atGP(アットジーピー)に断られた!紹介されない?精神障害や発達障害だと難しいのか

atGPに登録しても、担当者の連絡がなかったり、紹介できる求人がありませんと言われたりすることで「断られた…」と感じる例は少なくありません。

この記事では、実際にatGPに断られた方の口コミ調査をもとに、転職支援や求人紹介をしてもらえない理由と対処法について解説します。

この記事のまとめ
  • 場合によっては断られることがある
    大手人気企業の求人が多いので、経歴によっては紹介できないと言われることがある
  • 精神障害だからと断られるわけではない
    atGPの利用者の半分以上は精神障害がある方なので、すでに働ける状態で、一定の経歴があれば十分求人を紹介してもらえる
  • 断られたら他サービスを利用しよう
    転職した人は平均で約4社に登録しているので、断られたら別サービスを利用しよう。幅広い案件があるLITALICO仕事ナビかべなし求人ナビの両方を試したい。

なお、求人紹介を断られることなく、利用できた方からの口コミ評判は、下記からご覧になれます。

当ページの評判・口コミは、オンライン調査および口コミ投稿フォームに寄せられた情報を参考に掲載しています。

目次
編集 セオリーズ編集部

本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。

atGPは他社に比べて断られやすい?

atGPは、保有求人の多くが都心のフルタイム求人(事務職やIT技術職)ではあるものの、時短可能なものや清掃系や作業系の求人も一定保有しているので、他社よりは断られにくいです。

サービス名断られにくさ
ハローワーク
地域障害者職業センター
5.0
断られることはない
LITALICO
かべなし求人ナビ
atGP
4.5
大手で求人掲載数が多い
幅広い職種や地域に対応
dodaチャレンジ
ランスタッド
障害者雇用バンク
3.5
審査が厳しいこともある
対応地域が限定されがち
小規模エージェント 2.5
求人数が少なく断られる

ただ、そもそも障害者向け求人は倍率が高いので、人気企業を狙うとどうしても身体障害の方が採用されやすくなってしまい、うつ病等の精神障害だとほとんど書類で落ちてしまうかもしれません。

アットジーピーに断られた方の口コミ

障害者雇用エージェント(マイナビとatGP)に2件連続断られ凹む…😭

引用元:X(旧Twitter)

障害者の転職エージェントのatGP,障害者雇用バンクなど試したが、年齢と職歴がないせいで斡旋断られたわ。あそこの職員はノルマがあるから見込みなしの求職者はハナから相手にされんのよね。

引用元:X(旧Twitter)

精神障害や発達障害だと難しいわけではない

atGPは、精神障害や発達障害だからといって断られるわけではありません。実際、下記のように障害雇用実績として精神や発達障害も含まれています。

障害雇用実績での絞り込み

出典:atGP公式ページ

上記の精神障害における雇用実績で求人検索してみると、掲載中の求人の約55%(1,041件中572件)で、多くの雇用実績があることがわかります。

実際、精神障害の方が入社しやすい傾向にある、清掃系や軽作業の案件も他のエージェントに比べると保有しているので、断られる可能性は低いでしょう。

とはいえまだ体調が改善していなかったり、規則正しい生活のリズムが取れていなかったりすると「まだ求人紹介する時期ではない」と判断される可能性があるので、注意してください。

