP3に位置する就労移行支援では、無理のないペースで少しずつ就労に慣れていくことが可能です

就労移行支援が向いている人と、向いていない人を簡単に整理すると下記の通りです。

向いている人・向いていない人
  • 向いている人
    • 今すぐ就職することに自信が持てない
    • 障害特性や配慮事項が明確にできていない
    • 職業訓練を受けてスキルアップしたい
    • 自分で就職活動をするも苦戦している
  • 向いていない人
    • 体調が回復していない、安定していない
    • すぐにでも働ける就職準備ができている
    • 専門的なスキルを身に付けたいだけ
    • 就職先の紹介をしてもらいたいだけ
    • 数ヶ月通所しても就労意欲が湧かない

仕事を選ぶ時は、障害特性と業務の相性が最重要になります。就労移行支援を利用すれば、事例をもとに一緒に調べながら考えてくれるので、就職後の不安も減るはずです。

どれにすべきか悩んだら、就労移行支援の大手であるウェルビーココルポートに相談してみてください。資料請求するとイメージが湧きやすいかと思います。

精神障害があると就職できない?

精神障害者の就職は難しいと言われており、現時点では申し込みをしたうちの43.8%しか就職できていない現状にあるものの、今後は改善されていく見通しです。

精神障害がある方の就職状況①
精神障害者の申込後就職率は43.8%

厚生労働省の統計情報によると、発達障害を含む精神障害者の“申込後の就職率は40.3%”と、まだ就職は難しいという状況にあります。

下記グラフは、2011年から2025年までの精神障害者(発達障害含む)の「求職申込数」と「就職件数」及びこれらをもとに算出した「申込後の就職率」の推移です。

精神障害者(発達障害含む)の新規就職率推移。2011年から2025年までの新規求職申込件数・就職件数・就職率のグラフ。申込・就職件数は過去最高の更新が続くが、就職率は40.3%とやや低下

厚生労働省のデータをもとに作成

このように、障害者雇用促進の流れを受けて、申込件数と就職件数は増えていますが、申込後の就職率は40.3%と高くはありません。(単純計算では、申し込んだうち59.7%は就職していないということです。)

コロナが明けて求人件数は増加

コロナの影響下によって大きく数を減らしていた「製造業」や「サービス業」「卸売業,小売業」といった求人数が、回復してきています。

コロナの影響を受けて雇用枠が減少していたものの、緩やかに改善しつつありますね。とはいえ依然として厳しいことには変わりません。

精神障害がある方の就職状況②
精神障害者の就職者数は増え続けている

しかし、2018年に障害者雇用促進法が改正(内容は後述)されて以降、民間企業で働く精神障害者の人数は伸び続けています。

雇用されている精神障害者の推移

厚生労働省 令和4年障害者雇用状況の集計結果より編集部作成
※雇用義務のある民間企業(43.5人以上規模)における雇用人数

上記グラフのように、厚生労働省が公開している最新情報(2022年時点)を見ると、2018年の障害者雇用法改正以降、急激に増加していることがわかります

障害者雇用促進法改正以降の変更点

①精神障害者が「障害者雇用義務」の対象に加わる
②精神障害者の短時間勤務(週20~30時間)の雇用率算定方法が「0.5→1.0」に変更
③民間企業の法定雇用率が「2.0%→2.2%」に変更

上記の変更(特に①②)に伴い、民間企業が精神障害者を雇用するメリットが増えたので、2018年を基点として障害者雇用がグッと加速する結果となりました。

まだ精神障害者の就職は難しい現状にはありますが、いずれ長期的には改善していく見通しです。

精神障害がある方の就職状況③
法定雇用率は段階的に引き上げられる

法定雇用率とは、企業の従業員数に応じて、一定割合以上の障害者雇用を義務付けた制度のことです。基準を満たさない場合、納付金(罰則)が発生します。(厚生労働省

2026年7月から、民間企業の法定雇用率は2.7%に引き上げられました。対象企業の目安も、常用労働者37.5人以上に広がっています。

法定雇用率の推移
  • 1988年4月:1.6%
  • 1998年7月:1.8%
  • 2013年4月:2.0%
  • 2018年4月:2.2%
  • 2021年3月:2.3%
  • 2024年4月:2.5%
  • 2026年7月:2.7%

