障害者雇用バンクの評判・口コミ|断られることはある?求人を紹介されない理由も解説

障害者雇用バンクは、若手向けの未経験向け求人が多い障害者向け転職サービスです。20〜30代を中心に、幅広い求人を比較しながら転職活動を進めたい方に向いています。

本記事では、他の障害者転職サービスと比較しながら、メリット・デメリットを解説します。最後まで読めば、自分に合うサービスか判断できます。

目次
編集 セオリーズ編集部

本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。

【結論】障害者雇用バンクはどんな人におすすめ?

障害者雇用バンクは、未経験から新しい職種に挑戦したい若手に向いています。特に、20〜30代で首都圏や大阪を中心に求人を探したい方は利用しやすいサービスです。

一方、地方で幅広く求人を探したい方や、職種・勤務条件などの希望が多い方は、「紹介できる求人がない」と求人紹介を断られることもあるため、他社と併用して利用するのがおすすめです。

障害者雇用バンクがおすすめな人

  • 20〜30代で未経験職種に挑戦したい方
  • 首都圏や大阪を中心に求人を探したい方
  • 他社と併用してさらに求人を見たい方

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複数エージェントを併用して比較しよう

障害者雇用は枠が少ないので、求人を紹介してもらえる経路を増やすことが重要です。ライバルより先に応募した方が有利なので、複数登録しましょう。

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出典:障害者転職エージェントおすすめ

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障害者雇用バンクの特徴まとめ

障害者雇用バンク
障害者雇用バンクの特徴まとめ
  • 20〜30代向けの障害者転職サービス
    • 未経験OKの求人を探しやすい
    • 首都圏、大阪、名古屋エリアが中心
  • まずは他社を優先して余裕があればでOK
    • 地域や経歴次第で紹介が難しい場合がある
    • 求人の取りこぼしを防ぎたい方向け

障害者雇用バンクは、20〜30代の若手向けに利用しやすい障害者転職サービスです。未経験OKの求人を探しやすく、独自求人に加えてハローワーク求人も確認できるため、幅広く求人を見たい人に向いています。

一方で、対応地域は都心部に限定され、求人数も大手ほどは多くないことから、地域や経歴によっては求人紹介を断れることがあります。第一候補というよりは、他社と併用して求人の取りこぼしを防ぐ目的で使うのが現実的です。

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  • 20〜30代で未経験OK求人を探したい
  • 首都圏、大阪、名古屋で転職したい
  • 他サービスと併用して求人を増やしたい

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対応エリアや経歴によっては紹介が難しい場合もあるため、他の障害者向け転職サービスと併用して使うとよいでしょう。

障害者雇用バンクの基本情報
分類転職エージェント
対応障害精神障害・発達障害・知的障害・身体障害・難病のある方
エリア首都圏・大阪・名古屋
求人件数3,222件(2026年9月8日時点)
公式サイトhttps://syogai-koyo-bank.com/
運営会社株式会社HANDICAP CLOUD
有料職業紹介許可番号:13-ユ-307858
2026年9月時点
2021年5月に現在の「障害者雇用バンク」に名称変更

2016年4月に「エラビバ」として開始され、2021年5月に「障害者雇用バンク」に名称変更されています。

障害者雇用バンクと他の転職エージェントを比較

障害者雇用バンクの他社との違いは、20~30代の若手向けに特化していることです

未経験向け求人を探しやすく、保有求人の80%が未経験者も応募可能なので、経験やスキルに不安があり、他社で求人紹介を断られた方にも検討しやすいサービスです。

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順位サービス名おすすめ度向いている人掲載求人数支援エリア公式サイト解説記事

1位

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障害者雇用バンク

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300
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babナビ

3.2
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件以上
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350
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サーチコア
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2.8
事務職、ITエンジニア専門
年収やキャリアアップしたい人向け
150
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ウェブサーナ

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自分で求人を探したい人向け
100
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クローバーナビ
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大手、有名企業の求人を見たい人向け
80
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ただ、高年収求人や転職支援実績だと、まだまだ大手のLITALICO仕事ナビdodaチャレンジには及ばないので、安定した就業経験があり、年収をあげたい方には物足りないかもしれません

