ディーキャリアは、ブランド全体で全国108事業所を展開する、発達障害のある人向けの就労移行支援サービスです。就職後6か月の職場定着率91.9%、6,000件以上の独自求人掲載の実績があり、障害特性の理解から職場を想定した訓練、就職活動まで段階的に支援しています。
一方で、事業所や支援員によって対応や雰囲気に差がある、ITやデザインなどの専門スキルは身につけにくいといった声もあります。この記事では、ディーキャリアの特徴や評判を他の就労移行支援と比較し、どのような人に向いているのかを解説していきます。
本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。
【結論】ディーキャリアは、発達障害の特性を理解し、自分に合う働き方を見つけたい人におすすめ
ディーキャリアは、発達障害の特性による働きづらさを整理しながら、就職準備を進めやすい就労移行支援です。プログラムや実践訓練を通して、自分に合う働き方や、職場で困ったときの対処法を身につけたい人に向いています。
自己理解を深める段階から、模擬業務、応募書類の作成、面接練習まで段階的に進められる点が特徴です。6,000件以上の独自求人や就職後の定着支援もあり、就職することだけでなく、長く働き続けるための準備を重視したい人にも選択肢になります。
ディーキャリアがおすすめな人
- 発達障害の特性や働きづらさを整理したい人
- 実践訓練を通して仕事の進め方を身につけたい人
- 求人探しから就職後まで支援を受けたい人
就労移行支援を選ぶときのポイント
事業所は2つ以上見学して決めよう
就労移行支援は、同じ制度でも事業所によってサポート内容や通いやすさが大きく異なります。実際に見学してみると、「思っていた雰囲気と違った」「自分には合わなそう」と感じるケースも珍しくありません。1か所だけでは比較できず、なんとなくで決めてしまいがちです。
2つ以上を見学すれば、支援の手厚さやスタッフの対応、通所者の雰囲気などを比べられます。結果として「ここなら続けられそう」と納得して選びやすくなりますよ。
障害のある方向け
おすすめの就労移行支援
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また、「もう働ける状態なのか判断がつかない…」と迷った場合は、障害者雇用に特化した転職エージェントに一度相談してみるのも有効です。就労移行支援を利用すべきか、いきなり就職を目指せる段階かを、客観的な視点で整理してもらえるため、自分に合った次の一手を選びやすくなります。
ディーキャリアの基本情報・実績

- 発達障害特化の就労移行支援
- 全国108拠点の大手サービス
- 累計就職者数は2,144名以上
- 6,000件以上の独自求人から就職先を探せる
- 就職・定着実績が高水準
- 6ヶ月定着率91.9%(2024年度)
- 就職後平均給与20.2万円と比較的高水準
ディーキャリアは、発達障害に特化した就労移行支援サービスです。ブランド全体で全国108拠点に展開しており、専門特化型の中でも規模が大きいサービスに分類されます。
支援は「ライフスキル→ワークスキル→リクルート」の3段階で構成されており、自己理解から就職活動まで一貫してサポートを受けられます。加えて、eラーニング中心の「ワーク準備コース」もあり、PCスキルに不安がある方でも基礎から学習可能です。
また、利用者限定の求人サイトでは全国6,000件以上の独自求人から就職先を探せる強みもあります。発達障害特化でここまでの規模・実績を持つサービスは少なく、安定した支援と求人数の両方を重視する方に向いています。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | ディーキャリア |
| サービス種別 | 就労移行支援 |
| 運営会社 | デコボコベース株式会社 |
| 対象者 | 発達障害・精神障害のある方を中心に、障害・難病のある方 |
| 事業所数 | 全国108事業所(ディーキャリアブランド全体・2026年7月1日時点) |
| 延べ就職者数 | 3,253名(2025年10月時点) |
