就労移行ITスクールは、プログラミング・Webデザイン・動画編集など、IT分野の学習に力を入れている就労移行支援サービスです。76種類以上のカリキュラムから訓練内容を選び、ITスキルだけでなく、自己理解やビジネスマナー、就職活動の準備まで幅広く進められます。
一方で、自主学習が中心になることがある、支援員によってITの専門性や対応に差があるといった声もあります。この記事では、就労移行ITスクールの良い評判・悪い評判、就職実績やデメリットを整理し、どのような人に向いているかを解説します。
本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。
【結論】就労移行ITスクールは、ITスキルを学びながら、自分のペースで就職準備を進めたい人におすすめ
就労移行ITスクールは、プログラミングやWebデザイン、動画編集などを学びながら、就職準備を進められる就労移行支援です。IT職種への就職を目指しつつ、自分に合うスキルや働き方を確認したい人に向いています。
76種類以上のカリキュラムから、ITスキル、Officeソフト、自己理解、ビジネスマナー、就職活動などを組み合わせて学べます。体調や得意分野に合わせて訓練内容を調整できるため、未経験から段階的に学びたい人や、就職後の定着まで支援を受けたい人にも選択肢になります。
就労移行ITスクールがおすすめな人
- 未経験からITスキルを学びたい人
- 自分の得意分野や適性を確認したい人
- 就職活動や就職後も支援を受けたい人
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就労移行支援を選ぶときのポイント
事業所は2つ以上見学して決めよう
就労移行支援は、同じ制度でも事業所によってサポート内容や通いやすさが大きく異なります。実際に見学してみると、「思っていた雰囲気と違った」「自分には合わなそう」と感じるケースも珍しくありません。1か所だけでは比較できず、なんとなくで決めてしまいがちです。
2つ以上を見学すれば、支援の手厚さやスタッフの対応、通所者の雰囲気などを比べられます。結果として「ここなら続けられそう」と納得して選びやすくなりますよ。
障害のある方向け
おすすめの就労移行支援
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また、「もう働ける状態なのか判断がつかない…」と迷った場合は、障害者雇用に特化した転職エージェントに一度相談してみるのも有効です。就労移行支援を利用すべきか、いきなり就職を目指せる段階かを、客観的な視点で整理してもらえるため、自分に合った次の一手を選びやすくなります。
就労移行ITスクールの基本情報・実績

- 全国で40事業所を展開
- 精神障害・発達障害・難病など幅広い方が対象
- プログラミング・デザイン・動画編集を学べる
- 利用者の44%がIT職種へ就職
- 就職後6カ月の定着率97.3%(2025年度就職者)
- 手厚いサポート体制
- 訓練は個別支援で76種類以上からカスタマイズ可能
- 体調に合わせて通所日数・時間調整が可能
就労移行ITスクールは、ITスキル習得に特化した、就労移行支援事業所です。障害や難病のある方を対象に、就職に必要な知識やスキル獲得を目指し、就職後の職場定着までサポートを行っています。
プログラミング、Webデザイン、動画編集のスキルを学べ、IT職への就職実績は44%と高い傾向にあります。利用者の平均月収は20.3万円で、一般障がい者(平均12.7万円)より高収入を目指せる点も魅力です。
他にも事務職や販売職など、8割の方が学んだスキルを活かした就職を実現しています。気になる方は、相談だけでもしてみてください。
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| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | 就労移行ITスクール |
| サービス種別 | 就労移行支援 |
| 運営会社 | メンタルヘルスラボ株式会社 ※フランチャイズ事業所は運営法人が異なる場合があります |
| 対象者 | 精神障害・発達障害・身体障害・知的障害・難病などのある65歳未満の方 |
| 事業所数 | 全国40事業所 ※公式サイト掲載の開所済み拠点を集計・2026年7月時点 |
| 累計就職者数 | 公式サイトでは明示されていません |
| 年間就職者数 | 公式サイトでは明示されていません |
| IT職種就職率 | 44%(2023年度実績・2024年10月公表) |
| 定着率 | 97.3%(2025年度就職者・就職6か月後) |
| プログラム数 | 76種類以上 |
| 企業実習先 | 具体的な企業数は明示されていません |
| 就職後の支援 | 就職後6か月間 月1回以上の面談、企業訪問、キャリア相談など |
