適応障害からの転職におすすめなエージェント|ランキング比較表

適応障害転職エージェントおすすめ
【まとめ】おすすめ転職エージェント
  • 前提:障害者手帳の有無で選び方が変わる
    もともと障害者手帳をお持ちであれば、障害者雇用で考えましょう。一方、初めて適応障害になったケースで手帳がなければ、理解があり対応実績が豊富な転職エージェントを使おう。
  • 手帳ありなら障害者雇用に特化した転職エージェントに相談するのがお勧め
    転職支援実績と求人数が多いLITALICO仕事ナビかべなし求人ナビdodaチャレンジなどに複数登録してサポート内容を比較しよう。
  • 手帳なしなら大手転職エージェントを使おう
    退職理由として開示する場合、再発しないための企業選びや事前対策が重要になるので、サポート実績の多い大手に相談しよう。
目次
編集 セオリーズ編集部

本記事は、有料職業紹介事業許可(13-ユ-317587)を取得しているセオリーズ株式会社の編集部が、各社の公式情報・求人情報・公的資料等を確認したうえで作成しています。

障害者手帳ありの方向け転職エージェント

それでは早速、障害者手帳を持っている方におすすめな転職エージェントを紹介していきます。厳選するにあたって下記の点で比較し、ランキング化しました。

転職エージェントの比較ポイント
  1. 障害者雇用の求人総数
  2. 利用者からの評判・口コミ
  3. 就職・転職支援の実績が豊富であること

手帳がない方・取得予定がない方はこちら

スクロールできます
順位サービス名おすすめ度向いている人求人数エリア公式サイト解説記事

1位

LITALICO仕事ナビ

4.6
転職支援は東京近郊のみ対応
手帳をお持ちで求人数重視の方向け
4,830
件以上
東京/埼玉
千葉/神奈川
求人を見る評判を見る

2位

かべなし求人ナビ

4.5
全国対応で、サポート力が高い
就労移行支援や継続支援も検索できる
650
件以上
全国求人を見る評判を見る

3位
dodaチャレンジ
dodaチャレンジ

4.3
就職支援実績No.1でサポート力が高い
大手企業狙いで年収をあげたい人向け
1,700
件以上
全国求人を見る評判を見る
4位
ランスタッド

4.0
年収400万円以上の外資・大手向け
非公開求人が多く、年収を上げやすい
550
件以上
全国求人を見る評判を見る
5位atGP
atGPエージェント

3.9
企業スカウトを待ちたい方向け
地方求人や作業系など幅広く対応できる
1,590
件以上
関東/関西
名古屋
求人を見る評判を見る
6位以下の転職サービスを見る
順位サービス名おすすめ度向いている人求人数エリア公式サイト解説記事
6位エージェントサーナ
エージェントサーナ

3.8
身体障害・内部障害の方向け
歴32年の老舗にサポートしてもらえる
1,200
件以上
首都圏
関西
求人を見る評判を見る
7位障害者雇用バンク
障害者雇用バンク

3.7
20〜30代若手で未経験職種の転職なら
ハローワーク求人も閲覧できる
1,100
件以上
首都圏
関西
求人を見る評判を見る
8位ワークリア
ワークリア

3.6
大手運営でサポート力が高い
配慮重視のマッチングで定着率90%
非公開首都圏求人を見る評判を見る
9位DIエージェント
DIエージェント

3.5
BABナビ連携で求人数は多い
情報収集目的なら選択肢には上がる
1,000
件以上
全国求人を見る評判を見る
10位リコモス
リコモス

3.4
東京近辺で小規模サポート
職業適性検査なども興味があればぜひ
600
件以上
東京近郊求人を見る評判を見る
その他の転職サービスを見る
サービス名おすすめ度向いている人求人数エリア公式サイト解説記事