| 年間就職者数 | 681名(2024年11月~2025年10月) |
| 定着率 | 91.9%(就職後6か月・2024年度実績) ※「会社案内/ソーシャルインパクト2026」の掲載値です。ディーキャリア公式サイトには93.4%と掲載されています。 |
| 就職時平均給与 | 20.2万円(2024年度実績) |
| コース | ライフスキル・ワークスキル・リクルートの3コース |
| 就職後の支援 | 最長3年6か月(就職後6か月の支援後、希望者は就労定着支援を最長3年間利用可能) |
| 利用料金 | 前年の世帯所得に応じて決定。利用者の約8割が自己負担0円 |
| 対応地域 | 全国の主要都市 |
| 公式サイト | https://dd-career.com/ |
ディーキャリアのプログラム内容|3つのコースで段階的に就職を目指す
ディーキャリアでは、自己理解から職場を想定した実践訓練、就職活動まで、3つのコースで段階的に進めます。
- ライフスキルコース
主なプログラム:自己理解、特性整理、セルフケア、コミュニケーション
自分の得意・苦手や、職場で必要な配慮・対処法を整理する - ワークスキルコース
主なプログラム:模擬業務、報告・連絡・相談、時間管理、PC・事務スキル
職場を想定した訓練を通して、仕事の進め方や得意・苦手を確認する - リクルートコース
主なプログラム:求人探し、応募書類の作成、面接練習、配慮事項の伝え方
希望条件や必要な配慮を整理し、自分に合う就職先を探す
ディーキャリアITエキスパートのプログラム内容|ITスキルと就職準備を3段階で学ぶ
ディーキャリアITエキスパートでは、障害特性への対処法とIT・Webスキルを3つのコースで段階的に学びます。
- ライフスキルコース
主なプログラム:自己理解、障害特性への対処、ストレス管理、コミュニケーション、IT基礎知識、HTML・CSS・JavaScript
生活リズムや感情の整え方を学びながら、Webサイト制作に必要な基礎スキルを身につける - ワークスキルコース
主なプログラム:模擬業務、企業実習、JavaScript、PHP、MySQL、WordPress、ソフトウェアテスト、パソコンのキッティング、Excel
希望職種に合わせてプログラマーコースまたはITジェネラリストコースを選び、実務を想定した訓練に取り組む - リクルートコース
主なプログラム: IT・Web求人の選定、ポートフォリオ・スキルシートの作成、応募書類、面接練習、配慮事項の伝え方
身につけたITスキルや強みを整理し、自分の特性や希望条件に合う就職先を探す
ディーキャリアの就職実績
延べ就職者数が3,253名・定着率は91.9%
ディーキャリアは、延べ就職者数が3,253名(2025年10月時点)、年間就職者数が681名(2024年11月~2025年10月)、就職後6か月間の定着率が91.9%(2024年度実績)と公表されています。
厚生労働省によって公表されている「発達障害平均:71.5%」と比べても、高い定着率となっています。なお、就職時の平均給与は20.2万円とのことです。
就職後6ヶ月の定着率:91.9%

就職時の平均給与:20.2万円

参考:就職実績のある企業
SUZUKI/YANMAR/SOMPOケア/日本アクセス/マイナビパートナーズ/クボタワークス/まいばすけっと/NTTクラルティ/aws/長谷工グループ/三井住友海上あいおい生命/GREE/みずほビジネスチャレンジド/大和ライフプラス 他
ディーキャリアの良い評判・メリット
ディーキャリアの良い評判では、「支援員が親身に対応してくれた」「自己理解や仕事に必要なスキルを身につけられた」という声が見られました。
発達障害の特性や対処法を整理する段階から、仕事スキルの習得、求人探しまで段階的に進められる点が特徴です。就職することだけでなく、長く働き続けるための準備を重視したい方に向いています。
- 発達障害の特性や働きづらさを整理できる
- 模擬業務やフィードバックで仕事の実践力を身につけられる
- 6,000件以上の独自求人を活用し、就職活動の支援も受けられる