| 利用料金 | 前年の世帯所得に応じて決定 利用者の9割以上が自己負担0円 |
| 対応地域 | 北海道、宮城、茨城、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、長野、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡、熊本、宮崎、沖縄 |
| 公式サイト | https://itschool-lp.logz.co.jp/ |
就労移行ITスクールのプログラム内容|5つのステップでITスキルの習得から定着まで支援
就労移行ITスクールでは、希望や課題を整理する面談から、ITスキルの習得、職場実習、就職活動、職場定着まで5つのステップで進めます。

- STEP1:面談・方向性の整理
主な内容:体調や障害特性、就職の悩み、希望する働き方の確認
支援員と相談しながら、訓練内容や就職までの進め方を整理する - STEP2:カリキュラム・講座
主な内容:プログラミング、Webデザイン、動画編集、事務スキル、自己理解、コミュニケーション
希望職種や得意分野に合わせて、必要な知識やスキルを身につける - STEP3:職場見学・企業実習
主な内容:企業見学、仕事体験、職場環境や業務内容の確認
実際の職場を経験し、自分の適性や働くうえで必要な配慮を整理する - STEP4:就職活動
主な内容:求人・企業選び、応募書類の添削、面接練習、内定後の準備
支援員と相談しながら、自分に合う就職先への応募を進める - STEP5:職場定着
主な支援:本人との面談、勤務先との連携、職場での困りごとの調整
就職後も安定して働き続けられるよう、本人と企業の間に入って支援する
主なカリキュラムを見る
- Webデザイン
Illustrator、Photoshop、UI・UX、WordPress、DTP、ポートフォリオ作成 - プログラミング
HTML、CSS、JavaScript、Java、PHP、Ruby、React、Python、MySQL - 動画編集
Premiere Pro、After Effects、動画編集の基礎から上級講座 - 事務スキル
Word、Excel、PowerPoint、VBA、Access、GAS - 就職に向けた準備
自己理解、SST・JST、ビジネスマナー、応募書類作成、面接練習、資格取得支援
就労移行ITスクールの就職実績
IT職種就職率は44%、就職6か月後定着率は97.3%
就労移行ITスクールでは、就職者の44%がIT職種に就職しており、プログラミングやWebデザイン、動画編集などを学んだスキルを活かして就職を目指せます。
就職先はIT職だけでなく、事務職が35%を占めているほか、販売・接客職、福祉・医療系、軽作業、営業などにも広がっており、就職者の約8割が訓練で学んだスキルを活かして就職しています。
また、運営会社の公式発表によると、2025年度に就職した利用者の就職6か月後定着率は97.3%です。就職後も定期面談や企業との調整を行い、職場で生じた困りごとを相談しながら働き続けられるよう支援しています。

就労移行ITスクールの良い評判・メリット
まずはアンケート調査およびSNSやGoogleマップで寄せられた良い口コミからわかるメリットを解説します。
- プログラミングやWebデザインなどを学べる
- 個別カリキュラムで自分のペースで進められる
- 自己理解から就職活動まで支援を受けられる
良い評判・メリット①
プログラミングやWebデザインなどを学べる
就労移行ITスクールの良い評判として「IT関連の書籍や講座が多い」「SEやプログラマーになりたい人におすすめ」というものが多くありました。IT職種への就職率は44%となっており実績も十分です。
他の就労移行では伸ばせるPCスキルがほぼExcel・Wordの基本操作に限定されるのに対し、こちらのITスクールでは「プログラミング言語」や「Adobe製品を用いたクリエイティブスキル」、「Wordpressの活用法」など、その先の応用力までしっかり鍛えることが出来ます。
引用元:Googleマップ
約1年こちらでお世話になりました。 訓練はやりがいがあり職員の皆さまはとても親切で親身になってお話を聞いてくださり本当に感謝です。 SEやプログラマーに興味がある方は是非お話だけでも伺ってみて下さい。
引用元:Googleマップ
通所したきっかけはIT系に就職したいの2つの理由でした。動画編集では教わるだけではなく、発表会のために自分でオリジナルの動画編集を作ってみる時間もあって、とってもよかったです。
引用元:Googleマップ
就労移行ITスクールでは、一般的なOfficeソフトだけでなく、プログラミングやWebデザイン、動画編集なども学べます。IT分野の基礎から成果物の作成まで取り組める点が特徴です。

引用元:公式サイト
