障害者雇用のおすすめ派遣会社ランキング|選び方・注意点を解説

障害者派遣おすすめ

障害者雇用での就職はすぐには決まらないので、一時的な生活費を稼ぐために、採用されやすい「派遣社員」という働き方を検討される方は多いです。

ただし、派遣求人はほとんどないため、派遣会社だけでなく、障害者向け転職エージェントや求人サイトも併用して探すのがおすすめです。

この記事のまとめ
  • 派遣求人は少なく、ほとんどない
    大手のアデコテンプスタッフですら障害者雇用枠での派遣求人は20~30件ほどしかないので、積極的にはお勧めしない。
  • 転職エージェントを利用した方が良い
    障害者雇用は派遣より正社員・契約社員での募集の方がずっと多い(法定雇用率を満たすために募集が出やすい)。まずはLITALICO仕事ナビdodaチャレンジといった大手の転職サービスで探したほうが良い。

なお、求人紹介から個別転職サポートまでしてくれる転職エージェントは、下記記事からご覧になれます。

目次
編集 セオリーズ編集部

本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。

障害者向けおすすめ派遣会社

障害者向けの派遣求人や紹介予定派遣を扱うサービスを紹介します。派遣求人は正社員・契約社員の求人と比べると多くないため、1社だけに絞らず、複数のサービスを比較しながら探すのがおすすめです

障害者向けおすすめ派遣会社
  • ランスタッド
    派遣だけでなく、直接雇用も含めて相談したい人や、高年収を目指す方向け。
  • アデコ
    在宅勤務や週3日勤務など、柔軟な働き方も視野に入れたい人向け
  • テンプスタッフ
    大手派遣会社の情報も確認しつつ、障害者向け転職支援も比較したい人向け
  • アビリティスタッフィング
    首都圏で、精神障害に理解のある支援を探したい人向け

障害者向けおすすめ派遣会社:
ランスタッド

ランスタッドは、もともと転職エージェントですが、紹介予定派遣の案件も取り扱っています。一人ひとりの状況や希望を踏まえた求人を提案してくれるので、どなたでも一定の求人を紹介してもらえます。

また、障害者雇用での就職支援実績が多く、決定率が高いので、「就職先が決まらなくて、一旦は派遣を検討しているが、本当は正社員が理想」という方にもおすすめです。

公式サイト
https://www.randstad.co.jp/challenged

ランスタッドは、障害者就職サービスの中では、比較的リモート案件や高年収求人が多いことが特徴です。非公開求人がほとんどなので実際に確認してみることをお勧めします。

障害者向けおすすめ派遣会社:
アデコ

大手の派遣会社アデコでは、紹介予定派遣求人はもちろん、アデコで働く障害者雇用「プロジェクト契約社員」もあるので、ぜひ一度相談してみてください。

プロジェクト契約社員とは

派遣というよりは、アデコの業務請負部門での障害者雇用(契約社員)です。

アデコが「業務請負」として受託している取引企業の部門やプロジェクトに参画して、アデコ社員の指揮を受けながら働くことになります。

社会福祉士や精神保健福祉士といった専門的な資格を持ったジョブコーチが在籍しているので、障害に配慮のある環境で、無理のなく仕事を進められることが特徴です。

在宅案件や時短勤務で週3・週4で働ける求人も取り揃えていて、段階的に勤務日数を増やして慣らしていく調整ができるので、休職期間が長い方にもおすすめできます。

公式サイト
https://www.adecco.co.jp/slp/challenged

障害者向けおすすめ派遣会社:
テンプスタッフ

大手の派遣会社テンプスタッフでも障害者向けの派遣求人を取り揃えています。ただ、障害者派遣の事例ページを見ると、身体障害の事例しか乗っていないので、職場での配慮が必要となる障害があると難しいかもしれません。

事例ページにある障害
  • 肢体障害
  • 内部障害
  • 聴覚障害
  • 視覚障害

派遣会社としての求人総数は多いので、派遣として働くことを希望しているなら一度相談してみる価値はあると思います。

公式サイト
https://www.tempstaff.co.jp/

障害者向けおすすめ派遣会社:
アビリティスタッフィング

アビリティスタッフィングは、大手派遣会社のリクルートスタッフィングが運営している精神障害に特化した就職支援サービスです。紹介予定派遣の案件を取り扱っています

主に、首都圏(東京、千葉、埼玉、神奈川)の事務職求人を中心に取り揃えており、うつ病や発達障害といった心の病を持つ方を対象とした転職サポートに力を入れています。

障害者雇用であれば、求人数そのものが他社(LITALICO仕事ナビdodaチャレンジ)と比べたら少ないものの、派遣求人であれば一定数あるので、ぜひ相談してみてください。