障害者雇用バンクの評価:
総合評価:★★★★☆ 4.2

求人の量 4
首都圏や関西エリアなら豊富にある。
ハローワーク案件も転載しているが紹介はできない
求人の質 5
20〜30代向けの求人が豊富
未経験職種への転職支援にも向いている
対応品質 4
親身な対応を評価する声がある。
一方、連絡の遅さや担当者との相性に不満を感じた声も一部ある。
断られにくさ 4
全国対応で提案を受けられる。
希望条件や地域、経歴によっては求人紹介が難しい場合もある。

障害者雇用バンクの利用者を対象に当サイトで実施した満足度アンケートでは、「どちらともいえない」と回答した人が39%ともっとも多い結果となりました。

障害者雇用バンクの利用者満足度評価のグラフ

満足した方からは、未経験向けの求人が多いといった意見が見られた一方、担当者との相性が合わない、求人紹介を断られるといったネガティブな意見も寄せられています。

アンケート集計に関して

集計期間:2024年7月〜2026年8月
集計方法:インターネット調査および口コミ投稿フォーム
回答数:85人

障害者雇用バンクの良い評判・メリット

ここでは、当サイトで実施したアンケート調査、口コミ投稿フォームに寄せられた体験談、SNS上の公開口コミを参考にしながら、障害者雇用バンクの良い評判から見えるメリットを紹介していきます。

良い評判・メリット
  • アドバイザーが親身に接してくれた
  • 大手企業の求人に出会いやすい
  • 未経験者向けの求人が豊富
  • スマホやWeb面談で転職活動を進めやすい

当ページの評判・口コミは、オンライン調査および口コミ投稿フォームに寄せられた情報を参考に掲載しています。

良い評判・メリット①
アドバイザーが親身に接してくれた

障害者雇用バンクの一つめの良い評判は「キャリアアドバイザーが優しく親身に接してくれた」というものです。具体的な口コミを見てみましょう。

具体的な口コミの例
  • 面談も一時間かけてしっかり話を聞いてくれる
  • まめに連絡してくれたし無駄のないスケジュールの立て方してくれた
  • 非常に親身にサポートしてくれました
スクロールできます

障害者雇用バンクの他スタッフの方は、私の精神障害に対して理解があり、非常に親身にサポートしてくれました。初めのカウンセリングでは、私の精神障害に関する悩みや希望を丁寧に聞いてくれ、それに基づいた転職先の提案をしてくれます。

また、働く上での配慮が必要な場合には、企業側にも理解を求め、事前に打ち合わせをしてくれました。

出典:口コミ投稿フォーム

私は今、障害者雇用バンクつかってます。週一面談、看護師もいるサテライトオフィスも運営していますし、面談も一時間かけてしっかり話を聞いてくれます。
たくさん紹介して、応募はたくさんさせようとしてきますね。

引用元:X(Twitter)

障害者雇用向けの転職エージェントは、障害者雇用バンクが良かったよ
まめに連絡してくれたし無駄のないスケジュールの立て方してくれたし
内定早かったのはただのラッキーだったと思うが

引用元:X(旧Twitter)

このように、担当者が丁寧かつ親身にサポートしてくれたという意見が見られました。書類添削や面接対策だけでなく、応募前の相談もしやすいため、初めて転職活動を進める方にも心強いサービスです。

一人での転職活動に不安を感じる方は、登録して相談してみてください。

内定までは1〜2か月程度が目安とされており、早めに転職活動を進めたい方にも向いています。

良い評判・メリット②
公開求人数が比較的多く、大手企業の求人も探しやすい

またメリットとして、求人数が比較的多く大手企業の求人に出会いやすい点が挙げられます。知名度のある企業や安定した環境で働きたい方にとって、求人の選択肢を広げやすいのが特徴です

引用元:公式サイト

障害者雇用バンクでは、2026年8月18日時点で3,153件の企業求人を掲載しています。主要な障害者向け転職サービスと比べても公開求人は比較的多く、幅広い選択肢から探しやすいのがメリットです。

<主要サービスとの公開求人数比較>

障害者雇用バンク:約3,150件
LITALICO仕事ナビ:約5,500件
dodaチャンレンジ:約1,850件
atGP:約1,600件

求人数が多いぶん、事務職やIT系、管理部門など職種の幅も見比べやすく、自分に合う職場を探しやすくなっています。大手企業を含めて幅広く比較したい方は登録してみてください。