ウェルビージョブナビ

3.3
求人を広く見たい方におすすめ
就労移行支援大手で、配慮調整に強い
6,300
件以上
全国求人を見る評判を見る

マイナビパートナーズ紹介

3.3
都内の安定した大手企業狙いなら
特例子会社運営での採用可能性あり
300
件以上
首都圏
関西
求人を見る評判を見る
マイナーリーグ
マイナーリーグ

3.3
発達障害支援に特化したkaien運営
職場との相性を重視したい人向け
300
件以上
首都圏求人を見る評判を見る

babナビ

3.2
障害者向けの求人サイト
自分で求人を探したい人向け
1,700
件以上
全国求人を見る評判を見る
トゥモローブライト
トゥモローブライト

3.0
ハイクラス向けで求人数は少なめ
高年収で個別支援を重視する人向け
非公開首都圏求人を見る評判を見る

ソーシャルパートナーズ

3.0
大手・外資・グローバル企業寄り
年収や待遇を上げたい方向け
400
件前後
首都圏
大阪
求人を見る評判を見る
アビリティスタッフィング
アビリティスタッフィング

2.8
精神障害×首都圏×事務職に特化
大手のリクルートが運営
250
件前後
首都圏求人を見る評判を見る
サーチコア
サーチコア

2.8
事務職、ITエンジニア専門
年収やキャリアアップしたい人向け
150
首都圏求人を見る評判を見る

ウェブサーナ

2.7
求人サイトなのでサポートはない
自分で求人を探したい人向け
150
全国求人を見る評判を見る
クローバーナビ
クローバーナビ

2.5
障害者向けの就職求人サイト
大手、有名企業の求人を見たい人向け
90
全国求人を見る評判を見る

まずは上位3社(LITALICO仕事ナビかべなし求人ナビdodaチャレンジ)に登録して、提案求人やサポートを比較しながら進めるのが基本です。

障害者雇用は、求人数が限られ、各社で扱う求人も異なるため、1社だけでは条件に合う求人を見逃す可能性があります。

30秒で診断
おすすめ転職エージェント診断

4つの質問で、あなたに合うサービスを提案します

おすすめの障害者転職エージェント:
1位.LITALICO仕事ナビ

LITALICO仕事ナビの特徴まとめ
  • 業界最大級の掲載求人件数
    • 障害者雇用求人は全国4,700件以上
    • 就職支援サイトとして運営歴が長い
  • 個別転職支援は一都三県に対応
    • 全国では求人検索サイトとして利用可能
    • 東京・埼玉・千葉・神奈川で個別サポートあり

LITALICO仕事ナビは、障害のある方の就職・転職を支援する求人サイトです。全国の障害者求人を幅広く掲載しており、勤務地・職種・合理的配慮・雇用実績などの条件で細かく探せる点が強みです。

特に、求人を自分で比較しながら情報収集したい人には使いやすく、公開求人の母数が大きいため、まず市場感をつかむ用途にも向いています。大手企業から中堅企業まで幅広く掲載されているので、選択肢を広く持ちたい人と相性が良いでしょう。

また、東京・埼玉・千葉・神奈川では個別転職支援も利用できます。首都圏であれば、求人検索だけでなく、キャリア相談や求人紹介まで一体で使えるため、ぜひ気軽に利用してみてください。

\ 公開前・非公開の求人も確認できます /

情報収集・相談だけでもOK

個別支援を受けられるのは、東京・埼玉・千葉・神奈川の一都三県です。全国では求人サイトとしての機能に限定されます。

LITALICO仕事ナビの基本情報
分類求人サイト/転職支援サービス
料金無料
対応地域全国(個別転職支援は東京・埼玉・千葉・神奈川)
対応障害身体障害、精神障害、発達障害 など
求人件数全国4,700件
公式サイトhttps://snabi.jp/
運営会社株式会社LITALICO
有料職業紹介許可番号:13-ユ-312010
2026年5月時点

おすすめの障害者転職エージェント:
2位.かべなし求人ナビ

かべなし求人ナビ
かべなし求人ナビの特徴まとめ
  • 障害者雇用に特化した転職サービス
    • 公開掲載求人は約700件
    • 就労移行支援や就労継続支援A/Bも掲載
  • 東証プライム上場のSMS社が運営
    • 医療・福祉領域で実績のある大手人材会社
    • じっくりと相談したい人におすすめ