従業員数が多い企業ほど採用人数も増加するため、法定雇用率の引き上げに伴い大企業では数百人単位で採用が強化されています。

障害者向け転職サービスの違いと使い分け

障害者雇用で仕事を探す方法は、転職エージェントや求人サイトだけではありません。主な選択肢は、次の5種類です。

サービス特徴向いている人
転職エージェント求人紹介、書類添削、面接対策、企業との調整まで支援してもらえる正社員転職を早めに進めたい人、配慮事項の伝え方に不安がある人
求人サイト公開求人を自分で検索し、企業に直接応募できる転職の軸が明確で、自分で求人を比較したい人
就労移行支援就労訓練や通所実績づくりを経て、一般企業への就職を目指すブランクが長い人、体調・生活リズム・通勤に不安がある人
ハローワーク地域密着型の求人を探せる公的機関。障害者専門窓口もある地方在住の人、地域の中小企業求人も見たい人
求人検索エンジンIndeedなどで複数サイトの求人を横断検索できる他サービスで求人が少ない人、アルバイト・パートも探したい人

正社員転職を目指すなら、まずは転職エージェントを軸にするのがおすすめです。求人紹介だけでなく、障害特性や配慮事項の整理、書類添削、面接対策、企業との条件調整まで相談できます。

一方で、すぐに働く自信がない方は就労移行支援、地方で求人が少ない方はハローワーク、自分で求人を比較したい方は求人サイトも併用するとよいでしょう。

迷ったときの選び方
  • 早めに正社員転職したい
    →転職エージェント
  • 求人を自分で比較しながら探したい
    →求人サイト
  • ブランクが長い、生活リズムに不安がある
    →就労移行支援
  • 地方で求人が少ない
    →ハローワーク
  • アルバイト・パート・在宅求人も広く見たい
    →求人検索エンジン

基本は「転職エージェントを2〜3社登録し、求人サイトやハローワークで求人の幅を広げる」という使い方が効率的です。すぐ働くよりも準備が必要な方は、先に就労移行支援を検討しましょう。

障害者雇用の転職サービスは併用するのがおすすめ

障害者雇用の転職では、1つのサービスだけに絞るよりも、目的に応じて併用したほうが求人の取りこぼしを減らせます。

目的おすすめの組み合わせ
早めに正社員転職したい転職エージェント2〜3社+求人サイト
求人を幅広く比較したい転職エージェント2〜3社+求人サイト
地方で求人が少ないハローワーク+転職エージェント
働く準備から始めたい就労移行支援+ハローワーク
アルバイト・在宅・短時間勤務も探したい求人検索エンジン+求人サイト

迷ったら、まずは障害者雇用に強い転職エージェントを複数登録し、紹介可能な求人や自分に合う働き方を確認しましょう。そのうえで、求人サイトやハローワークを併用すると、より多くの選択肢を比較できます。

反対に、体調や生活リズムに不安があり、すぐに働くことが難しい場合は、無理に求人応募から始める必要はありません。就労移行支援などを活用し、安定して働ける状態を整えてから転職活動に進むのも一つの方法です。

障害者向け転職エージェントの比較ポイント

同じ障害者向けサービスでも、対応エリアや得意な障害種別、求人の傾向、サポート範囲は異なります。そのため、求人数や知名度だけでなく、自分の障害内容・必要な配慮・希望する働き方に合うサービスかを確認しましょう