IT職への就職を目指す人だけでなく、パソコンを使う事務職やクリエイティブ職など、仕事の選択肢を広げたい人にも向いています。見学時には、希望する職種に合う講座や制作実績があるか確認しましょう。
良い評判・メリット②
個別カリキュラムで自分のペースで進められる
良い評判として「自分の特性に合わせて学習できた」「長期の学習計画もサポートしてもらえた」という声が見られました。体調や希望に合わせて、無理のないペースで訓練を進めたい人に向いています。
規則正しい生活リズムが身につき、IT関連だけでなくオフィスソフトの学習など、幅広い決まったカリキュラムがあるわけではなく、基本的に自学自習なので、自分のペースで学習したい人にはピッタリだと思います。
分からないことや学習の疑問点があればすぐスタッフさんに聞ける環境なので、安心して学習できました。引用元:Googleマップ
講座もデザインに特化したものからビジネスに役たつ講座、認知行動療法と幅が広く社会復帰をするための準備にはとても良いプログラムが組まれていると思います。
ひとりひとりの特性に合わせて学習できるので自分を見つめ直す時間としてもかなり有意義な時間を過ごすことができました。引用元:Googleマップ
体調や生活のことをExcelやITパスポートの知識を活用してまとめたり分析をするといったような、自己分析をしながらIT知識を身につけていけるのも実用的でした。
カリキュラムが決まっていないからこそ自分の体調や生活リズムに合わせて段階的に就職活動へ向かっていけるのがよかったです。引用元:Googleマップ
就労移行ITスクールでは、支援員と相談しながら、希望職種や現在のスキル、体調に合わせて個別のカリキュラムを作成します。例えば、Webデザインと事務スキルなど、異なる分野を組み合わせて学ぶことも可能です。
通所を続けるなかで興味や適性が変わった場合は、学習内容や目標を相談できます。そのため、最初から目指す職種を一つに決めきれない人や、複数の分野を試しながら適性を確認したい人に向いています。
良い評判・メリット③
自己理解から就職活動まで支援を受けられる
良い評判として「セルフケアや自己理解を深められた」「面接練習に助けられた」という声が見られました。自分の特性や働き方を整理しながら、就職活動まで支援を受けたい人に向いています。
事業所では「セルフケア」という体調管理を毎日行っています。これがとても役に立ち、精神面・体調面ともに安定する大きな要因になりました。支援員の方々はどなたも親身に話を聞いてくださり、履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接の実施など、就職するまでしっかりと伴走してくださいました。
引用元:Googleマップ
就活での面接練習も一人ではできないことですので、助けられました。 学習面では自学自習しやすい環境でしたので、自分のペースで学びたい方にはおすすめです。 それ以外では、ここに通うことでセルフケアのやり方を知ることができたのが大きかったです。
引用元:Googleマップ
スキルよりも生活の基盤や自己理解を大切にされていて、最初の方でセルフケア講座を全員受ける、毎日自分の状態を支援員さんに報告する、利用者同士で自分の症状、悩みへの対処法をフィードバックしあう等、自分を見つめる機会が多かったです。
引用元:Googleマップ
就労移行ITスクールでは、ITスキルの訓練だけでなく、セルフケアや障害特性の整理、コミュニケーションなどのプログラムも受けられます。自分の得意・苦手や必要な配慮を整理し、仕事選びに活かせる点が特徴です。
就職活動の段階では、求人選びや応募書類の作成、面接練習なども支援してもらえます。一人で就職活動を進めることに不安がある人も、支援員と相談しながら準備を進められます。
そのため、ITスキルだけでなく、体調管理や自己理解も含めて就職準備を進めたい人に向いています。見学時には、面談の頻度や応募書類・面接対策の進め方も確認しましょう。
就労移行ITスクールの悪い評判・デメリット
ここではアンケート調査およびSNSやGoogleマップでの悪い口コミからわかるデメリットを解説します。
- 専門スキルは短期間では身につかないことがある
- 自主学習が中心になることがある
- 支援員の対応やITの専門性に差がある
悪い評判・デメリット①
専門スキルは短期間では身につかないことがある
気になる悪い評判としては「難易度が高い」「経験がなく大変だった」という口コミが一部見られました。短期間で専門スキルを身につけ、すぐにIT職へ就職したい人には合わない可能性があります。
プログラミングやWebデザイン、動画編集は、操作方法や専門用語など覚える内容が多く、未経験から短期間で実務レベルまで身につけるのは簡単ではありません。基礎学習に加えて、課題制作や繰り返しの練習も必要です。
また、学習した内容だけで希望するIT職に就職できるとは限りません。求人によっては実務経験やポートフォリオ、資格などを求められるため、希望職種から逆算して訓練内容を決めることが大切です。