- 就職時平均月収は20.2万円
良い評判・メリット①
発達障害の特性や働きづらさを整理できる
ディーキャリアの良い評判では、「自己理解を深められた」「自分の価値観と向き合えた」という声が見られました。発達障害の特性による働きづらさを理解したい人に向いています。
人とコミュニケーションを練習したい方にとてもおすすめします。講義では支援員の方から話がふられたり、利用者どうしでの意見交換の場があります。こういった、ひとりだと出来ないコミュニケーションの時間が多く取れるため、通っているうちに言語化能力が高まります。言語化できると様々な視点が持てるようになるので、自己解決も出来ちゃうようになって、ちょっとハッピーです。
引用元:Googleマップ
他の事業所に比べ、自己理解やExcel、PowerPointを使用した作業が多くハイレベルですが、相応のスキルを身につけることが出来るので、今まで働いていたところがコミュニケーションの苦手さや不注意が頻発して続かなかったり、心身の不調でやめてしまった方にお勧めします。
引用元:Googleマップ
支援員の皆様はとてもあたたかく、親身になってくださいます。また、私はもともと、将来のビジョンであるとか、目標を立てるのが好きでしたので、価値観などと向き合える、こちらのプログラムの取り組みはやりがいがあり、楽しかったです。
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ライフスキルコースでは、障害特性や得意・苦手、ストレスを感じやすい状況などを振り返ります。セルフケアやコミュニケーションについても学び、職場で困ったときの対処法を整理します。
自分の特性だけでなく、企業へ伝えたい配慮や希望する働き方を整理できる点も特徴です。職場とのミスマッチや、同じ理由による早期離職を繰り返してきた人にも向いています。
良い評判・メリット②
模擬業務やフィードバックで仕事の実践力を身につけられる
また、「グループワークや事務作業を通じて、仕事に必要なスキルを身につけられた」という声も見られました。就職前に職場を想定した訓練を受けたい人に向いています。
電話問い合わせ、見学及び体験まで説明や対応がとても丁寧、親切でした。
就労移行スタートからもプログラムや支援員さん日々のフィードバックも充実しており、色々な症状の方に対応できると思います。 短い期間でしたが、学びが多く働いてから必要なアイテムと知恵いただきました。
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訓練を通じて、自分の障害との向き合い方や対人スキルを学び、スタッフさんとの面談や仮オフィスで実践検証することで自己理解が深まり、自分の強みと弱みを認識できるようにまでなりました。
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心理学等の知見をもとに、発達障害はじめ働くことに悩みを抱えた人々がすこしでも働きやすくなるよう、支援員の方々が体調管理の仕方やビジネススキル等について親身にサポートしてくださります。
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ワークスキルコースでは、職場を想定した模擬業務やグループワークを通して、指示の受け方や時間管理、報告・連絡・相談などを練習します。実際に近い環境で、自分の仕事の進め方を確認できる点が特徴です。
訓練後には、支援員から日々の振り返りや個別のフィードバックを受けられます。自分では気づきにくい得意な点や課題を確認し、仕事への取り組み方を見直せる点もメリットです。
良い評判・メリット③
6,000件以上の独自求人を活用し、就職活動の支援も受けられる
また、リクルートコースに進んだ利用者は、6,000件以上の独自求人から就職先を探せます。一般の求人サイトでは見つけにくい、障害者雇用に積極的な企業の求人を確認できる点がメリットです。
リクルートコースでは、求人探しだけでなく、応募書類の作成や添削、面接練習などの就職活動も進めます。支援員と希望条件や必要な配慮を整理しながら、自分に合う就職先を検討できます。