また、面談後には10社以上の求人を提案してもらえることもあるため、一度に複数の求人を比較しながら転職活動を進めやすいのも魅力です。

年収アップやキャリアアップを目指したい方にはハイクラス向けの特集ページもあります。

ハローワーク求人もまとめて検索できる

障害者雇用バンクでは、企業求人とあわせてハローワーク求人も検索できます。複数の求人を一つのサイトで比較できるため、求人の選択肢を広げたい方には便利です。

ハローワーク求人は、障害者雇用バンクから直接応募できない場合があるため、応募方法は事前に確認しておきましょう。

良い評判・メリット③
未経験者向けの求人が豊富

また、良い評判として「未経験からでも転職できた」という口コミが見られました。障害者雇用バンクでは、保有求人の80%が未経験者も応募可能とされており、初めての転職でも挑戦しやすいのが魅力です。

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30代で不安でしたが、意欲を重視する企業を紹介してもらい、未経験から新しい仕事に挑戦できました。アドバイザーのサポートも丁寧で自信をもって転職活動ができました。

出典:口コミ投稿フォーム

全くの未経験でしたが、応募できる求人が多くて驚きました。20代でも挑戦しやすく、成長を見てくれる企業と出会えました。

出典:口コミ投稿フォーム

経験がなくても応募できる求人ばかりで心強かったです。実際、未経験職種に転職できて、自分の可能性を広げられました。

出典:口コミ投稿フォーム

とくに、20〜30代のキャリア形成を見据えて、意欲や成長を重視する求人が見られます。未経験からでも応募しやすい求人があるため、新しい仕事に挑戦したい方に向いています

そのため、まずは応募できる求人を広く見ながら、自分に合う働き方を探したい方は相談してみるとよいでしょう。

登録後は非公開求人を紹介してもらえることもあり、選択肢を広げながら比較しやすいのも魅力です。

障害者雇用バンクでは、求人だけでなく就労支援事業所も探せます。就労移行支援や就労継続支援A型・B型などから検索できるため、すぐに転職するか、支援を利用しながら就職準備を進めるか迷っている方にも便利です。

良い評判・メリット④
スマホやWeb面談で転職活動を進めやすい

障害者雇用バンクは、スマホやWeb面談を活用して転職活動を進めやすいのもメリットです。場所に縛られず、気軽に転職活動を進めたい方に向いています

スマホから会員登録や求人検索ができ、プロフィール情報をもとに履歴書・職務経歴書の作成も進められます。PCを開かず、移動しながらでも転職準備をしやすい点も便利です。

障害者雇用バンク スマホ1つで利用がしやすい説明画像

引用元:障害者雇用バンク公式

また、キャリアアドバイザーとの面談はWebで受けられるため、来社せずに相談できます。在職中の方や、外出の負担を減らしたい方にも利用しやすいでしょう。

求人探しから相談までオンラインで進めやすいため、自宅を中心に転職活動を進めたい方にも使いやすいサービスです。

障害者雇用バンクの悪い評判・デメリット

ここでは、当サイトで実施したアンケート調査、口コミ投稿フォームに寄せられた体験談、SNS上の公開口コミを参考にしながら、悪い評判・デメリットを整理していきます。

悪い評判・デメリット
  • 連絡がこないことがある
  • 担当者との相性が合わないことがある
  • 配慮事項から求人を絞り込みにくい
  • 求人紹介を断られることがある

当ページの評判・口コミは、オンライン調査および口コミ投稿フォームに寄せられた情報を参考に掲載しています。

悪い評判・デメリット①
連絡がこないことがある

障害者雇用バンクのデメリットの一つは、登録後の連絡が遅いと感じることがある点です。連絡を待つ時間が長いと不安につながり、悪い評判につながっています。

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男性/30代/障害の種類: 精神障害/精神障害詳細: うつ病

満足度: ★☆☆☆☆(非常に不満)

エージェントの方と面談し、求人に応募することになったのですが、2週間以上待っても連絡がなく、時間の無駄だと思い退会申請をしたら、慌てたように連絡が来て、応募先の会社からの返信がないということを言い訳がましく言ってきました。こちらから選考を辞退すると言ったらその直後に退会処理完了のメールが届きました。人を障害者だからと見下しているとしか思えない対応でした。本当に時間の無駄で不愉快でした。