大手は利用者が多いので、経歴で差がつく可能性はある

大手転職エージェントあるあるですが、利用者が多くて一人当たりの求職者に多くの時間を割けないので、就職が難しい方にはサポートが浅くなる可能性も否定はできません

特に、職歴に長期間のブランクがある場合や、体調が改善しきっていない場合だと、求人紹介をしても内定が出にくいので、優先度が下がる可能性はあります。

atGPが扱うような大手企業は、応募がたくさん集まるので身体障害者が優遇されやすいという背景もあります。

atGP(アットジーピー)に断られた理由

下記のいずれか、あるいは複数に該当していると、求人紹介を断られてしまう可能性がグッと上がります。それぞれ詳しく説明していきます。

断られる理由
  1. 希望求人を保有していない
  2. 職歴が採用要件に届かない
  3. 障害者手帳を取得していない・取得の見込みがない

求人紹介を断られた理由①
atGPが希望求人を保有していない

紹介できる求人がありませんと断れてしまう原因の一つ目は、あなたが希望している職種や条件の求人を、atGPが保有していないためです。

実際に、atGPが保有している求人の多くは首都圏や関西圏の事務職なので、地方エリアや、工場作業系の仕事を探そうとすると難しいかもしれません。

  1. 事務職やITエンジニア以外の職種は少ない
  2. 地方エリアの求人は決して多くない
  3. 時短勤務の求人は多いが、週20時間は必須

①事務職やITエンジニア、軽作業系以外の職種は少ない

atGPは、事務職やIT系職種をメインに取り扱っているので、これらの仕事以外で探そうとすると「紹介できる求人がない」と言われてしまう可能性があります。

全体で1,579件ある求人のうち、事務職が64.3%、次点でITエンジニアが18.4%と続きます。

職種求人数割合
事務関連職1,015件64.3%(大半を占める)
IT・エンジニア関連職290件18.4%
作業系職(清掃・軽作業)264件16.7%
合計1,579件100%

調査日:2026年5月15日

※一部の求人は複数の職種カテゴリに該当するため、件数・割合は重複を含む場合があります。

このように、事務職とIT系職種で全体の8割を占めているので、デスクワーク系求人を探したい方に向いています。一方、接客・販売・専門職などを希望する場合は、紹介対象となる求人が限られる可能性があります。

清掃・軽作業などの求人も一定数ありますが、勤務地や勤務時間によっては選択肢が限られる場合があります。作業系を探すのであれば、求人ボックスや地域のハローワークで探しましょう。

②地方エリアの求人は多くはない

大手のatGPといえども地方求人数はそう多くないので、地方で障害者雇用枠を探そうとすると厳しいかもしれません

下記表は、atGPの地域別求人数を調査したものです。東京が54.4%、大阪が16.3%、神奈川が11.7%で、上位3都府県だけで全体の82.5%を占めています。

エリア都道府県求人件数割合
都市部1,302件82.5%
東京859件54.4%
大阪258件16.3%
神奈川185件11.7%
地方部上記以外277件17.5%
例:青森34件2.2%
合計1,579件100%

調査日:2026年5月15日

※勤務地や働き方の条件により、件数・割合は一部重複を含む場合があります。

一方、地域によっては求人数が30~40件程度にとどまるケースも見られました。希望職種や勤務条件を絞ると、地方では紹介対象が少なくなる可能性があるでしょう。

もし、他にいくつか利用しても求人紹介を断られてしまうようなら、地域ごとにあるハローワークや障害者職業紹介センターを利用することをおすすめします。

補足|時短勤務の求人は多いので、他社よりは断られにくい

atGPは正社員への就職を前提としている転職サービスではありますが、アルバイトや時短といった「精神障害のある方でも働きやすい求人」が多くある傾向にあります。

  • 時短可能な求人が多い(73.4%)
  • アルバイト求人も一定存在する(16.0%)
時短可能な求人が多い(約73.4%)

また、正社員や契約社員むけの求人を見てみると、下記のように「時短可能」とされている求人が多く存在していることがわかります。

勤務区分勤務時間求人件数割合
短時間勤務合計1,159件73.4%
時短(30-40時間)797件50.5%
時短(20-30時間)339件21.5%
時短(10-20時間)23件1.5%
フルタイム420件26.6%
合計1,579件100%

調査日:2026年5月15日

※勤務地や働き方の条件により、件数・割合は一部重複を含む場合があります。

上記をみると時短勤務可能な求人が7割以上を占めていることがわかります。そのため、短い時間から慣らしていきたい方にもおすすめですね。

アルバイト求人も一定存在する(約13%)
雇用形態求人件数割合
正社員570件36.1%
契約社員750件47.5%
嘱託社員170件10.8%
アルバイト・パート252件16.0%
合計1,579件100%