ただし、すべての求人に自由に応募できるわけではありません。勤務地や希望職種、経験、必要な配慮によって異なるため、見学時に応募条件や支援の進め方を確認しておきましょう。
就職後も定着支援を受けられる
ディーキャリアでは、就職後も職場での悩みや困りごとを相談できる定着支援を行っています。
2024年度の就職後6か月職場定着率は91.9%と公表されており、就職後も長く働き続けるためのサポートを受けられる点がメリットです。
良い評判・メリット④
就職時平均月収は20.2万円
ディーキャリアでは、利用者の就職時の平均月収を20.2万円と公表しています。収入面も考慮しながら、長く働ける就職先を探したい方にとって参考になる実績です。

引用元:公式サイト
ただし、平均収入は就職した職種、雇用形態、勤務時間、地域などによって異なります。ディーキャリアを利用すれば、誰でも同じ収入を得られるわけではありません。
- 発達障害の特性や対処方法を整理したい人
- 自己理解やコミュニケーションを段階的に学びたい人
- 仕事に必要な基本スキルを身につけてから就職したい人
- 求人探しから就職後の定着まで支援を受けたい人
ディーキャリアの悪い評判・デメリット
ディーキャリアの悪い評判では、「支援員の対応が自分には合わなかった」「担当者が変わり、相談しにくくなった」という声が見られました。
ディーキャリアは全国に事業所があり、支援員や事業所によって雰囲気や支援の進め方が異なる場合があります。また、発達障害に関する支援が中心のため、希望する訓練内容によっては合わない可能性もあります。
- 支援員や事業所によって対応に差を感じることがある
- 利用中に担当の支援員が変わることがある
- 発達障害以外への支援や専門訓練を重視する人には合わない場合がある
悪い評判・デメリット①
支援員や事業所によって対応に差を感じることがある
ディーキャリアの悪い評判では、「支援員の言葉や態度に不満を感じた」「必要な配慮を受けられなかった」という声が見られました。
- 嫌味なことを言われたり、怒鳴り声で発言された
- 利用者への配慮が足りないと感じた
- 感情的な態度や、強い口調で対応をされた
私は残念ながら利用中に体調を崩してしまい、途中で退所しました。
体調不良になった原因としては代表が度重なる異常な嫌味や怒鳴り声などを発言し福祉とは名ばかりの所だった事です。
正直言って、悪い思い出しか残らず今でも、その事で苦しめられる毎日です。引用元:Googleマップ
発達障害専門を謳っていますが、それ向けのマニュアルとカリキュラムで訓練を実施するというだけで個人への配慮は絶無。 ここのレビューでは丁寧に返信していますが、自分が後に配慮の不足を訴えても知らぬ存ぜぬの上、当方に原因があるのではと宣いリフレーミングを促して逃げる始末でした。
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多忙な中で長々と相談してしまったからなのか、管理者の男性からかなり感情的な態度や人格的な決め付け、強い言葉で対応されました。
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支援員として入られている看護師の方の態度合同訓練でお邪魔させていただきましたが、支援員さんの雰囲気が苦手でした。
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対応が悪くなる理由として、支援員が利用者の障がい特性や、個々の性格や状態を把握しきれていない場合、配慮を欠いた態度や、厳しい言動に繋がってしまうケースがあります。
就労移行支援では、支援員との相性や障害特性への理解度によって、相談しやすさに差を感じる場合があります。対応に不満がある場合は、事業所の責任者や相談しやすい職員に伝え、支援の進め方を相談しましょう。
悪い評判・デメリット②
利用中に担当の支援員が変わることがある
また、気になる口コミとして「支援員がいつの間に変わっていて困惑してしまう」という口コミが見られました。同じ支援員と長く関わりたい人には、不安に感じる可能性があります。
