マイナーリーグは、発達向け就労支援大手のkaienが運営する転職エージェントです。登録前に「悪い評判がないか」「本当に利用すべきか」と気になりますよね。
本記事では、他の障害者転職サービスと比較しながら、メリットデメリットを網羅的に解説。最後まで読めば、障害者雇用で使うべきかを判断できます。
- 2018年開始で実績が少ない
発達障害専門の就労移行支援kaienが運営しているので、高いサポートには期待できるものの、求人件数と実績が多くはないので、あえて推奨はしない - 求人件数と実績の多い大手を利用したい
幅広い求人を保有するLITALICO仕事ナビやdodaチャレンジあたりに登録すれば、条件に合った求人を見逃しにくい
本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。
マイナーリーグの特徴まとめ

- 発達障害に特化した転職支援サービス
- 困りごと・配慮事項を整理して企業に伝えやすい仕組み
- 発達障害への理解がある企業(発達フレンドリー企業)が中心
- 専門職・スキル職の求人が多い
- ITエンジニア、デザイン、研究開発などが中心
- 契約社員スタートの求人が多い傾向
- エリアは一都三県が中心
- 就労移行支援Kaienのノウハウを活用
- 発達障害支援に特化したカウンセリング
- 特性理解ベースでのマッチング
マイナーリーグは、就労移行支援で実績のあるKaienが運営する発達障害に特化した転職支援サービスです。特性理解を前提にしたマッチング設計が特徴で、一般的な転職エージェントとはポジショニングが異なります。
最大の特徴は、発達障害に理解のある企業とのマッチング精度が高い点です。困りごとや配慮事項を構造化して企業に共有する仕組みがあり、就業後のミスマッチを抑えやすい設計になっています。
求人はIT・デザイン・研究開発などの専門職が中心で、契約社員スタートが多い傾向があります。求人数の網羅性では大手に劣るため、発達障害特化の精度重視枠として併用する位置づけが合理的です。
【公式】https://mlg.kaien-lab.com/
| マイナーリーグの基本情報 | |
|---|---|
| サービス | 転職支援サービス(発達障害特化) |
| 料金 | 無料 |
| 対応地域 | 首都圏中心(東京・神奈川・埼玉・千葉) |
| 対応障害 | 発達障害中心 |
| 求人件数 | 非公開 |
| 主な求人 | IT・デザイン・研究開発など専門職中心 |
| 雇用形態 | 契約社員スタートが中心 |
| 公式サイト | https://mlg.kaien-lab.com/ |
| 運営会社 | 株式会社Kaien 有料職業紹介許可番号:13-ユ-304643 |
他求人サイトとの求人数比較
ここでは、障害者雇用を取り扱う他サイトと、求人数を比較していきます。
| 主要就職サイト | 求人件数 |
|---|---|
| LITALICO仕事ナビ | 約3,500件 |
| BABナビ | 約1,800件 |
| dodaチャレンジ | 約1,700件 |
| atGP | 約1,400件 |
| マイナーリーグ | 約200件 |
公開求人数は大手に劣りますが、使わないのも勿体無いです。発達障害に特化しているのはマイナーリーグだけなので、相談だけでもしてみてください。
とはいえ、マイナーリーグだけだと、条件の良い求人を取りこぼしてしまう可能性があるので、いくつか併用することをおすすめします。
マイナーリーグの良い評判/口コミ
ここではマイナーリーグの口コミを紹介していきます。マイナーリーグの良い評判・口コミは、以下の6件が見られました。
- 支援機関の推薦文がある
- 発達障害の人を採用ターゲットにしている
- 発達障害のニーズに直結している
- 特性に合った求人が見つかる
- 精神の手帳持ちは落とす!という企業がない
- 結構大手企業を紹介しています
支援機関の推薦文がある
マイナーリーグ(Kaienの求人サイト)だと、支援機関の推薦文という機能(?)がある。どれほど効力があるかわからないけど、事業所に頼んだ。企業からオファー来るといいなあ。
マイナーリーグじゃなくても、企業の選考によっては、支援者に紹介状的な文章を書いてもらうこともあるらしい。
引用元:X(旧Twitter)
発達障害の人を採用ターゲットにしている
Kaienさんの出す求人情報は「発達障害の人を採用ターゲットにしている」点でも貴重。
マイナーリーグという求人サイトを運営されてます。
引用元:X(旧Twitter)
発達障害のニーズに直結している
ガクプロ(大学生向けサービス)
マイナーリーグ(発達障害に特化した就職・転職サイト)
生活訓練事業所(今すぐは就職しない人向け:最大2年間)
ホームページ、X(旧Twitter)、YouTubeでの情報発信Kaienさんが提供されるサービスは、どれも当事者のニーズに直結していると思います
引用元:X(旧Twitter)
特性に合った求人が見つかる
株式会社Kaien発達障害、グレーゾーンの特性がある方向けの求人サイト。社名もしくは「マイナーリーグ」で検索。特性に合った求人が見つかるかも。
引用元:X(旧Twitter)
精神の手帳持ちは落とす!という企業がない
マイナーリーグの良いところは 「精神の手帳持ちは落とす!という企業がない」 「Kaienだけでなく、他の就労移行を利用していても担当支援員のアセスメント情報を添付できる」 の2つ
引用元:X(旧Twitter)
結構大手企業を紹介しています
ちなみに僕はここから今の企業に就職しました。 マイナーリーグというサイトです。 ここも結構大手企業を紹介しています。
引用元:X(旧Twitter)
障害者の特性に合った求人を実際に紹介してもらえるといった口コミが多く見られました。興味があれば無料なのでぜひ登録してみてください。