そのため、見学時には未経験者の学習期間や就職例、成果物の作成支援について確認しましょう。体験利用で実際の教材に触れ、無理なく続けられそうか判断すると安心です。
- 繰り返しの実践が必要
教材を見るだけでなく、課題制作や復習を重ねてスキルを定着させる必要がある - 職種ごとに求められる水準が異なる
応募先によっては、資格やポートフォリオ、実務に近い制作経験を求められる
悪い評判・デメリット②
自主学習が中心になることがある
また、ネガティブな意見として「訓練は自主学習が中心だった」という口コミも一部見られました。支援員から丁寧に指導してもらいたい人には、向いていない可能性があります。
MOS資格に精通したスタッフは常駐されているものの、HTML・CSSやプログラミング言語(Python、C#、Java など)に強いスタッフはいらっしゃらず、Progate や paiza などの学習ツールを使って、独学で学ぶ必要があった点はやや残念に感じました。
引用元:Googleマップ
他の就労移行事業所と違うのが「自主学習」がメインという点。 合わない人は合わないと思います。 私も通い始めた頃は自分が何をしたいか何を学びたいかが定まらずに苦労しました。
引用元:Googleマップ
ExcelやWordなどの初心者の私でも半年ほどでMOSの資格を取ることが出来ました。 自習ベースの勉強が苦手な方には少しだけ大変かもしれないなと思います。
引用元:Googleマップ
学習自体は基本的に利用者自身のペースで進めていくことになるので、何を学びたいかを全く定めていない人や、受け身の人だと少し苦労するかもしれません。
引用元:Googleマップ
自主学習は、動画教材や参考書を使って自分のペースで進められる一方で、学習できる内容が限られることや、理解できない部分を質問できず解決が難しいといったデメリットがあります。
そのため、学びたい分野をまだ定めていない方や、受け身で学習するタイプの方には負担になる可能性があります。改善策として、アドバイザーへ学習計画を相談しておくことや、不明点はすぐに確認しましょう。
悪い評判・デメリット③
支援員の対応やITの専門性に差がある
また、悪い評判として「支援員の対応が合わなかった」「ITスキルへの質問に十分対応してもらえなかった」という声が見られました。相談対応や専門的な指導を重視する人は、事前の確認が必要です。
まだ利用するとは一言も言っていないのに流れ的に利用するよう仕向ける。 そして、まだ体調や身辺が整っていないのに事業所に合わせた設計を持たせるのは相手に対して酷です。 全体的に雰囲気が重いので他所の利用を考えました。
引用元:Googleマップ
福祉の基本「傾聴」も出来ない最悪な所。自分の周囲には、絶対にオススメしない。儲けが大事で、利用者のこと考えてないという感じがした。福祉では無いような気がした。ただの営利企業。
引用元:Googleマップ
スタッフにスキルがないからか、「自己理解せよ」など形のないスローガンを強調するばかりで、「IT特化」を掲げながら、スキルは二の次、三の次などと言ってはばからない。
引用元:Googleマップ
就労移行ITスクールでは、支援員と面談しながら訓練や就職活動を進めます。ただし、障害への理解や相談対応、得意とするIT分野は、事業所や支援員によって異なる場合があります。
特に、プログラミングやWebデザインなどの専門的な内容は、教材を使った自主学習が中心となり、疑問点にその場で答えられるスタッフがいないこともあります。講師から直接教わる形式を希望する人は、期待との差が生じる可能性があります。
就労移行ITスクールはやばい・ひどい?就職できないって本当?
就労移行ITスクールについて検索すると、「やばい」「ひどい」「通っても就職できない」といった関連ワードや口コミが見つかることがあります。

背景には、ITスキルの習得難易度や学習方法、支援員の対応などに関する口コミがあります。具体的には、以下のような内容です。
- 専門スキルの習得に時間がかかるという声
プログラミングやWebデザインは覚える内容が多く、未経験から短期間で実務レベルまで身につけるのは難しいと感じる人もいます。 - 自主学習が中心になることがあるという声
教材や学習ツールを使って自分で進める場面があり、講師から付きっきりで教わりたい人や、受け身で学びたい人には合わない可能性があります。 - 支援員の対応やITの専門性に差があるという声
事業所や支援員によって、相談対応や障害への理解、得意なIT分野が異なり、希望する質問に十分対応してもらえなかったという口コミもあります。
一方、こうした口コミは一部の利用者や事業所に対する評価であり、就労移行ITスクール全体の支援内容が悪いとは判断できません。公式情報では、以下のような就職実績が公表されています。
- 就職者の44%がIT職種に就職
- 約50種類の職種への就職実績がある