ある日を境に支援員がほとんどいなくなってしまった。それだけ支援員を苦しめる何かが会社にあるのだろう。そもそも1年-3年程で転職する支援員、すなわちキャリアプランを持ち合わせていないように思える支援員に相談していいものか疑問に思う。
引用元:Googleマップ
利用者には報連相だのアンガーマネジメントだの言う割には自分たちスタッフはやろうとしません。スタッフが何度も変わるにも関わらず、引き継ぎもろくに出来ず、利用者としては迷惑しました。
引用元:Googleマップ
スタッフの入れ替わりが激しい印象なので、慎重に選んだ方がいいかもしれません。 d-careerさんは色々な地域にあり、それぞれやり方の違いがあります。田町と中野を体験しましたが、かなり雰囲気が違います。
引用元:Googleマップ
支援員の退職や異動などにより、利用中に担当者が変わる場合があります。担当変更があると、これまで相談してきた内容が十分に引き継がれているか、不安を感じる方もいるでしょう。
同じ支援員に継続して担当してほしい方は、見学時に担当制の有無や、変更時の引き継ぎ方法を確認しておくと安心です。
悪い評判・デメリット③
発達障害以外への支援や専門訓練を重視する人には合わない場合がある
ディーキャリアは、発達障害の特性による働きづらさへの支援に強みがあります。そのため、発達障害以外に特化した支援や、専門分野の職業訓練を優先したい人には合わない可能性があります。
通常のディーキャリアでは、自己理解やセルフケア、コミュニケーション、基礎的なビジネススキルなどを中心に学びます。
また、プログラミングやWebデザインなどの専門スキルを優先したい人は、「ディーキャリアITエキスパート」や、ほかのIT特化型就労移行支援も比較しましょう。
また、ディーキャリアは3段階のコースで支援を進めるため、早く訓練を進めたい人は、就職活動までに時間がかかると感じる場合があります。見学時に、求人応募へ進む目安や条件も確認しておきましょう。
- 発達障害以外の障害に特化した支援を受けたい人
- プログラミングなどの専門スキルを優先して学びたい人
- 担当者の変更に強い不安を感じる人
- 集団でのプログラムやグループワークが苦手な人
ディーキャリアはやばい・ひどい?就職できないって本当?
ディーキャリアについて検索すると、「やばい」「ひどい」「通っても就職できない」といった関連ワードや口コミが見つかることがあります。

背景には、支援員の対応や事業所ごとの支援体制、カリキュラムの内容、就職活動へ進む時期に関する不満があります。具体的には、以下のような内容です。
- 支援員の対応や口調が厳しいという声
強い口調や感情的な対応をされた、必要な配慮を受けられなかったなど、支援員との関わりに不満を感じたという口コミがあります。 - 事業所によって支援体制や雰囲気に差があるという声
ディーキャリアはフランチャイズ形式で展開しており、運営法人や支援員によって、相談のしやすさや職員体制、支援の進め方が異なる場合があります。 - 発達障害以外の人には合わなかったという声
発達障害に関する自己理解やセルフケアを重視した内容が中心のため、ほかの障害への専門的な支援を求める人には合わないことがあります。 - 希望する時期に就職活動へ進めなかったという声
3段階のコースを順番に進めるため、早く求人へ応募したい人が、就職活動へ進むまでに時間がかかると感じる場合があります。
一方、こうした口コミは一部の利用者や事業所に対する評価であり、ディーキャリア全体の支援内容が悪いとは判断できません。公式情報では、以下のような就職・定着実績が公表されています。
- 就職後6か月の職場定着率は91.9%(2024年度)
- 6,000件以上の独自求人から仕事を探せる
- 大手企業や特例子会社などへの就職実績がある
就労移行支援を利用しても、必ず就職できるわけではありません。しかし、上記の実績を踏まえると、ディーキャリア自体が「就職できないサービス」とはいえないでしょう。