調査日:2026年5月15日

※勤務地や働き方の条件により、件数・割合は一部重複を含む場合があります。

上記のように、基本的には正社員や契約社員としての採用枠が多い傾向にはあるものの、アルバイト/パート求人も一定数存在しています。

そのため、他社と比べると「短い時間から始められる求人が多い」ことがわかりますね。そこまで断られることはないかもしれません。

求人紹介を断られた理由②
あなたの職歴が採用要件に届いていない

atGPに「求人紹介できない」と断られてしまう理由2つ目は、あなたの実力や経歴が、企業が求めている採用要件に届いていないためです。

なぜなら、転職エージェントは障害者の就職支援をする一方で「採用企業にとって必要な人材を探す」というミッションを背負っているので、“企業側が求める要件”を満たさない候補者を推薦することができないからです。

そのため、企業側が定める採用要件次第ですが、一般的に、以下に該当する場合だと「紹介できる求人がない」とされてしまうことがあります。

<紹介求人が見つかりにくい方の特徴>

  • ①年齢の割に職歴がない
  • ②短期離職を繰り返している
  • ③職歴の空白期間(ブランク)が長すぎる

一つひとつ簡単に見ていきましょう。

①年齢の割に職歴がない

年齢の割に職歴がないと就職は厳しくなります。なぜなら「基礎的なPCスキルや社会人としてのマナーが身に付いていない」とみなされてしまうからです。

たとえ就業経験がなくても20代なら引く手数多なのですが、年齢が上がれば上がるほど新しい知識の習得が難しくなるので、30代以降だと相応の職歴が求められます

そのため、これまでの経歴に自信がない方は、就労移行支援事業所や職業訓練校などを通じて身につけるようにしましょう。いずれも無料で利用できます。

もし事務職で就職したいなら、少なくともブラインドタッチは必須です。また、ExcelやWordを用いた文書作成やデータ入力もできるようにしておきましょう。

②短期離職を繰り返している

入社3年未満(特に1年未満)での短期離職を繰り返している場合だと「採用してもまたすぐに辞めるのでは?」と思われ、エージェントに断られる可能性があります。

実際、一般雇用枠であれば「即戦力かどうか」が重要視されるので、スキルや経験さえあれば、転職回数が多くても採用される可能性はあります。しかし、障害者雇用枠は「障害者の雇用促進」が目的なので、スキルや経験以上に「長く定着してくれるかどうか」が重要です。

そのため、もしあなたが短期離職を繰り返していると、下記のような懸念から「採用しても長く続かないのでは?」と慎重になってしまうのです。

  • 体調が安定していないのでは?
  • 人間関係の構築維持が苦手なのでは?
  • 仕事が長続きしないタイプなのでは?

そのため、入社から1年未満での離職があった場合などには、あらかじめ退職理由を整理しておき、次の職場では問題ないことを示すことをおすすめします。

  • 例1. 長時間勤務が続いた
  • 例2. パワハラや人間関係の不和
  • 例3. 入社前後の労働条件に相違があった

あくまで上記は客観的に示す必要があるので「ブラック企業だった」「パワハラがすごかった」ではなく、「相談や改善に努めたものの改善できず、転職以外に解決策がなかった」ことを伝えましょう。

③職歴の空白期間(ブランク)が長すぎる

過去に一定の就業期間はあったとしても、精神疾患等によって数年のブランクがある場合だと、求人紹介が難しいとされてしまう可能性があります。

実際、企業側としても、下記のように良い印象を持ちません。

  • 就業意欲がないのでは?
  • 今でも通用する職務スキルがあるの?
  • 生活の変化によるストレスで長続きしないのでは?

このように、障害者雇用枠といえども職歴に長い空白期間がある場合だと、当然慎重になるので「空白期間に何をしていたのか」を企業側が納得できるように説明する必要があります。

仮に、うつ病で1年休職していたなら問題ありませんが、3年を超えるブランクがあると急激に難しくなります。そして、10年以上の空白期間があるとエージェントの利用はほとんどできなくなるので、その場合は一度、就労移行支援を使いましょう。

求人紹介を断られた理由③
障害者手帳を取得していない・取得見込みがない

atGPは障害者雇用枠を専門に取り扱う転職サービスです。そのため、障害者手帳を取得している、あるいは取得予定である必要があります。その旨は公式FAQにも記載があります。(下記参照)