出典:口コミ投稿フォーム

障害者雇用バンクに登録してインタビューを受けてから音沙汰ありません。

引用元:X(Twitter)

一般的に転職支援サービスを利用すると、タイミングや状況によっては連絡まで時間がかかる場合もあります。

そのため、1週間ほど待っても連絡がない場合は、問い合わせフォームなどから確認してみましょう。なお、理由や対処法を詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

悪い評判・デメリット②
担当者との相性が合わないことがある

障害者雇用バンクのデメリットの一つは、担当者によって対応の質に差を感じることがある点です。連絡の行き違いや対応の仕方によっては、不満につながり、悪い評判につながっています。

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障害者雇用バンクで求人応募して今日電話くるって約束までしたのに時間になっても電話来なくて電話してみたら、担当者忘れてて共有のし忘れでそのまま営業行ったって。

引用元:X(旧Twitter)

障害者雇用バンクはお勧めしません。登録したら電話がかかってきました。 浅薄でまだるっこしい応答が続き不愉快だったので経歴は登録せず、後日削除しました

出典:口コミ投稿フォーム

最初の電話対応で障害をバカにされた気がしました。ビジネスなのに「うんうん」と相槌をうつ人に、努力してないというような事を初対面で言われたくないです。

出典:口コミ投稿フォーム

障害者雇用バンク登録したら毎日電話かかってきて怖すぎて泣いてます

引用元:X(旧Twitter)

障害者雇用バンクに限らず転職エージェントを利用する場合、担当者によって連絡頻度や対応の丁寧さに差を感じるケースもあります。

そのため、対応に違和感がある場合は、まずは具体的な理由を担当者に伝えて、改善が見られなければ担当変更を依頼しましょう。

もし担当変更を依頼しても改善が見られない場合は、他の転職サービスも併用しながら進めると安心です。

悪い評判・デメリット③
配慮事項から求人を絞り込みにくい

また懸念点として、障害特性に合う職場かどうかを求人検索の段階で比較しづらいことがあります。勤務地や職種では探せますが、配慮内容まで細かく比較したい方には、やや使いにくく感じる場合があります。

引用元:公式サイト

障害者雇用バンクでは、企業求人とハローワーク求人をまとめて見られるのが強みです。一方で、検索は勤務地・職種・フリーワードが中心で、配慮内容を軸に比較したい場合は、判断しにくいこともあります。

そのため、通院配慮や働き方の相談、職場環境との相性を重視する方は、面談時に確認しながら進めるのがおすすめです。

必要に応じて、他の転職サービスも併用しながら比較すると、自分に合う求人を見つけやすくなります。

悪い評判・デメリット④
求人紹介を断られることがある

障害者雇用バンクでは、希望条件やその時点の求人状況によって、「紹介できる求人がない」と案内されることがあります。実際に、求人紹介を受けられなかったという口コミも見られました。

障害者雇用バンクはあまりよくなかったから登録しないほうがいいよ。身体障がい者は別かもしれんけど、精神障がいの人は難しいと思いました

出典:口コミ投稿フォーム

ただし、精神障害や発達障害があることだけを理由に、一律に求人紹介を断られるわけではありません。紹介されない主な理由や、断られた場合の対処法を次から詳しく解説します

障害者雇用バンクに断られる・求人を紹介されない理由

求人を紹介してもらえない理由は一つではなく、障害者雇用バンクの求人状況や希望条件、企業側の応募条件などによって異なります

ここでは、実際の口コミや公開求人の調査結果も踏まえながら、求人紹介につながりにくい主なケースを整理していきます。

私が地方で求人を探していた影響もあるかもしれませんが、今は紹介できる求人がないと断られてしまいました

出典:口コミ投稿フォーム

精神障害・発達障害だから断られるわけではない

「精神障害や発達障害だから求人を紹介してもらえないのでは?」と不安になる方もいますが、障害種別だけを理由に一律に断られるわけではありません。障害者雇用バンクでは、精神障害・発達障害のある方も対象に求人を検索できます。