ディーキャリアは事業所ごとに支援員や利用者層、コースの進め方が異なる場合があります。悪い評判だけで判断せず、見学や体験利用を通して、支援員との相性や就職活動へ進む条件を確認することが大切です。
見学時にチェックしたいポイント
就労移行支援では、センターごとに雰囲気や支援の進め方が異なるため、口コミだけで判断せず、見学や体験で相性を確認することが大切です。
特に、次のポイントは事前に見ておくとミスマッチを減らしやすくなります。
- スタッフが話を急かさず聞いてくれるか
相談をさえぎられないか、質問に対して丁寧に返してくれるかを見ておきましょう。 - 利用者数や事業所内の雰囲気が自分に合いそうか
静かさや座席の距離感、初参加でもなじみやすそうかを確認すると安心です。 - 面談の頻度や就活支援の進め方はどうか
どのくらいの頻度で相談できるか、書類添削や面接練習の進め方も聞いておきましょう。 - グループワークの比重が高すぎないか
集団プログラムが多いか、個別対応とのバランスが自分に合うかを見ておくと安心です。 - 就職までの想定期間をどう見ているか
どのくらいの通所期間を想定しているのか、早期就職希望も含めて確認しておきましょう。
利用開始までの流れ
気になる点や不安を整理しながら、事業所の特徴を確認します。
スタッフ対応や雰囲気、プログラム内容が自分に合うかを見ます。
利用を希望する場合は、自治体で必要な手続きを行います。
通所ペースや支援内容を調整しながら、就職に向けて進めていきます。
見学や体験に参加したからといって、その場で利用を決める必要はありません。まずは事業所の雰囲気や支援内容が自分に合うかを確認してから判断すれば大丈夫です。
ディーキャリアのよくある質問
- ディーキャリアの利用に、障害者手帳は必要ですか?
-
障害者手帳がなくても、主治医の診断書や意見書などがあれば、自治体の判断で利用できる場合があります。
利用には受給者証が必要になるため、まずは見学や相談で条件を確認しておくと安心です。
- ディーキャリアの利用料金はいくらですか?
-
就労移行支援の利用料は、前年の世帯収入などに応じて決まります。
多くの方は自己負担なしで利用できますが、所得によって自己負担が発生する場合もあるため、見学時に確認しておきましょう。
利用料金の詳細
一般的に、就労移行支援の利用料金は、前年の世帯収入に応じて、0円〜37,200円の幅から自己負担額が決まります。
利用者区分 世帯年収の目安 負担上限額 生活保護 生活保護受給世帯
(〜約156万円)0円 低所得 市町村民税非課税世帯
(約156〜約300万円)0円 中所得 約300〜約600万円 9,300円/月 高所得 約600万円以上 37,200円/月 仮に料金が発生しても、月額上限は最大でも37,200円です。実際には、1日あたりに換算すると数百円〜1,000円台前半に収まるケースが多く、極端に高額になることはありません。
- ディーキャリアは発達障害以外でも利用できますか?
-
ディーキャリアは、大人の発達障害のある方に向けた支援に強みがあります。
ただし、発達障害以外の方も利用できる場合があるため、支援内容や配慮体制が自分に合うかを見学時に確認しておくと安心です。
- ディーキャリアにはIT・Webやサービス業に特化した支援もありますか?
-
通常のディーキャリアとは別に、IT・Web系の職種を目指す「ディーキャリアITエキスパート」と、サービス業を想定した実践訓練を行う「ディーキャリアワーク」があります。
対応する事業所は限られるため、希望する訓練内容や通える拠点を事前に確認しておきましょう。
- ディーキャリアでは、就職後にどのような定着支援を受けられますか?
-
就職後6か月間は、職場での悩みや勤務上の課題について面談・相談支援を受けられます。必要に応じて、職場環境や配慮事項の調整を企業へ依頼することもあります。
7か月目以降は、新たに申し込み・契約することで、就労定着支援を最長3年間利用できます。
- ディーキャリアでは交通費が支給されますか?
-
見学・体験時の交通費は原則として自己負担です。通所時の交通費については、自治体の助成制度や事業所独自の補助を利用できる場合があるため、見学時に確認しておきましょう。