マイナーリーグの悪い評判・口コミ
マイナーリーグの悪い評判・口コミは、以下の2件が見られました。
- 求人に応募したのに全然音沙汰がない
- 自己PR欄の文字数制限がきつい
求人に応募したのに全然音沙汰がない
マイナーリーグ(kaien)の求人に応募したのに全然音沙汰がない。まずはkaienが面談したいって言うから日程送ってんのに、3日くらい返事こないんだが…もう辞退しようかな…
引用元:X(旧Twitter)
自己PR欄の文字数制限がきつい
Kaienのマイナーリーグ、自己PR欄の文字数制限きっつい。「自己PR(長所、特技・趣味、学生時代に取り組んだこと等)を編集する」で合計1000文字は足りなすぎるんよ
引用元:X(旧Twitter)
アドバイザーから連絡が来ないと思ったら、こちらからも積極的に連絡するようにしましょう。
保有している障害者求人の特徴
ここではマイナーリーグが掲載している求人の特徴を解説してきます。職種、地域、雇用形態で確認したところ、下記のような傾向があることがわかりました。
- 正社員採用の求人はとても少ない
- 一都三県以外はほとんどない
- 特性を活かせるIT系専門職や事務職が多い
保有している障害者求人の特徴①
正社員採用の求人はとても少ない
マイナーリーグが取り扱っている障害者求人を「雇用形態別」で絞り込んだときの求人件数を集計すると、下記のようになりました。ほとんど契約社員ですね。
| 雇用形態 | 求人件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 正社員 | 61件 | 25.4% |
| 契約社員 | 163件 | 67.9% |
| アルバイト | 16件 | 6.7% |
| 合計 | 240件 | 100% |
※一部重複あり
※それぞれ2025年10月27日時点の数値
上記を見るに、契約社員の募集が67.9%で、時点に正社員25.4%と続きます。正社員の入社はあまり期待できないかもしれません。
正社員採用に強いエージェント
正社員求人で探すなら、下記サービスがおすすめです。
時期によって求人数に変動はありますが、概ね300~500件ほどは保有しています。
保有している障害者求人の特徴②
一都三県以外はほとんどない
マイナーリーグが取り扱っている障害者求人をエリア別にみてみると、ほとんどが首都圏エリアのものであることがわかります。
| エリア | 求人件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 一都三県 | 207 件 | 56.9% |
| それ以外 | 157件 | 43.1% |
| 全国 | 364件 | 100% |
※一部重複あり
※それぞれ2025年10月27日時点の数値
ちなみに、一都三県のうち東京都が184件とほとんどを占めています。一都三県であれば活用できますが、それ以外では使う理由がないかもしれません。
都心部以外で強い転職エージェント
地方エリア(全国から都市部を除く)での転職支援に強い求人サイトを整理すると、以下の通りです。
| サービス名 | 地方求人の充実度 |
|---|---|
| ・ハローワーク ・地域障害者職業センター | ★★★★★ 地方でも一定数の求人あり |
| ・atGP ・dodaチャレンジ ・かべなし求人ナビ | ★★★★☆ 全国展開で求人掲載数が多い |
| ・LITALICO仕事ナビ ・ランスタッド ・障害者雇用バンク | ★★★☆☆ 全国対応だが都市部中心 |
| ・小規模求人サイト | ★★☆☆☆ 地方は求人数が少ない |
複数の転職サイトを使っても十分な求人が得られない場合は、ハローワークや地域の障害者職業センターの利用が現実的な選択になります。
また、他にいくつか利用しても求人紹介を断られてしまうようなら、地域ごとにあるハローワークや障害者職業紹介センターを利用することをおすすめします。
保有している障害者求人の特徴③
特性を活かせるIT系専門職や事務職が多い
マイナーリーグが取り扱っている障害者求人を「職種別」で絞り込んだときの求人件数を集計すると、下記のようになりました。事務やIT系専門職が多いですね。
| 職種 | 求人件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 事務・オフィス内軽作業 | 176件 | 68.2% |
| 物流・倉庫 | 0件 | 0% |
| 営業・接客・販売 | 4件 | 1.6% |
| IT系専門職 | 51件 | 19.8% |
| その他 | 27件 | 10.5% |
| 合計 | 258件 | 100% |
※一部重複あり
※それぞれ2025年10月27日時点の数値
障害者雇用でよく見られるタイプの『事務職求人』と、発達特性を活かしやすい『IT系専門職』の取り扱い比率が多い傾向にありますね。
マイナーリーグを利用するメリット
マイナーリーグを利用するメリットは下記の通りです。それぞれ順番に解説していきます。
- 発達障害専門のカウンセラーが対応
- 新着の非公開求人を紹介してくれる
- 専門スキルを活かした年収UPを狙いやすい
- 苦手なことや配慮事項を伝えやすい
マイナーリーグを利用するメリット①
発達障害専門のカウンセラーが対応
kaienのマイナーリーグに所属している、発達障害に詳しいキャリアカウンセラーに、転職活動の相談をすることができます。具体的には下記の通り。
- 経歴の棚卸し
- 新着・非公開求人の紹介
- 職務経歴書などの添削
- 過去の面接傾向の共有
- 面接練習とフィードバック
- 条件、給与交渉
どれも無料で対応してくれます。転職活動を効率的かつ効果的にするためにも、積極的に活用しましょう!