公式サイト
https://ability.r-staffing.co.jp/

派遣会社と併用して登録しておきたい:
障害者雇用におすすめの転職エージェント

障害者向けの派遣求人は、正社員・契約社員の求人と比べると選択肢が限られやすいので、障害者向け転職エージェントもあわせて確認しておきましょう。

障害のある方向け
おすすめの転職エージェント


LITALICO仕事ナビ
★4.6
業界最大級の求人数・実績
全国の求人件数4,000件以上
首都圏なら個別転職サポート

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かべなし求人ナビ
★4.4
丁寧にサポートしてもらうなら
人材大手のSMS社が運営
就労移行支援をまとめて探せる
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dodaチャレンジ
dodaチャレンジ
★4.3
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障害者転職の支援実績No.1
大手が多く年収を上げやすい
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出典:障害者転職エージェントおすすめ

特に、長く働ける職場を探したい方や、配慮事項を相談しながら直接雇用を目指したい方におすすめです。

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障害者向け派遣会社の選び方

まずは障害者雇用での派遣会社の選び方を解説していきます。それぞれ順を追って解説していきます。

障害者向け派遣会社の選び方
  1. 提携企業数・求人件数が十分か
  2. 担当営業のサポートや相性が合うか
  3. 障害者雇用で十分な紹介実績があるか
  4. 配慮事項を派遣先に調整してくれるか
  5. 紹介予定派遣や直接雇用の可能性があるか

ちなみに、障害を開示せずに働くクローズ就労就労では、必要な配慮を受けにくく、就業後に負担が大きくなる場合があります。配慮が必要な方は、事前に担当者へ相談しておきましょう。

障害者向け派遣会社の選び方#1
提携企業数・求人件数が十分か

まず、障害者派遣の求人はほとんどない(多くても100件ほどです)ので、最低限の派遣求人を持っている派遣会社から選ぶようにしましょう。 特に、エリアや希望業界によっては、ほとんど案件を持っていないケースもあるので確認が必要です。

障害者の派遣求人が少ない理由
  • 派遣受け入れ企業にとって、あえて障害者派遣を選ぶ合理的な理由がない
    企業側にとって、短期的な人員不足を補うための派遣を受け入れる場合、配慮が必要な障害者派遣を選択する合理的な理由がない。仮に障害者を受け入れても、障害者雇用率に加算されないので、配慮負担だけ残る。
  • 直接雇用の方が受け入れ体制を整えやすい
    企業が自社で契約社員・正社員を採用する場合なら、配慮事項や業務内容を社内で調整しやすく、長期的な受け入れ体制も作りやすい。さらに、派遣会社の手数料がないので人件費も抑えられる。

このように、派遣会社が障害者を集めたとしても、派遣先企業が受け入れる理由が少ないので「派遣」というビジネスが成立しにくく、求人件数が少なくなっています。

一部、派遣求人に「障害者歓迎」と記載されるものもありますが、原則として「身体・内部障害で、業務に支障が出ない場合のみ」となります。

地域によっては障害者派遣の求人が少ないため、派遣だけに絞らず、地域ごとに利用しやすい転職エージェントも確認しておくと選択肢を広げやすくなります

障害者向け派遣会社の選び方#2
障害者雇用で十分な紹介実績があるか

また、派遣会社を選ぶときには、障害者雇用の紹介実績も確認しましょう。なぜなら実績があればあるほど、提携先企業や、経験と知識のある担当者が多くなるからです。

企業側は「派遣社員を受け入れたい」と考えた場合には、以前からの取引履歴のある派遣会社に依頼する傾向にあるので、過去の取引実績数があればあるほど、新着で紹介してもらいやすくなります

障害者向け派遣会社の選び方#3
担当営業のサポートや相性が合うか

また、障害者派遣では、担当営業のサポートや相性が合うかどうかは、快適に働着続けるために重要な要素です

担当営業のサポート内容
  • 派遣受け入れ面談に同席してくれる
    面談での紹介や受け答えなどをフォローしてくれます。派遣では面接ができないので、担当者次第で受け入れてもらえるかが意外と左右されます。
  • 定期的な面談で業務等を調整してくれる
    定期的に電話やMTG等で話すことになり、仕事上で困っていることや配慮事項を、代わりに職場の上司と調整してくれる役割を担います。

基本的には、派遣社員として働くことになるあなたと、企業側との交渉窓口になるので、下記のような知識や対応をしてくれるかが重要になります。

  • 仕事内容を深く理解しているか
  • コミュニケーションに違和感がないか
  • 障害特性を理解して適切な合理的配慮を調整できるか
  • 派遣先の言いなりにならずにフェアな交渉ができるか