ただし、必要な配慮と企業側が対応できる条件が合わない場合などは、紹介できる求人が限られることがあります。障害名だけでなく、必要な配慮や勤務条件まで整理して相談しましょう。

求人を紹介されない主な理由
  • 希望する職種・地域の求人が少ない
  • 勤務地や勤務時間など希望条件を細かく絞っている
  • 求人の応募条件と経験・スキルなどが合っていない
  • 障害者手帳を取得していない・取得予定がない

求人を紹介されない理由①
希望する職種・地域の求人が少ない

障害者雇用バンクで求人を紹介されない理由の一つは、希望する職種や勤務地に紹介可能な求人が少ないことです。

障害者雇用バンクは全国の求人を扱っていますが、求人は都市部に集まりやすい傾向があります。

保有求人の地域には偏りがある(都市部が多め)

2026年8月に公開企業求人3,153件を調査したところ、東京1,081件・神奈川309件・大阪279件で、3都府県だけで全体の52.9%を占めていました。

一方、地方では求人が30~40件程度の地域も見られました。

また職種も一般事務を中心としたオフィスワーク系が約6割と多いため、地方で勤務地を限定したり、特定の職種だけに絞ったりすると、紹介できる求人が限られる場合があります。

地域・職種別の詳しい求人傾向は、後半の「障害者雇用バンクの企業求人の特徴」で紹介しています。

求人を紹介されない理由②
勤務地や勤務時間など希望条件を細かく絞っている

希望する職種や地域だけでなく、雇用形態・勤務時間・年収・在宅勤務・必要な配慮など、条件を複数組み合わせるほど紹介できる求人は限られます

たとえば「地方×事務職×正社員×在宅勤務」のように条件を限定すると、それぞれの条件では求人があっても、すべてを満たす求人がその時点では見つからないことがあります。

すべての条件を緩める必要はありません。「絶対に譲れない条件」と「できれば希望する条件」を分けて担当者へ伝えると、紹介可能な求人を広げやすくなります。

求人を紹介されない理由③
求人の応募条件と経験・スキルなどが合っていない

希望条件に合う求人があっても、企業が求める経験やスキルなどの応募条件と合わない場合は、求人紹介につながりにくいことがあります。

転職エージェントは求職者の希望だけでなく、企業側の採用条件も踏まえて求人を紹介します。そのため、希望職種で必要な実務経験やPCスキルなどが不足している場合、紹介できる求人が限られることがあります。

年齢・転職回数・ブランクだけで一律に断られるわけではありません。求人ごとに応募条件は異なるため、これまでの経験やスキルを整理したうえで相談しましょう。

求人を紹介されない理由④
障害者手帳を取得していない・取得予定がない

障害者雇用バンクで障害者雇用求人の紹介を受けるには、原則として障害者手帳を取得している方、または取得予定の方が対象です

身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかを取得している、または取得予定であれば利用を検討できます。一方、手帳を取得する予定がない場合は、障害者雇用枠の求人紹介を受けにくくなります。

手帳を取得せずに転職したい場合は、一般雇用枠を扱う転職サービスも選択肢になります。

障害者雇用バンクに断られたときの対処法

障害者雇用バンクで求人を紹介してもらえなかった場合でも、条件の見直しや他サービスの併用によって、応募できる求人が見つかる可能性があります

断られた理由を確認したうえで、次の3つの方法を検討してみましょう。

求人紹介を断られたときの対処法
  1. 希望条件を整理して再度相談する
  2. 他の障害者向け転職サービスを併用する
  3. 必要なら就労移行支援などで準備して再挑戦する

断られたときの対処法①
希望条件を整理して再度相談する

「紹介できる求人がない」と言われた場合は、職種・勤務地・雇用形態・勤務時間などの希望条件を一度整理してみましょう。

見直しやすい条件の例
  • 勤務地・通勤範囲
    通勤できる地域を少し広げると、紹介対象となる求人を増やせる場合があります。
  • 希望する職種
    第一希望だけでなく、経験やスキルを活かせる近い職種まで広げてみましょう。
  • 雇用形態・勤務時間
    正社員だけでなく契約社員も含めたり、勤務時間を調整できたりすると、選択肢を広げやすくなります。