かべなし求人ナビは、株式会社エス・エム・エスが運営する、障害のある方向けの就職・転職情報サイトです。障害者雇用の求人検索だけでなく、就労支援事業所の情報もまとめて確認できるのが特徴です。

公開求人は670件で、掲載数だけを見ると超大手水準ではありませんが、求人情報に加えて会員向け紹介導線もあり、情報収集と相談を並行しやすい設計になっています。まず求人の傾向を見ながら、自分に合う選択肢を整理したい人には使いやすいサービスです。

また、かべなし就労支援ナビでは、就労移行支援・就労継続支援A型/B型・自立訓練の検索にも対応しています。一般就職だけでなく、就労準備の段階から比較したい人にも相性がよいです。

\ 障害者雇用なら全員におすすめ /

情報収集・相談だけでもOK

一般就職だけでなく、就労移行支援や継続支援まで横断して比較できるので、「今すぐ転職するか、まず支援を使うか迷っている人」にも使いやすいサービスです。

かべなし求人ナビの基本情報
分類求人サイト/転職支援サービス/就労支援情報サイト
対応障害全て
対応地域全国
公開求人約700件
サービス就労移行支援、就労継続支援A型/B型、自立訓練の情報検索
公式サイトhttps://dei-go.com/
運営会社株式会社エス・エム・エス
有料職業紹介許認可:13-ユ-190019
2026年5月時点

おすすめの障害者転職エージェント:
3位.dodaチャレンジ

dodaチャレンジ
dodaチャレンジの特徴まとめ
  • 障害者雇用の転職支援実績No.1
    • ※4ヶ月以上の正社員雇用総計(2024年度)
  • 公開求人1,800件超、非公開求人は全体の9割
    • 取引実績は3,000社以上
    • 登録後に紹介される非公開求人が中心
  • 書類・面接対策・条件交渉まで一貫サポート
    • 全国対応で、東京・大阪・愛知に拠点あり
    • 地方在住でもオンライン面談に対応

dodaチャレンジは、パーソルグループの特例子会社が運営する障害者向け転職エージェントです。「転職支援実績No.1」と訴求されているように、求人数・企業接点・支援ノウハウの総合力が高いのが特徴です

特に強いのは、一般公開されない非公開求人の多さです。公開求人も多いですが、実際には登録後に紹介される求人が中心で、年収アップや条件改善を狙う転職でも使いやすい設計になっています。

また、キャリア面談から書類添削、面接対策、企業との条件交渉まで一貫して支援を受けられます。初めての転職で進め方に不安がある方や、選考対策をきっちりやりたい方には相性がよいサービスです。

\ 年収をあげたい全員におすすめ /

情報収集・相談だけでもOK

dodaチャレンジは全国対応ですが、拠点は東京・大阪・愛知です。地方在住でも、オンラインでの転職支援に対応しています。

dodaチャレンジの基本情報
分類転職エージェント
料金無料
対応地域全国
拠点:東京・大阪・愛知
対応障害全ての障害
求人件数1,800件
※非公開求人は全体の9割
公式サイトhttps://doda.jp/challenge/
運営会社パーソルダイバース株式会社
有料職業紹介許可番号:13-ユ-040608
2026年5月時点

障害者手帳なしの方向けのおすすめ転職エージェント

ここでは適応障害になった方向けの転職エージェントを紹介していきます。再発防止に向けて「一人ひとりに寄り添って、親身な相談をしてくれるかどうか」を重視して選ぶことにしましょう。

順位転職エージェント名おすすめ度掲載求人数コメント

1位
リクルートエージェント
リクルートエージェント

4.7
約38万件
全国
短期間で転職したいなら登録優先度が高い
取引企業数が多く、新着求人がほぼ毎日届く

2位
doda
dodaエージェント

4.5
約28万件
全国対応
地方や職種のバランスが良く、総合力が高い
スカウトも届くため求人サイトとしても併用しやすい

3位
マイナビエージェント
マイナビエージェント

4.2
約7万件
都心部中心
若手向けの支援に強みがある
20〜30代前半で幅広い業界を見たい人に向いている

転職エージェントは最初から一つに絞る必要はありません。良い求人を見逃しにくくなるように、いくつか登録しておきましょう。

適応障害におすすめの転職エージェント:
1位 リクルートエージェント

リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴まとめ
  • 業界最大級の求人数(登録必須レベル)
    • 公開・非公開含めて30万件以上の求人を保有
    • 全国・全職種をほぼ網羅
    • 第二新卒〜ハイクラスまで対応
  • アドバイザーの質が高く意思決定が早い
    • 企業情報・選考対策の精度が高い
    • 一人当たりの対応はやや高速・簡略
    • 短期で転職したい人と相性が良い