担当営業によっては、クライアント企業の言いなりになって、派遣社員の意見を軽視するパターンもあります。そうでなくとも、仕事や障害の理解がないこともあるので、注意してください。

障害者向け派遣会社の選び方#4
配慮事項を派遣先に調整してくれるか

障害者雇用で派遣社員として働く場合は、派遣会社の担当者を通じて、派遣先企業に配慮事項を伝える場面があります。

通院配慮、業務指示の出し方、勤務時間、在宅勤務の可否などを事前に確認してくれる派遣会社であれば、就業後のミスマッチを減らしやすくなります

登録時には、「どこまで派遣先に配慮事項を共有してくれるか」「就業後に相談できる窓口があるか」も確認しておきましょう。

障害者向け派遣会社の選び方#5
紹介予定派遣や直接雇用の可能性があるか

障害者向けの派遣求人は多くないため、派遣だけでなく、紹介予定派遣や直接雇用につながる求人があるかも確認しておきましょう

紹介予定派遣は、一定期間派遣社員として働いたあと、企業と本人の双方が合意すれば直接雇用を目指せる働き方です。

将来的に正社員・契約社員として働きたい方は、最初から直接雇用の可能性があるサービスを選ぶと、働き方の選択肢を広げやすくなります。

障害者派遣で働くメリット

短期的に報酬を得たい方や、勤務条件を確認しながら働きたい方、いきなり直接雇用で働くことに不安がある方は、派遣や紹介予定派遣も選択肢になります。

障害者派遣で働くメリット
  1. 短時間・在宅など柔軟な求人に出会える場合がある
  2. 紹介予定派遣なら直接雇用につながる可能性がある
  3. 派遣会社の担当者に相談しながら働ける

障害者派遣のメリット#1
短時間・在宅など柔軟な求人に出会える場合がある

障害者派遣のメリットは、勤務時間や働き方を確認しながら求人を探せることです。派遣求人の中には、短時間勤務、週数日勤務、在宅勤務など、柔軟な条件の仕事が見つかる場合もあります

体調や通院との両立に不安がある方は、最初からフルタイム勤務に絞らず、無理なく続けやすい条件を派遣会社の担当者に相談してみましょう。

障害者派遣のメリット#2
紹介予定派遣なら直接雇用につながる可能性がある

紹介予定派遣を利用できる場合は、一定期間派遣社員として働いたあと、企業と本人の双方が合意すれば直接雇用を目指せます。

職場の雰囲気や仕事内容を確認してから入社を判断できるため、いきなり正社員・契約社員として働くことに不安がある方にも向いています

ただ、紹介予定派遣は必ず直接雇用される制度ではありません。応募前に、直接雇用への切り替え実績や条件を確認しておきましょう。

障害者派遣のメリット#3
派遣会社の担当者に相談しながら働ける

派遣社員として働く場合、派遣会社の担当者が求人紹介や就業中の相談窓口になります。仕事内容や勤務条件だけでなく、配慮事項についても事前に相談できる点はメリットです

就業後に困りごとが出た場合も、派遣会社の担当者を通じて派遣先と調整してもらえる場合があります。障害特性や必要な配慮を一人で伝えるのが不安な方は、登録時にサポート範囲を確認しておきましょう。

派遣会社のサポート範囲は会社や担当者によって異なります。登録時には、配慮事項の伝達、就業後の面談頻度、派遣先との調整方法を確認しておきましょう。

障害者派遣のデメリット・注意点

ここでは、障害者派遣で働く前に知っておきたい注意点を解説します。登録前に、配慮事項や派遣先との関係、担当できる業務範囲を確認しておきましょう。

障害者派遣で働く注意点
  • 配慮事項が十分満たされるとは限らない
  • 派遣先の職場環境が良くない可能性がある
  • 担当できる業務範囲は求人ごとに異なる
  • 契約期間や更新の有無を確認する必要がある

障害者派遣のデメリット#1
配慮事項が十分満たされるとは限らない

あなたが雇用契約を結ぶのは派遣会社になるので、派遣先企業(実際に働く職場)にとっては障害者雇用には当たりません(障害者雇用の算定率に加算されない)。

そのため、職場によっては障害への理解がなく、十分な配慮を得られにくい可能性もあります。組織的な取り組みや体制はなく、全てが上司次第になります

実際、障害者雇用ではない就職は、配慮が得られないことから離職率が高く、入社後1年以内に50%近くが退職している統計もあるので注意が必要です。

障害者雇用にカウントされない

派遣社員は、派遣先企業の「障害者雇用」としてカウントされません。派遣会社の雇用扱いになります。(参考:労働者派遣と雇用率の適用について/厚生労働省) 雇用率は、文字通り「雇用」でカウントされるので、「派遣」として受け入れただけでは、雇用障害者数に加算されません。