すべての条件を変える必要はありませんが、「絶対に譲れない条件」と「できれば希望する条件」を分けることで、紹介対象となる求人を広げやすくなります。

その時点では求人がなくても、募集状況は変わります。条件を整理して担当者へ伝え、期間を空けて再度相談するのも選択肢です。

断られたときの対処法②
他の障害者向け転職サービスを併用する

障害者雇用バンクで希望する求人を紹介してもらえなかった場合は、他の障害者向け転職サービスにも登録して求人を確認するのが現実的な対処法です。

転職サービスによって保有求人や得意な地域・職種が異なるため、障害者雇用バンクでは紹介できなかった条件でも、LITALICO仕事ナビdodaチャレンジなどで求人が見つかる可能性があります。

障害者雇用バンクと他社の違いは、前半の「他の転職エージェントを比較」で詳しく紹介しています。

断られたときの対処法③
必要なら就労移行支援などで準備して再挑戦する

就業経験やスキルに不安があり、希望する求人の応募条件に届いていない場合は、すぐに転職エージェントだけで探し続けるのではなく、就労移行支援などを利用して準備してから再挑戦する方法もあります。

就労移行支援では、生活リズムを整えながら、PCスキルや応募書類の作成、面接対策など一般就職に向けた準備を進められます。状況によっては、短時間勤務などから就業経験を積むことも選択肢になるでしょう。

求人が少ないことが理由なら他社併用、応募条件とのミスマッチが理由ならスキルや経験の整理など、断られた理由に合わせて次の方法を選びましょう。

就労移行支援を比較したい方は、おすすめ事業所をまとめた記事も参考にしてください。

障害者雇用バンクの登録してからの流れ

STEP
WEB会員登録

WEB登録そのものは5~10分もあれば完了します。その後、事前に履歴書・職務経歴書を提出できるとベスト。初回の面談がスムーズに進みます。

STEP
登録面談/ヒアリング

事前に日程調整し、障害内容や配慮事項、求人の希望条件などのヒアリングをおこないます。すでに職務経歴書を提出していれば添削してもらうことも可能です。もし事前に整理できていなくとも、一緒に考えてくれるので安心してください。

STEP
求人紹介/応募

面談ヒアリングですり合わせた希望条件に添いながら、障害特性および配慮、そして職務適正にあった企業求人を定期的に紹介してくれます。必要に応じて企業ごとに選考対策をおこないます。

STEP
内定/入社前サポート

内定を取るまでサポートしてくれます。そして内定後の契約書等のやり取りを全て管理、進行してくれます。求人によっては、給与条件の交渉をしてくれる場合があります。

STEP
入社/定着支援

入社してからも継続して安定した就労ができるように、定期的にフォローをしてくれます。

障害者雇用バンクを使い倒すコツ

障害者雇用バンクを利用する際は、自分の経験や必要な配慮を具体的に伝え、紹介された求人を確認しながら進めることが大切です。次の3点を意識すると、求人紹介や応募を進めやすくなります。

利用時に意識したい3つのポイント
  • これまでの経験・スキルを具体的に伝える
    担当した仕事内容やPCスキルなどを整理して伝えると、経験を活かせる求人を提案してもらいやすくなります。
  • 必要な配慮は面談時に具体的に相談する
    通院や勤務時間、職場環境など必要な配慮を共有し、紹介された求人で対応可能か確認しながら進めましょう。
  • ハローワーク求人は応募方法も確認する
    障害者雇用バンクではハローワーク求人も見られますが、そのまま応募できない場合もあるため、応募方法を事前に確認しておくと安心です。

障害者雇用バンクの企業求人の特徴

ここでは障害者雇用バンクが保有している企業求人の特徴を「職種」「地域」「雇用形態」という軸で確認しました。

障害者雇用バンクが保有している企業求人の特徴
  • <職種>
    一般事務職を中心に幅広い職種がある
  • <地域>
    首都圏や大阪が中心
  • <雇用形態>
    契約社員や正社員が中心

保有している障害者求人(職種):
一般事務職を中心に幅広い職種がある

勤務地や職種から求人を検索可能で、職種カテゴリは事務・管理系、営業系、IT系、設計/開発系など幅広く用意されており、オフィスワーク系の求人を中心に、さまざまな職種を探しやすいのが特徴です