引用:atGP公式FAQ

障害者手帳には「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」の3種類があるので、ご自身の障害に合わせて取得するようにしてください。

  • 身体障害者手帳
    身体・内部障害のある方が取得可能
  • 療育手帳
    知的障害のある方が取得可能
  • 精神障害者保険福祉手帳
    精神・発達障害のある方が取得可能

参考:厚生労働省 障害者手帳

とはいえ、様々な事情で、手帳を取得しない状態でやむを得ず転職活動をすることもあると思います。その場合は一般雇用枠を取り扱う総合型転職エージェントを利用しましょう。

ここまでのまとめ:
断られる理由と対処法

求人紹介を断られてしまった原因は、下記のいずれか、あるいは複数に該当していたからです。

断られる理由
  1. 希望求人を保有していない
  2. あなたの職歴が採用要件に届かない
  3. 障害者手帳の取得していない

体調や経歴が原因で断られているのであれば、一度、就労移行支援を利用するという手もあります。いつでもやめられるので、気軽に相談してみてください。

求人紹介を断られたときの対処法

断られた場合、下記3パターンの対処法があります。それぞれ見ていきましょう。

求人紹介を断られたときの対処法
  1. 他の転職サービスを利用する
  2. A型事業所、時短やアルバイトから始める
  3. 就労移行支援で職業訓練を受けて再挑戦する

断られたときの対処法①
他の転職サービスを利用する

atGPで断られたとしても、他にも障害者雇用を専門にする転職サービスはたくさんあるので、他をあたりましょう。一番現実的な対処法です。

なにより、転職サービスごとに強い業界や企業が異なるので、試してみる価値は十分あります。実際、就職が難航しやすい障害者の方は、平均して3~4社登録しています。

当たり前ですが、たくさん登録すれば登録するほど、良い求人や担当者と巡り会える可能性が上がるので、ぜひ試してみてください。

断られたら使いたいサービス

なお、おすすめの転職サービスは、次章断られたと思ったら利用したい転職サービスで詳しく紹介しています。

断られたときの対処法②
A型事業所、時短やアルバイトから始める

精神障害などで職歴に長い空白期間がある場合は、すぐにフルタイムの仕事を始めるのではなく、一度、就労移行支援で職業訓練を受けることもおすすめします。

atGPのような障害者雇用を専門とした転職エージェントが扱う求人は、多くがSTEP5,6の「一般就労(週30~40時間)」です。

STEP5,6の求人では、一般的に「直近2~3年で継続的に就労し続けていること」が求められるので、ブランクがあるなら、STEP3~4から段階的に慣れていきましょう。

断られたときの対処法③
就労移行支援で職業訓練を受けて再挑戦する

一度求人紹介を断られてれてしまっても「また再挑戦する」ということは可能です。

今現時点の経歴や求人状況だと、紹介できるものがなかったとしても、数ヶ月には可能になっていることが往々としてあります。

特に、近年は、障害者雇用を進める企業が増え続けているので、ハローワークや就労移行支援施設で職業訓練を受けて3ヶ月以上経過してから、再度応募してみましょう。

断られたら利用したい転職エージェント

障害者向け転職エージェントは、求人が少数枠で出るため、タイミングによっては紹介数が不足することがあります。1社だけで判断せず、複数登録で取りこぼしを防ぐのが基本戦略です。

サービス名断られにくさ
ハローワーク
地域障害者職業センター
5.0
断られることはない
LITALICO
かべなし求人ナビ
atGP
4.5
大手で求人掲載数が多い
幅広い職種や地域に対応
dodaチャレンジ
ランスタッド
障害者雇用バンク
3.5
審査が厳しいこともある
対応地域が限定されがち
小規模エージェント 2.5
求人数が少なく断られる

補足|atGPの各サービスの特徴

まず、atGPと冠に付いている就職支援サービスは全部で7個あります。

名前は分かれていますが、求人情報サイトの「atGP転職」に登録すれば、atGPスカウトatGPエージェントも併せて利用することができるので、まとめて考えて構いません。

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