リクルートエージェントは、国内最大級の求人数と転職支援実績を持つ転職エージェントです。公開・非公開を含めた求人数は30万件以上と、他サービスと比較しても圧倒的な母数を持っています。

全国・全業界・全職種を広くカバーしているため、市場に存在する求人の大半を把握する用途として必須のサービスです。まず登録して母集団を最大化する役割になります。

また、アドバイザーは企業データの蓄積量が多く、書類通過率や面接対策の精度が高い傾向があります。一方で、サポートは効率重視のため、密な伴走よりもスピード重視の転職に適しています

\ 公開前・非公開の求人も確認できます /

情報収集・相談だけでもOK

大手企業・人気企業の多くがリクルート経由で求人を出しているため、「登録していない=機会損失」が発生しやすいサービスです。

リクルートエージェントの基本情報
サービス転職エージェント
料金無料
対応地域全国
対応職種全業界・全職種
求人数30万件以上(非公開含む)
公式サイトhttps://www.r-agent.com/
運営会社株式会社リクルート
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313011
2026年5月時点

適応障害におすすめの転職エージェント:
2位 dodaエージェント

dodaエージェント
dodaエージェントの特徴まとめ
  • 転職サイトとエージェント機能をまとめて使える
    • 自分で求人検索・応募もできる
    • 非公開求人の紹介はエージェント登録が前提
  • 公開求人が非常に多く、全国で使いやすい
    • 職種・勤務地の選択肢が広い
    • スカウトサービスも併用できる
  • イベントやセミナーが定期開催されている
    • 転職フェア、自己分析、面接対策系の企画が多い
  • 担当アドバイザーの評価は相性差が出やすい

dodaエージェントは、転職サイト「doda」の中で利用できる転職支援サービスです。自分で求人を探して応募する使い方と、担当者に非公開求人を紹介してもらう使い方を両立できるのが強みです。

公開求人の母数が大きく、全国の求人を比較しやすいため、まず登録して市場感をつかむ用途にも向いています。特に、職種を広めに見たい人や、求人検索とエージェント支援を並行したい人には使いやすいサービスです。

一方で、担当アドバイザーの相性には差が出やすいため、提案の精度や対応速度に違和感がある場合は、他社エージェントも併用しながら比較するのが安全です。

\ 公開前・非公開の求人も確認できます /

情報収集・相談だけでもOK

dodaは求人検索だけでなく、エージェントサービス・スカウト・転職イベントまで一通り揃っています。求人比較と情報収集の起点として使いやすいサービスです。

dodaエージェントの基本情報
分類転職サイト/転職エージェント
料金無料
対応地域全国
公開求人数26万件以上
非公開求人あり
主な機能求人検索、エージェント紹介、スカウト、イベント・セミナー
公式サイトhttps://doda.jp/
運営会社パーソルキャリア株式会社
有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-304785
2026年5月時点

適応障害におすすめの転職エージェント:
3位 マイナビエージェント

マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴まとめ
  • 都市部を中心に若手向け求人が多い
    • 20代〜30代前半の転職支援と相性がよい
    • 首都圏・関西圏・東海圏の求人が比較的充実している
  • 一人ひとりへの丁寧なサポートに強み
    • 応募書類の添削や面接対策を受けやすい
    • 初めての転職や第二新卒でも使いやすい
  • 専門領域ごとの支援体制がある
    • IT・Web・営業・メーカーなど業界別の担当がつく
    • 若手〜ミドル層では候補に入れやすい総合型エージェント