  • 一般事務職が約6割ほどある
  • 管理系の求人も一定数見られる
  • 営業・経理・CADなど専門職寄りの求人もある

一方で、オープンポジション求人や、複数の職種・勤務地にまたがる求人も見られるため、検索結果だけで職種の比率を細かく判断するのは難しい面もあります。

使いやすさとしては、気になる求人を比較しながら、面談で希望条件に合う職種を相談していく使い方が向いています。

保有している障害者求人(地域):
首都圏や大阪が中心

障害者雇用バンクの求人は、東京・神奈川など首都圏に集まりやすく、大阪も一定数あるのが特徴です。都市部で求人を探したい方には使いやすいサービスです

地域求人件数割合
東京1,081件34.3%
大阪279件8.8%
神奈川309件9.8%
公開求人総数3,153件

調査日:2026年8月18日

※勤務地や働き方の条件により、件数・割合は一部重複を含む場合があります。

ただし、地方は都市部より選択肢が限られやすいため、他社も含めて比較しながら進めるのがおすすめです。

地方や関西圏など、エリア別に転職サービスを比較したい方は、地域別比較記事も参考にしてみてください。(全国/関西圏/福岡/愛知

複数使っても紹介が難しい場合は、地域のハローワークや障害者職業センターも選択肢になります。

保有している障害者求人(雇用形態):
契約社員求人がもっとも多い

障害者雇用バンクでは、契約社員がもっとも多く、正社員やアルバイト・パート求人も一定数あります。

まずは正社員を目指したい方にも使いやすく、働き方を固定せず自分に合う雇用形態を見比べたい方にも向いています

雇用形態求人件数割合
正社員1,117件35.4%
契約社員1,269件40.2%
アルバイト・パート514件16.3%
公開求人総数3,153件

調査日:2026年8月18日

※勤務地や働き方の条件により、件数・割合は一部重複を含む場合があります。

補足|よくある質問と転職ノウハウ

最後に、障害者雇用に関してよくある質問をFAQ形式で網羅的に解説していきます。気になる項目があればタップしてみてください。

Q. 障害者手帳なしでも使えますか?

障害者雇用バンクの求人は、原則として障害者手帳を取得している方、または取得予定の方が対象です。

そのため、手帳がない場合は利用が難しいことがあります。手帳を取得せずに転職活動を進めたい方は、一般雇用向けの転職エージェントもあわせて検討してみましょう。

障害者手帳の取得前に利用できるケースや、手帳なしでの転職方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

Q.精神障害・発達障害・適応障害でも使えますか?

はい。精神障害や発達障害のある方も利用できます。適応障害の方も利用を検討できますが、障害者雇用求人は原則として障害者手帳を取得している方、または取得予定の方が対象です。

手帳の有無や希望条件によって紹介可能な求人は異なるため、登録時に確認しましょう。

Q.障害者雇用バンクは50代以降でも使えますか?

はい、公式サイトでは50代の入社事例も紹介されています。

一方、障害者雇用バンクは20〜30代など若手向け求人が多い傾向があるため、50代以降の方は他の転職サービスも含めて比較しながら進めるとよいでしょう。

Q.障害者雇用バンクの利用料金はかかりますか?

障害者雇用バンクの転職・就職サポートは無料で利用できます。求人検索のほか、キャリアアドバイザーへの相談や求人紹介、書類作成・面接対策などのサポートも受けられます。

Q.障害者雇用バンクはWeb面談を利用できますか?

はい。キャリアアドバイザーとのWeb面談を利用できます。スマホから求人検索や転職準備も進められるため、来社せずに相談したい方や、在職中に転職活動を進めたい方にも利用しやすいサービスです。

Q. 障害者雇用バンクで求人を紹介してもらえないことはありますか?

あります。希望する職種や地域、勤務条件、企業側の応募条件などと紹介可能な求人が合わない場合は、「紹介できる求人がない」と案内されることがあります。

求人が見つからない場合は、希望条件の見直しや他社の併用も検討しましょう。

Q. 退会方法は?

障害者雇用バンクは、ログイン後のマイページから退会できます。


障害者雇用バンク以外のサービスも比較したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

本記事の口コミは、独自アンケートおよびSNS上の投稿をもとに掲載しています。


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