比較するときに確認したいポイント
  • 自分の障害内容・障害特性に近い支援実績があるか
  • 希望勤務地・通勤時間に合う求人を扱っているか
  • 在宅勤務・時短勤務・残業少なめなど希望する働き方に対応しているか
  • 勤務時間・通院・業務量など必要な配慮を相談できるか
  • 書類添削・面接対策・配慮事項の伝え方まで支援してくれるか

ただし、登録前に確認できる情報には限りがあります。公式サイトや公開求人だけでは、担当者との相性や紹介求人の質、配慮事項への理解度までは判断しにくいため、実際に登録した後の対応も見て判断しましょう。

登録後に見るべき!
転職エージェントの見極め方

障害者雇用では、担当者が障害特性や必要な配慮を理解しているかによって、求人提案や選考対策の質が変わります。

例えば、希望条件に合わない求人ばかり紹介される、配慮事項を十分に聞いてくれない、応募や内定承諾を急かされる場合は注意が必要です。

登録後に確認したいポイント
  • 障害特性や必要な配慮を丁寧に確認してくれるか
  • 紹介求人が希望条件や配慮事項に合っているか
  • 求人を紹介する理由や注意点を説明してくれるか
  • 書類添削・面接対策が応募企業に合わせた内容になっているか
  • 応募や内定承諾を不自然に急かしてこないか

複数登録した後は、紹介求人や担当者の対応を比較し、信頼できる1〜2社を中心に使いましょう。

より詳しい選び方を知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。登録前に整理しておくことや、複数利用時の比較ポイントまで詳しく解説しています。

障害者向け転職エージェントでよくある質問

障害者雇用枠は手帳なしで応募できますか?

基本的には応募できません。障害者雇用枠は、企業が法定雇用率を満たすための採用枠でもあるため、障害者手帳を持っていることが前提になります。

手帳がない方や取得予定がない方は、一般雇用枠での転職活動になります。その場合は、クローズ就労向けの転職エージェントも検討しましょう。

障害者雇用と一般雇用の違いは何ですか?

障害者雇用は、障害内容や必要な配慮を企業に開示したうえで働く雇用枠です。通院、勤務時間、業務量、コミュニケーション方法などの配慮を相談しやすい点が一般雇用との違いです。

一方で、一般雇用は求人の幅が広い反面、障害への配慮は前提になりません。無理なく長く働くことを重視するなら、まずは障害者雇用を優先して検討するのがおすすめです。

障害内容によって転職難易度は変わりますか?

変わります。身体障害や内部障害は、通勤経路・勤務時間・設備面の配慮が明確になりやすく、企業側も受け入れ体制を整えやすい傾向があります。

一方で、精神障害や発達障害は、体調の波、コミュニケーション、業務の進め方など、職場との相性がより重要になります。障害理解のある企業を紹介できるエージェントに相談しましょう。

障害者雇用の面接ではどんな質問をされますか?

よく聞かれるのは、障害内容、必要な配慮、体調管理の方法、通院頻度、前職の退職理由、長期就業できる見通し、得意な業務・苦手な業務などです。

企業側は「安定して働けるか」「現場で無理なく業務を進められるか」「どのような配慮が必要か」を確認しています。エージェントに相談し、配慮事項の伝え方を事前に整理しておきましょう。

転職エージェントはなぜ無料で使えるのですか?

転職エージェントは、求職者ではなく採用企業から紹介手数料を受け取る仕組みだからです。そのため、求人紹介、書類添削、面接対策、企業との日程調整などを無料で利用できます。

転職エージェントは複数利用すべきですか?

はい。障害者雇用の求人はエージェントごとに異なるため、2〜3社は併用するのがおすすめです。1社だけだと、紹介求人や担当者の提案に偏りが出やすくなります。

複数登録したうえで、求人の質、担当者の対応、障害への理解、選考対策の丁寧さを比較しましょう。


運営者情報

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会社名セオリーズ株式会社
本社所在地〒106-0032
東京都港区六本木6丁目10番1号
六本木ヒルズ森タワー16階
許可届出番号有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-317587
特定募集情報等提供事業届出受理番号:51-募-001910
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