マイナビエージェントは、マイナビが運営する若手〜ミドル層向けの総合型転職エージェントです。特に20代〜30代前半の転職支援に強く、初めての転職でも使いやすいサービスとして知られています。

強みは、求人の広さよりもサポートの丁寧さにあります。応募書類の添削、面接対策、キャリア整理まで一通り支援を受けられるため、転職に慣れていない人でも進めやすいです。特に首都圏を中心とした若手向け求人では、選択肢を確保しやすい傾向があります。

また、ITエンジニアや営業職など、職種ごとに担当領域が分かれている点も使いやすいポイントです。一方で、ハイクラス転職や求人数の絶対量だけを重視する場合は、他の大手エージェントを優先しましょう

\ 公開前・非公開の求人も確認できます /

情報収集・相談だけでもOK

若手向けの丁寧なサポートは強みですが、求人数の最大化を狙うならワークポートやリクルートエージェントとの併用が前提です。

マイナビエージェントの基本情報
分類転職エージェント
料金無料
対応地域全国
対応職種全職種(IT・Web・営業・メーカー・管理部門など)
特徴若手〜ミドル層向け/書類添削・面接対策が比較的丁寧
公式サイトhttps://mynavi-agent.jp
運営会社株式会社マイナビ
有料職業紹介許可番号:13-ユ-080554
2026年5月時点

適応障害後の転職活動の進め方(4step)

適応障害の再発リスクを下げるためには、復職・転職を急がず、段階的に進めることが重要です。転職活動は、次の4ステップで整理すると判断しやすくなります。

転職活動の進め方(4step)
  1. ストレスの原因を把握する
  2. 復職後の勤務条件を検討する
  3. 産業医や職場と面談して復職する
  4. 復職後に様子を見て転職活動を始める
もし適応障害が完治していないなら

適応障害は、うつ病のような精神障害と異なり、ストレスの原因を断つことで完治に向かっていくので、まずは休職して回復に努めることをおすすめします。(→休職までの流れ

ただ、やむを得ない事情で働き続けなくてはならない場合もあるかと思いますので、その場合はせめて親身に寄り添ってくれるエージェントを利用してください。

参考:厚生労働省HP e-ヘルスネット

適応障害後の転職活動の進め方#Step1
ストレスの原因を把握する

適応障害は、特定のストレス要因を背景に症状が出ることが多いため、再発を防ぐには「何が負担だったか」を具体化しておくことが有効です。例えば、以下のように原因と対策候補を対応づけて整理します。

ストレスの原因&対策の例
  • Case1. 過労で適応障害
    原因:仕事量・責任が過大
    対策:業務量や役割、残業の上限調整
  • Case2. 人間関係で適応障害
    原因:上司を中心とした人間関係
    対策:配属変更、業務分担の見直し、相談ルートの明確化

原因と対策を事前に整理しておくことで、復職後に同じ環境要因が再現されるのを避けやすくなります。

医療機関を受診している場合は、就業上の配慮事項を医師に相談することもできます。状況によっては診断書等に「勤務上の配慮」として記載してもらえ、会社と調整する際の根拠になります。

まだ言語化できていないストレス要因も整理する

自分では気づきにくい負担要因を整理したい場合は、「ストレスを感じる要素」を可視化するために「ミイダス」のコンピテンシー診断(無料)などのツールを参考にしてください。