- 2025年度就職者の就職6か月後定着率は97.3%
就労移行支援を利用しても、必ずIT職に就職できるわけではありません。本人の適性や習得状況、希望地域の求人によっては、事務職や販売・接客職などを含めて進路を検討することもあります。
ただし、IT職種を含む幅広い就職実績や定着率を踏まえると、就労移行ITスクール自体が「就職できないサービス」とはいえないでしょう。重要なのは、希望職種に必要な訓練や就職支援を受けられる事業所かを確認することです。
悪い評判だけで判断せず、見学や体験利用で、自主学習と講座の割合、希望分野に詳しいスタッフの有無、過去の就職例を確認しましょう。無理なく学習を続けられる環境か見極めることが大切です。
見学時にチェックしたいポイント
就労移行支援では、センターごとに雰囲気や支援の進め方が異なるため、口コミだけで判断せず、見学や体験で相性を確認することが大切です。
特に、次のポイントは事前に見ておくとミスマッチを減らしやすくなります。
- スタッフが話を急かさず聞いてくれるか
相談をさえぎられないか、質問に対して丁寧に返してくれるかを見ておきましょう。 - 利用者数や事業所内の雰囲気が自分に合いそうか
静かさや座席の距離感、初参加でもなじみやすそうかを確認すると安心です。 - 面談の頻度や就活支援の進め方はどうか
どのくらいの頻度で相談できるか、書類添削や面接練習の進め方も聞いておきましょう。 - グループワークの比重が高すぎないか
集団プログラムが多いか、個別対応とのバランスが自分に合うかを見ておくと安心です。 - 就職までの想定期間をどう見ているか
どのくらいの通所期間を想定しているのか、早期就職希望も含めて確認しておきましょう。
利用開始までの流れ
気になる点や不安を整理しながら、事業所の特徴を確認します。
スタッフ対応や雰囲気、プログラム内容が自分に合うかを見ます。
利用を希望する場合は、自治体で必要な手続きを行います。
通所ペースや支援内容を調整しながら、就職に向けて進めていきます。
見学や体験に参加したからといって、その場で利用を決める必要はありません。まずは事業所の雰囲気や支援内容が自分に合うかを確認してから判断すれば大丈夫です。
就労移行ITスクールのよくある質問
- 就労移行ITスクールの利用に障害者手帳は必要ですか?
-
障害者手帳がなくても利用できる場合があります。ただし、自治体が発行する障害福祉サービス受給者証が必要です。医師の診断書などで申請できる場合もあるため、事業所や自治体へ相談しましょう。
- 就労移行ITスクールの利用料金はいくらですか?
-
利用料金は前年の世帯所得に応じて決まり、公式では利用者の9割以上が自己負担0円と案内されています。所得によっては、月9,300円または37,200円が負担上限になる場合があります。
利用料金の詳細
一般的に、就労移行支援の利用料金は、前年の世帯収入に応じて、0円〜37,200円の幅から自己負担額が決まります。
利用者区分 世帯年収の目安 負担上限額 生活保護 生活保護受給世帯
(〜約156万円)0円 低所得 市町村民税非課税世帯
(約156〜約300万円)0円 中所得 約300〜約600万円 9,300円/月 高所得 約600万円以上 37,200円/月 仮に料金が発生しても、月額上限は最大でも37,200円です。実際には、1日あたりに換算すると数百円〜1,000円台前半に収まるケースが多く、極端に高額になることはありません。
- 就労移行ITスクールでは交通費や工賃が支給されますか?
-
交通費は原則として自己負担で、訓練に対する給料や工賃も基本的に支給されません。ただし、自治体の交通費助成や事業所独自の支援を利用できる場合があるため、見学時に確認しましょう。
- IT未経験でも利用でき、どのようなスキルを学べますか?
-
IT未経験でも利用できます。プログラミング、Webデザイン、動画編集、Officeソフトのほか、自己理解やビジネスマナー、応募書類作成なども学べます。対応内容は事業所ごとに確認しましょう。
- 就労移行ITスクールではどのような職種に就職できますか?
-
公式では就職者の44%がIT職種で、事務職、販売・接客職、福祉・医療系などへの就職実績もあります。必ずIT職に就職できるわけではないため、適性や地域の求人を踏まえて進路を相談します。
- 就労移行ITスクールは在宅訓練にも対応していますか?
-
公式サイトでは、全事業所共通の在宅訓練対応は案内されていません。在宅で利用できるかは、自治体の判断や本人の状況、事業所の支援体制によって異なるため、希望する事業所へ確認してください。
- 就労移行ITスクールの利用期間はどのくらいで、就職後も支援を受けられますか?
-
就労移行支援の利用期間は原則2年です。公式では約3か月で就職する例や、体調とスキルを整えながら1~2年通う例があります。就職後6か月間は、定期面談や企業との調整などの定着支援を受けられます。