障害者派遣のデメリット#2
派遣先の職場環境が良くない可能性がある

派遣先企業からすると、派遣社員は一時的な人員補充にあたるので、成長への期待値は低く、正社員に比べて冷遇される可能性があります

特に、障害がある方の離職率は高い企業管理職として、障害者派遣だと時給が安いので受け入れたものの、職場に馴染まなければ、初回更新をせずに契約終了とされるケースが多くあります

また、派遣社員が多くいる職場なら問題ありませんが、大抵の場合は少人数なので、より孤立しやすいかもしれません。

障害者派遣のデメリット#3
作業系以外の仕事は任せられにくい

派遣先企業次第にはなりますが、作業系業務以外の仕事は任せてもらえないケースもあります

なぜなら、企業側にとって派遣は「一時的なリソース不足」を埋めるための人員拡充なので、スキルアップに繋がる専門的な業務や、上流工程に携わせる理由がないからです

むしろ障害者派遣なので、負荷の少ない業務を渡すものと決められており、定期的に派遣の担当営業と面談をするので、決められていない業務は渡しにくくなります。

もし事前の契約以上に、難易度が上がったりすると、時給も上げる必要が出てくるので、新しい仕事や任せにくいという事情もあります。

障害者派遣の注意点#4
契約期間や更新の有無を確認する必要がある

派遣社員は、契約期間を決めて働くケースが多いため、更新の有無や契約終了後の見通しを確認しておくことが大切です。

長く働きたい方は、紹介予定派遣や直接雇用につながる可能性がある求人もあわせて確認しましょう。将来的に正社員・契約社員を目指す場合は、最初から直接雇用の求人も並行して探すのがおすすめです。

契約更新が前提の求人でも、勤務状況や派遣先の状況によって更新されない場合があります。長く働きたい方は、更新実績や紹介予定派遣への切り替え可能性も確認しておきましょう。


派遣だけでなく直接雇用も検討したい方は、障害者雇用で就職が難しいと感じやすい理由や対策もあわせて確認しておきましょう。

障害者派遣に関するよくある質問

障害者雇用で派遣社員として働くことはできますか?

障害者雇用でも、派遣社員として働ける求人はあります。

ただし、正社員・契約社員の求人と比べると選択肢は限られやすいです。派遣会社だけでなく、障害者向け転職エージェントや求人サイトも併用して探すとよいでしょう。

障害者向けの派遣求人は多いですか?

障害者向けの派遣求人は、正社員・契約社員の求人と比べると多いとはいえません。

エリアや職種によっては求人が少ない場合もあるため、派遣会社だけに絞らず、直接雇用の求人もあわせて確認するのがおすすめです。

紹介予定派遣なら障害者雇用で直接雇用を目指せますか?

紹介予定派遣では、一定期間派遣社員として働いたあと、企業と本人の双方が合意すれば直接雇用を目指せます。

ただし、必ず直接雇用されるわけではないため、応募前に切り替え実績や条件を確認しておきましょう。

派遣社員でも障害への配慮は受けられますか?

派遣社員でも、必要な配慮事項を派遣会社の担当者に相談できる場合があります。

ただし、実際に対応できる内容は、派遣先の業務内容や受け入れ体制によって異なります。通院配慮や勤務時間、業務指示の方法などは事前に確認しておきましょう。

障害者派遣と転職エージェントはどちらを使うべきですか?

派遣求人を探したい方は派遣会社、正社員・契約社員を含めて探したい方は転職エージェントが向いています。

障害者向け派遣求人は限られるため、迷う場合は派遣会社と転職エージェントを併用して比較するとよいでしょう。

障害者手帳がなくても障害者向け派遣会社に登録できますか?

サービスによって登録条件は異なります。障害者手帳を持つ方を対象にしているサービスもあれば、申請中の方が相談できる場合もあります。

障害者手帳がない場合の障害者雇用について詳しく知りたい方は、障害者手帳なしで障害者雇用を目指す方法も参考にしてください。

精神障害でも派遣会社を利用できますか?

精神障害のある方を対象にした派遣会社や紹介予定派遣サービスもあります。

ただし、対象エリアやサポート内容はサービスごとに異なります。必要な配慮や体調面の不安がある場合は、登録時に担当者へ相談しておきましょう。

精神障害での就職活動に不安がある方は、精神障害の就職が難しい理由と対策も参考にしてください。

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