特に、経歴にあった非公開求人を紹介してもらえるようになるのが大きいですね。非公開なだけあって、条件が良い傾向にあるので。
マイナーリーグを利用するメリット②
新着の非公開求人を紹介してくれる
マイナーリーグに登録することで『非公開求人』を見ることができるようになり、募集を始めたばかりの『新着の求人』も優先的に紹介してもらえます。
- 非公開求人
特徴:好条件求人の少人数募集が多い
対義語:公開求人(大量募集系が多い) - 新着求人
特徴:好条件求人がまだ出てくる
対義語:古い求人(売れ残り…)
特に、両方の特徴を持つ『非公開で新着な求人』は、好条件なものが多く、まだ誰も募集していないので、競争が少なく、狙い目ですね。
仮にすぐの転職でなくとも、条件の良い求人があればすぐに紹介してもらえる体制を作ることをおすすめします!
マイナーリーグを利用するメリット③
専門スキルを活かした年収UPを狙いやすい
マイナーリーグでは、すでに専門スキルがあり、一定以上の活躍をしている方に向けて、年収UPに向けた転職支援を行っています。
そのため、一般枠での就労経験がある方や、専門スキルを持っている方であれば、障害に対する理解と配慮を得ながら、より高い給与と待遇を手に入れることができます。
【マイナーリーグにある専門スキル求人】
- 一般枠の就労経験を活かす
- 一般枠の就労で5年以上の実務経験があり、経験を活かして働きたい方
- 専門領域のスキルを活かす
ITや研究開発、語学、会計などの専門スキルを活かして働きたい方- 専攻の学術分野を活かす
修士や博士後期課程を修了し、一定の技術領域や学問を修めた新卒や第二新卒の方- 資格を活かす
会計士、行政書士、応用情報技術者試験、TOEIC800点以上、あるいはそれに準ずる難易度の資格を有している方
引用元:マイナーリーグ
障害者雇用だと、どんなにスキルがあっても昇給しないケースが多いので、現状で物足りなく感じる方はぜひ利用してみてくださいね!
マイナーリーグを利用するメリット④
苦手なことや配慮事項を伝えやすい
マイナーリーグでは、発達障害の方の困り感や配慮事項を、簡単に伝えることができる仕組み(特許技術あり)が構築されているとのことです。
公式には下記の記載があります。

出典:マイナーリーグより一部編集
おそらく就労移行支援kaienの運営をする中で培った「苦手としていること」や「成果を出しやすい配慮事項」といったデータを活用しているのでしょう。
仕事をしていて困った時や、配慮して欲しい状況になった時、簡単に伝えることができるのは、安心できますね。
さて次章では、ここまでご紹介したマイナーリーグの特徴を踏まえて、利用をおすすめできる人の条件について整理していきますね。
就職で使うべき?おすすめできる人
ここまで解説してきた良い悪い口コミ評判、及び他社比較の結果からマイナーリーグのメリットとデメリットを整理すると、以下のようになります。
- 発達障害専門
- 困り事や配慮に詳しい
- 発達専門のカウンセラーが対応
- スキルや強みを活かせる求人がある
IT技術職や事務職がメイン
- 正社員求人は多くはない
- 東京都以外では求人数が少ない
マイナーリーグは、東京都で発達障害を活かした仕事を探すのであれば、おすすめできます。ただ、正社員求人はやや少なめなので、他社と一緒に使いましょう。
- 発達障害のある方
- 東京都で求人を探している方
- スキルを活かして年収を上げたい方
利用は無料なので、上記に該当するのであれば、気軽に登録してみましょう。
【公式】https://mlg.kaien-lab.com/
複数エージェントを併用して比較しよう
また、障害者雇用は枠が少ないこともあって、求人をどれだけ早く紹介してもらえるかが重要なので、複数の転職エージェントも利用することが重要です。
障害のある方向け
おすすめの転職エージェント
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