ミイダスのコンピテンシー診断結果

ミイダスのコンピテンシー診断

ストレス要因は大きく3つ(職場環境、仕事内容、人間関係)に分類されるので、どの領域の負荷が高いかを把握しておくと、復職条件や次の職場選びの軸が明確になります。

職場環境によるストレス要因
ストレス要因説明
変化、混沌・先の予測できない環境に置かれる
・体制や仕事内容が急激に変化する
突発的な出来事・前もって計画を立てる時間がない
・アクシデントへの臨機応変な対応が必要
ハードスケジュール・厳しい時間制限とプレッシャーがある
・余裕のないスケジュールを強いられる
戦略や目標の欠如・どこを目指しているのかが不明確
・はっきりとした目標が与えられない
上下関係の厳しさ・命令や上下関係に縛られる企業文化
評価されない・目標を達成しても評価されない
・評価に対する対価がもらえない
ぬるま湯体質・結果が良くても悪くても評価が同じ
・周囲のやる気、向上心が低い
自主的にできない・仕事の進め方を決める権利がない
・独自性が発揮できない
意思決定に参画できない・物事が自分のいないところで決定される
仕事内容によるストレス要因
ストレス要因説明
高度な分析力・アウトプットに高いレベルを求められる
・論理的な根拠が求められる
知的要素の不足・知的好奇心が刺激されない
・興味のない仕事をする
ルーティーン・仕事の内容に変化が少ない
・定型業務を繰り返す
創造的機会の欠如・創造性を発揮できない
・新しいものを生み出せない
難しい局面での決断・必ず批判を伴う決断をする
・誰かの意見を否定する決断
人間関係によるストレス要因
ストレス要因説明
営業、交渉・商材を売ったり、交渉したりする
意見交換、調整・他者との意見交換や連絡が必要
人間関係の葛藤・意見や価値観が異なる人間がいる
・対人関係で緊張感がある
ドライな社風・ビジネスライクな付き合いを求められる
・あたたかさや慣れ合いがない
矢面に立つ・喜ばしくない事実を伝える損な役回りを請け負う
チームワークの強制・周囲の人間と同じ歩幅で動かなくてはならない
・一人で動けない
孤独な業務・長い間、一人で働く
・他者と連絡を取る機会がない

適応障害後の転職活動の進め方#Step2
復職後の勤務条件を検討する

休職を経て体調が回復し、主治医から復職可能と判断された場合は、次に復職後の勤務条件を具体的に検討します。

多くの場合は元の職場へ復帰しますが、人間関係や業務内容が発症要因だった場合は、同じ環境に戻ることで再発リスクが高まる可能性があります。

そのため、復職時には労働負荷を抑え、段階的に業務量を戻す配慮が重要です。具体的には、以下のような条件が検討対象となります。(参考:厚生労働省

例:復帰後の勤務条件
  • 短時間勤務(残業なし、時短等)
  • フレックスタイム制度の適用や制限
  • 負担が重くない業務(軽作業や定型業務)
  • 窓口業務、苦情処理業務などを避ける
  • 部署異動、出張制限、転勤への配慮
  • 管理職からスタッフ職への職務変更

あなたが適応障害を発症するに至った理由をふまえて、主治医と相談しながら、無理のない復職条件を整理し、企業側と調整することが重要です。

特に復職直後は、短時間勤務や業務負荷の軽い内容から始め、状態を確認しながら段階的に調整する方法が、再発防止の観点からも現実的とされています。

適応障害後の転職活動の進め方#Step3
産業医や職場と面談して復職する

主治医から「復職可能」とする診断書を会社へ提出した後は、産業医面談および職場(人事担当者や上司)との面談が行われるのが一般的です

産業医面談では、診断書の内容や現在の体調を踏まえ、就業上の配慮が必要かどうかを確認します。医学的観点からの確認が中心であり、過度に構える必要はありません。

一方、職場との面談は、復職後の働き方を具体的に調整する場となります。そのため、事前に以下の点を整理しておくと、話し合いが進めやすくなります。

事前に整理しておきたいこと
  1. 体調不良に至った主な要因(業務量・人間関係・働き方など)
  2. 復職にあたって必要な勤務条件や配慮事項
  3. 当面希望する業務内容や働き方

実際の対応は企業や職場環境によって異なりますが、産業医の意見や診断書の内容を踏まえながら「現実的な範囲で調整」が行われるケースがほとんどです。

適応障害後の転職活動の進め方#Step4
復職後に様子を見て転職活動を始める

復職後しばらく経過し、業務や職場環境に慣れても転職を検討したい場合は、転職活動を進めると良いでしょう。復職後1か月前後を目安に、体調や業務負荷、職場との相性を冷静に振り返ることが重要です。

再発リスクを抑えるためには、「転職先企業への深い理解」と「自身の客観視」が重要なので、転職のプロ(転職エージェント)に相談して、無理のないペースで進めることをおすすめします。

おすすめ転職エージェント
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次